球界トピックス

2月7日


 茂雄、2度目の視察! 川相幽閉策刺客候補・長田をベタ誉め!
「暇潰しキャンプ行脚」で真っ先に巨人を訪れ、去っていった筈の茂雄が前回、ロクに相手にされなかった事で憤慨したのか、またまた巨人のキャンプにやってきた。今回、目をつけたのはドラフト4巡目ルーキーの長田。入団当初から、手本にすべき名手・川相を完全無視し、一貫性のないコメントを繰り返すなど、茂雄を彷彿とさせる言動ばかりかましていただけあり、予想通り、茂雄とはフィーリングがぴったり合った模様。長田の特守を見守った茂雄は「グラブ捌き,フットワーク,守備の捕球体勢等、ソーサ元木以来、目を見張るものがありますね。2,3年後はレギュラーの中心でしょう、エヘヘヘ〜」本来ならば、あと5年はレギュラーを死守して当然の名手・川相にあてつけるかの様に語ったが、「(ヘッポコエラーを繰り返している)ソーサ元木以来…」では、誉めているのだか、けなしているのだか分からない。これに対して、権力のある者に媚びておく事が処世術と察知している長田「長嶋サンは意識しました。凄い方ですよね。憧れです。その長嶋サンを前に練習できて、光栄と言うか、嬉しいと言うか…」などと、持ち上げた。18歳の長田が茂雄の現役時代のプレーなど記憶にある筈もなく、リアルタイムで認識しているであろう茂雄の姿は「金満大補強で戦力を充実させながら、ヘッポコ継投,嫌がらせ采配等に終始して、V逸を繰り返したヘッポコ監督」でしかないだけに、あからさまなゴマすりに周囲は呆れ果てていた

 コックス、スライディング練習で右膝半月板損傷! 開幕一軍は絶望的!
4番候補として期待された推定年俸3億2000万円の大物新助っ人・コックスが開幕絶望の危機に陥った。この日、行われたスライディング練習で右膝を痛めて、病院へ直行した結果、「右膝外側半月板損傷で全治1ヶ月」の診断を受けたのだ。青山守備走塁コーチの「ケガ防止の為に正しいスライディングを身につけさせたい」と言う提案で敢行された練習だと言うのに、いきなり正しくないスライディングをかましてケガをするとは、何とも皮肉な展開だ。病院側は手術を勧めており、これを受けた場合は復帰まで2ヶ月はかかる見込みで開幕は絶望的。升永チーフトレーナー曰く「(手術を回避すれば)腫れがなければ、すぐにでも練習で出来る」との事だが、常に爆弾を抱えながらプレーする様なもの。8日に宜野湾入りする山田チームドクターによる再検査で手術を受けるかどうかを判断する予定だが、山下監督は「無理をして間に合わせるより、しっかり治す事がチームの為」と、コックスが開幕メンバーから外れる事を覚悟している様子だった。

 ポスト・ミラーに、元日本ハム・オバンドーが急浮上!
レッドソックス入りしたいが為に夫人の家庭の事情だの、北朝鮮の攻撃が怖いだのと、取ってつけた様な理由を並べ立て、来日を拒否している新助っ人・ミラーの獲得を断念する方向で決まった中日だが、ミラーに代わる新助っ人として、昨年まで日本ハムに所属していたオバンドーが急浮上している事が明らかになった。「この時期から来る外国人は、日本での経験がないと対応が難しい。経験のある選手になるんじゃないか」と言う山田監督の意向もあり、4年間、日本球界でプレーし、371試合で91ホーマーと実績十分のオバンドーに白羽の矢が立った。オバンドーは、現在、マーリンズとマイナー契約を結んでいるが、日本球界復帰を希望しているとの事で、正式にマーリンズに譲渡を申し入れる模様だ。パ・リーグで実績があっても、セ・リーグ移籍後は結果を残せない例が相次いでおり、既に完治していると言う報告が入っているとは言え、昨年は両膝の故障で苦しんだなど、不安要素は少なからずあるオバンドーだが、緊急補強を強いられている状況に贅沢は言っていられないだろう。

 ラミーレスの落札球団はヤンキース! 第2のソリアーノ狙いか!?
実績十分の大塚(近鉄)が失敗したポスティングシステムで、実績ゼロ同然ながら落札されたラミーレスだが、この日、コミッショナー事務局からの連絡により、名手・川相の必要性を訴える為に国外亡命を果たした今夜の松井さんが移籍したばかりのヤンキースが落札球団であると分かった。これからヤンキースとラミーレスの間で交渉が行われる事になるが、30日間以内に契約が合意に達すれば、ヤンキースから広島に落札金額の30万50ドルが支払われる事になる。ラミーレス同様、広島では殆ど実績がなかったにも拘わらず、大ブレークを果たしたソリアーノの例もあり、広島の高い育成能力を評価して、正に、2匹目のドジョウを狙った格好か!?