球界トピックス

1月16日


 パ・リーグ、2004年からプレーオフ制実施へ!
この日、東京・芝のホテルでパ・リーグのオーナー懇談会が開かれ来年からプレーオフ制を導入する方向となった。水島新司の呪いに冒され、主力級がメジャーやセ・リーグへ次々と逃亡。日本シリーズやオールスターでの対戦成績でもセ・リーグとは水を空けられる一方と、衰退の一途を辿るばかりの状況を打破すべく、かねてよりの懸案事項として挙がっていたのがプレーオフ案。具体的なシステムについては、2月18日の理事会にて煮詰める予定だが、この日の会議で積極的な反対派がおらず、実施自体は確実視されている。議長を務めた近鉄・田代オーナーは「2004年から導入の方向で研究、検討する。いかにしたらファンの支持を得られるかです」とコメントを残した。

 山崎、入団発表で30発宣言! 背番号は「5」に決定!
平井との交換トレードで、中日からオリックスへ電撃島流しとなった山崎がGS神戸で入団発表を行った。ハワイでの自主トレを終え、日焼けした顔で会見に臨んだ山崎は「期待される中で野球がしたかった。4、5番を打つつもりでやっていく。30本塁打以上は打って、チームを引っ張りたい。中日を見返したい気持ちもある。『何で山崎を出したんだ』と言われる様に頑張りたい」と、昨年、僅か2本しか打っていないにも拘わらず、どでかい目標を宣言。背番号は「5」に決定すると、「一桁は嬉しい(中日時代は「22」)」と笑顔を見せた。

 五十嵐亮、包丁で右手中指切断! 全治1ヶ月でキャンプ二軍スタート!
五十嵐亮が右手中指に全治1ヶ月のケガを負っていた事が明らかになった。14日の夜、自宅の台所で包丁を洗っていた際に、誤って右手中指の甲側の腱の一部に届く程、深く切断してしまう大チョンボ。翌15日に都内の病院で手術を受け、4針縫ったと言う。キャッチボールを再開出来るまで、1ヶ月はかかる見込みで春季キャンプの二軍スタートも決定的となった。となった。プライベートでの不注意なケガに五十嵐亮は「ショックです。なるべく早く治して開幕に間に合わせたい」と茫然自失。一方、若松監督も「トレーナーは開幕に間に合うと言っているが、1ヶ月後にどれだけの球を投げられるのか。(完治するまで)走り込んで下半身を鍛えて貰うしかない」と中継ぎエースのリタイアに辛辣な表情を浮かべた。