球界トピックス

2月6日


 木田画伯、副業先決定! ドジャースとマイナー契約!
アメコミ界再挑戦を懸けて渡米し、副業先を模索していた木田画伯だが、この日、野茂,石井の所属するドジャースとマイナー契約を結んだ事が明らかになった。年俸40万ドル(メジャー昇格の際には60万ドル=いずれも推定)の1年契約との事。木田画伯は「昨年1年間(漫画家特有の腰痛で)棒に振っていたので嬉しい。(似顔絵文化の乏しいアメリカで成功を収めると言う)夢を掴むチャンスを与えてくれた事に感謝したい」と笑顔で語った。今後は3月2日からベロビーチで行われるマイナーのキャンプに参加し、史上初の出戻り日本人メジャーリーガーを目指す。

 茂雄、暇潰しキャンプ行脚第2弾! 中村、人気回復へ必死の茂雄信者ぶり!
昨年、全球団を恐怖のどん底に突き落とした茂雄の「暇潰しキャンプ行脚」だが、巨人に続く第2弾として、この日、近鉄の日向キャンプが犠牲となった。昨年は9球団行脚しながら近鉄のキャンプにはシカトぶっこいていただけに、今回はアテネ五輪の代表監督として、はたまた右の鈍重大砲フェチとして、中村を引っこ抜きたいと言う下心が丸見え。一方、FA騒動でアメリカからは「パールバーバー以来の裏切り者」などと、とんでもない言われ様で大バッシングを浴び、日本でも大きく株を落とした中村はイメージ回復には茂雄信者ぶるのが一番と察知したか、ティー打撃で指導を受けたばかりか、ブルペンに視察している所まで押し掛けて、バットにサインをねだっては「家宝にします」とほたえ、挙げ句の果てに「(茂雄の)あのパフォーマンス,あの投げ方も真似をしようかな」などと、終始デレデレ。中高年の茂雄信者に対しては点数を稼げたとしても、茂雄をただのヘッポコ嫌がらせ監督としてしか認識していない若い野球ファンにはむしろイメージダウンになるだけである事など、全く気付いていない様子だった。

 ミラーの獲得断念が決定! 身分拘束飼い殺しの嫌がらせ攻撃を示唆!
レッドソックス入りすべく、中日と契約破棄したいが為に夫人の家庭の事情だの、北朝鮮の攻撃が怖いだのと、取ってつけた様な理由を並べ立て、来日を拒否している新助っ人・ミラーに対して、前日、伊藤球団代表が獲得断念を示唆するコメントを発したが、この日、白井オーナーが伊藤代表共々、沖縄キャンプを訪れ、首脳陣と話し合いを行い、正式に獲得断念する方向で決まり、説得の為に渡米している児玉渉外部長も帰国させる事となった。しかし、自ら希望した交渉を無断ですっぽかすなど、無礼な振る舞いの続くミラーの思い通りにさせる気はないらしく「契約解除は考えていない。日米両国の制度を照らし合わせて、契約を精査し、厳正な対処を考える必要がある。契約内容を聞いた所(ミラーのレ軍入りは)100%不可能ではないか」と、支配下選手として身分を拘束する事で飼い殺し、給料を払ってでもレッドソックス入りを阻む嫌がらせを画策している模様だ。とは言え、急遽、ミラーに代わる新助っ人獲得を模索する必要が出てきており、ミラーと同時に調査を進めてきたアレックス・オチョア外野手(30)を筆頭にリストアップを開始。これに対して、山田監督は「ミラーは4番候補として期待した最高の選手。今いる選手の中で4番を探せと言われても簡単にはいかない。右打者でレフト。今、2人の候補を調べて貰っている」と語った。

 垣内、居残り特打で柵越え連発! 和歌山県民会千葉支部結成へ弾み!
西武から移籍の垣内が、この日、居残り特打を敢行し、柵越え連発で首脳陣を喜ばせた。雀士東尾色を消したいからと厄介者扱いされ、原井と共に島流しに遭った事で和歌山県民会・千葉支部結成に燃える垣内は、県民会PRの為にもレギュラー獲りへ意欲満々。昨年は初芝の17本が日本人最高と言うロッテだけに、貴重な和製大砲の加入に山本監督もご満悦で「ずっと調子がいいようだね。キャンプ前に相当打ってきたんだろう」と顔をほころばせた。

 ラミーレス、史上4人目となるポスティングシステムでの落札!
この日、広島はコミッショナー事務局から通知を受け、ポスティングシステムにかけていたラミーレスが落札された事を発表した。入札球団は明かされていないが、入札額は30万50ドル。日本球界からポスティングシステムで落札されたのは史上4人目で、広島では同システムでの移籍第1号となったケサダ以来2人目。昨年、僅かに2試合に登板しただけのラミーレスが落札されたと言うのに、実績十分ながら完全に無視されてしまった大塚(近鉄)はただただ愕然とするばかりだった。