球界トピックス
1月18日 マスターズ・リーグ:名古屋4−8福岡 札幌1−1大阪
茂雄、講演会でイカレ発言連発! ノムさん、嫌味全開のぶち切れモード!
五輪開催2年前にして早くもメダルを放棄すると言う狂気の人事で、アテネ五輪の日本代表監督に選ばれた茂雄がこの日、幕張メッセでの全日本野球会議の指導者講習会で講演を行った。「指導者に求められるもの」と言うテーマを与えられた茂雄は「大舞台で勝つ為には、(高卒,左打者,おっさん顔,三塁手,アジア圏外国人以外の)選手に愛情を持って、(高卒,左打者,おっさん顔,三塁手,アジア圏外国人には)厳しく指導を」「小さいお子さんの指導も妥協してはいけない。甘やかすのは(一茂の様になってしまうので、今、思えば)反対」「監督は(嫌がらせ)采配で選手に(監督から嫌われた時の)厳しさを認識させるべき」「試合前にする話は(あやしげな英語を交えてダラダラと引っ張ったりせずに)簡潔な方が効果的。1分以内で端的に」などと、説得力のないコメントを連発。また、巨人監督時代にシメてシメてシメまくった事が起因となり、名手・川相の必要性を訴えるべく命を懸けて国外に亡命してしまった今夜の松井さん(ヤンキース)については「(高卒で左打者でおっさん顔の生え抜き三塁手だったので)誉めた事はただの一度もありません」と、いけしゃあしゃあと言ってのけ、場内を凍り付かせた。この茂雄の講演会に出席していたシダックス監督のノムさんは「アマ指導者の講習会なのに、(金満大補強で培われた)強力な巨人をベースにしていて、どう置き換えていいか困る。社会人のレベルと二軍のレベルは大体同じなのだから、どういう風に二軍選手を見出していったのかを聞きたかった(が、二軍から戦力を引き上げるのではなく、よそから安易にかっさらう事しか頭にないこの男にそれを求めるのは無理と言うものだ)」と一蹴。更に、最も疳に触ったと言うのが「決してプレーヤーをなじったり、叱ったりする事を避けてきた。『お前のエラーで負けた』なんて言ってはいけない。選手にはプライドがある」などと言うホラ話。茂雄の試合後のコメントと言えば「勝てば自分のおかげ、負ければ選手のせい」に要約されると言っていいくらいだったのだから、ノムさんがぶち切れるのも無理もないだろう。「一番聞きたかったのは、組織,リーダー,育成、こういった思想哲学。それが聞けなかったのが残念。(話は簡潔な方が効果的などと言っておきながら)相変わらず彼独特の言い回しで結論が出なくてイライラしましたわ」と不快感を露わにしたノムさんは「『自分ならこう考える』そういった意味では勉強になりました」と嫌味全開で締め括り、改めて茂雄を反面教師とする方針を示した。