球界トピックス

2月5日


 茂雄、暇潰しキャンプ行脚始動! ルーキー・木佐貫、悪夢の接待投球!
昨年、全球団を恐怖のどん底に突き落とした茂雄の「暇潰しキャンプ行脚」がいよいよ始まった。今回はいきなり古巣・巨人の宮崎キャンプに現れた茂雄はまずブルペンへ。自由獲得枠で入団したルーキー・木佐貫は不幸にも早くも目をつけられ、接待投球を強いられてしまう事に…。一方、もう一人のルーキー・久保は「(茂雄が来た事など)集中していて、気付かなかった」と茂雄の存在を完全無視して、黙々と投げ続けるなど、肝の座った所を見せつけた。また、茂雄がアテネ五輪の代表メンバーに組み込もうと画策している上原は不快感を露わにして、ブルペンには姿を現さず、エアテントで遠投調整に専念。意外と相手にされなかった事に憤慨した茂雄は全体練習後に行われたマッスル千代の富士,江藤の特打を居残り視察し、相変わらずの訳の分からないアドバイスを連発して、二人を混乱させた茂雄がシメまくったが故に今夜の松井さんに亡命された事で連覇へ赤信号が灯っている巨人だが、またしても、茂雄に足を引っ張られてのV逸となってしまうのか!?

 ミラー、2度目の交渉すっぽかし! 伊藤代表、獲得断念を示唆!
中日との2年契約を破棄してレッドソックスに行きたいだけだと言うのに、夫人の家庭の事情だの、北朝鮮の攻撃が怖いだのと、取ってつけた様な理由で来日を拒否しているミラーは、この日、行われる筈だった児玉渉外部長との2度目の交渉を自分から希望したにも拘わらず、無断キャンセルする嫌がらせを敢行。代理人に連絡をとると「一晩中、説得したがダメだった」と無情な答えが返ってきたと言う。これを受けた伊藤球団代表は「この儘、ダラダラと話を続けても仕方ない。説得するのは極めて難しいと思う」と、事実上、ミラーの獲得を断念するコメントを残した。とは言え、安易に契約を破棄する気はなく「単に1球団だけの問題ではないし、日米の野球界に拘わる事なので慎重に対応したい。日本のコミッショナーと連絡を取り、一両日中に結論を出す」と、法的手段に訴える事も視野に入れた上で今後の対応を練る模様。尚、山田監督はこの展開に「会うと言って会わなかったり、来なかったり、俺は頭に来てるよ。野球にはルールがある。少年野球もメジャーも同じ。これを守らないのは許されない。筋道を立てて、出る所には出て貰わんと困る」と、怒りを隠せなかった。