球界トピックス

2月8日


 殺人投球クインテット結成! 達川コーチ、捕手陣に内角攻めを徹底指示!
星野監督,西本投手コーチ,織田裕二,下柳と、殺人投球が売り物のメンバーが揃い、他球団を震え上がらせている阪神だが、5人目のキーマンが存在した。元広島監督の達川バッテリーコーチだ。11日に古巣・広島との練習試合を控えているが、この日、達川コーチは捕手陣に対して「打者を打ち取るのに、内角を攻める事は当然。身内でやる紅白戦より、練習試合の方が(内角を)攻め易い」と、徹底した内角攻めを指示。広島監督時代にも、苫米地に対して、巨人へ亡命した江藤へのブラッシュボールを指示した前歴もある事から、古巣への躊躇などありはしないだろう。11日の試合でマスクを被る事が予想されている中谷も「僕にとっては1軍に生き残る大事な試合。ピッチャーにもどんどん内角を攻めさせますよ」と、殺人投球モードで臨む意向を示した。一方、かつてブラッシュボールを指示された広島・苫米地はそういう(殺人投球が大好きな)人ですから。相手にはしません。(自分が投げる事になっても)ブラッシュを投げる気はない」と、冷静に語った。

 コックス、再検査で軽症の診断! 手術敢行で開幕復帰可能!
前日のスライディング練習で右膝を痛め、開幕絶望か?と危惧されていた新助っ人・コックスだったが、どうやら開幕には間に合う気配だ。この日、宜野湾入りした山田チームドクターは再検査を行った結果「(前日の)病院の診断は間違いではないが、それは最悪の場合。回復には個人差はあるが、私は開幕には余裕を持って間に合うと思う」と診断を下した。「(手術を受けても)術後2週間でランニングが出来、4週間後には実戦に復帰出来る」と言う山田ドクターの勧めにより、12日にも「内視鏡による半月板損傷部分の切除手術」を受ける事が決まったコックスは早ければ13日にも沖縄へ戻って、リハビリモードに入る予定だ。期待の4番候補の早期復帰の見込みに山下監督は「思ったより軽く、復帰も早そうで良かった。ひとまず安心した」と、安堵の表情を浮かべた。

 新スポンサー・サイバーファームと契約! 「サーパス神戸」の名称は継続!
主力に逃げられ続ける状態に幻滅した穴吹工務店からファームのスポンサー契約を降りられたオリックスが、この日、新スポンサーとして、那覇市に本社を置くソフトウェア開発業のサイバーファームと契約を結んだ事を発表した。契約期間はウエスタンリーグ開幕日の3月29日から2005年11月末までの3季。チーム名は「サーパス神戸」からオリックスに戻る予定だったが、岡添球団社長は「元々、穴吹工務店のマンションブランド名だったが、今では、その枠を越えてファームのチーム名として深く受け入れられている」として、サイバーファーム側を説得。結局、サイバーファームがスポンサーを務める事自体で知名度を上げると言う状況に妥協した為、「サーパス神戸」の名称を継続させると言う、スポンサーから降りても、ただで宣伝し続けて貰える穴吹工務店にとっては好都合この上ない展開となった