球界トピックス

1月9日


 今夜の松井さん、エロ本持参で亡命先へ出発!
名手・川相の必要性を訴える為、命を懸けて国外亡命を決意した今夜の松井さんが、この日、亡命先での就職先となるヤンキースと正式契約を結ぶべく、約500人のファンが見送られながら、成田空港から渡米した。今回の渡米はメディカルチェックや住居探し,そして入団会見等、強行日程となる為、悠長に練習をしている時間はない模様だが「時間を見つけて出来る事があればやりたい」とバットとグラブを持参。また、移動中の機内では「なるべく睡眠をとりたいが、眠れなければ本でも読みます。野球関連の本を3,4冊持ってきました。あとエロ本も!と得意の下ネタを炸裂させ、日本を後にした。

 斎藤タカシ、進路決断へカウントダウン! 21日までに決断の方針!
FA宣言し、アメリカに渡ってササキ様(マリナーズ)のパシリとなるか、今まで通り、横浜の守護神に収まるかで揺れている斎藤タカシがこの日、アナハイムでの自主トレを行うべく、渡米した。既に、代理人の水戸弁護士が渡米しており、レンジャーズ,レッドソックスとの交渉を煮詰めている段階。斎藤タカシは「(21日に)日本に戻ってくる時には、すっきりした気持ちで(進路を)報告出来ると思う」と語るなど、悩み抜いた進路をいよいよ決断する方向で、アメリカ滞在中に両球団と接触する可能性も示唆した。一方、斎藤タカシの残留の可能性が微妙な状態とあって、横浜は新助っ人として、ロッキーズ傘下の3A・コロラドスプリングズのマット・ホワイトサイド投手(35=183cm,93kg 右投右打)の獲得を発表。レンジャーズ,ブレーブス等でメジャーを経験しており、メジャー通算18勝15敗9Sの実績を残しているホワイトサイドに対して、山下監督は斎藤タカシが移籍ならストッパー、残留なら先発で起用する方針を示した。尚、背番号は「32」に決定。

 FA補償金改革を検討! 完全撤廃ではなく削減の方向へ!
この日、東京・内幸町のコミッショナー事務局会議室でプロ野球実行委員会が開かれ、FAの補償金制度改革について話し合った。補償金制度はFAで選手を獲得した球団が、その選手の年俸×1.5倍(旧所属球団が人的補償を選択した場合は年俸と同額)を旧所属球団に対して支払うものだが、この存在により、ナベツネ&茂雄の暗黒コンビで鳴らした巨人に代表される金満球団しか獲得に動けない状態となっており、労働組合・日本プロ野球選手会は完全撤廃を要求。しかし、依然として、経営者側が難色を示しており、とりあえず、削減する方向で進める事を確認するに留まった