球界トピックス

1月28日


 梨田監督、大塚に最後通告! ミーティング欠席なら戦力外!
ポスティングシステムによるメジャー移籍に失敗しながら、近鉄との残留要請を保留し続けている大塚に対して、梨田監督がついにぶち切れた。未だに交渉を行わっていない事から、春季キャンプの初日からの参加が微妙となってきている事について、「キャンプ初日はプロ野球選手の正月。31日のミーティングに来なければ、開幕どころか、今シーズン、大塚はいないものと判断すると最後通告。球団側は「態度を保留した儘の参加でも、途中からの参加でもいい」としていたが、梨田監督はチームの和を乱しかねない大塚の行動を容認するつもりはない様だ。「31日に(キャンプ地の)日向に来て『色々迷惑をかけました』と皆の前で頭を下げればいい」とタイムリミットに間に合えば、全てを水に流す意向だが、果たして、それまでに決着するのか!?

 斎藤タカシ、7億3000万円の3年契約で横浜残留!
FA宣言したものの、ササキ様(マリナーズ)のパシリに返り咲く夢を断念し、結局、横浜残留の意志を固めた斎藤タカシがこの日、横浜市内の球団事務所で交渉を行い、総額7億3000万円+出来高1億4000万円(いずれも推定)の3年契約を結んだ。春季キャンプ目前にして、ようやく去就が決まった斎藤タカシは「(ササキ様のパシリに返り咲くと言う)思いはそっとしまった。横浜で再出発し、優勝を目指したい」とコメント。山下監督からは先発への再転向を言い渡されているが、これについては 「(先発をこなしていた)3年前の体とは違うので、どこまで自分を追い詰められるか、勝負したい。当然、開幕投手は狙っていく」と、意欲満々。ハマのチンピラが相次ぐ公約破りで山下監督から三行半を叩き付けられているとあって、ライバルは昨年、ブレイクした吉見辺りになりそうだ。

 正捕手候補本命・実松、有鉤骨骨折で開幕マスクへ赤信号!
今季、正捕手候補として期待されている実松が骨折していた事が明らかになった。沖縄・名護で自主トレを行っていた実松だが、昨秋から覚えていた左手の違和感がここに来て増した事で検査を受けた所、骨折の疑いがあるとの事で緊急帰京。この日、都内の病院で精密検査を受けた結果、「左手有鉤骨骨折で全治4週間」の診断が下され、同病院で手術を受ける事になった。 当然、春季キャンプのメンバーから外れる事になり、 しばらくは鎌ヶ谷でリハビリモードに入る模様だが、この儘では、開幕に間に合うかも微妙となってきた。ジュビロ野口を阪神に放出した事で正捕手の大本命とされていた実松のリタイアにヒルマン監督は「非常に残念だ。痛手は大きいが、とにかく早く回復して欲しい」と顔を曇らせた。これにより、二軍スタートの予定だった荒井を急遽、一軍キャンプのメンバーに昇格させる事が決定。第2捕手要員として阪神から獲得したSAMにも一気に開幕マスクの目が出てきた