球界トピックス

12月25日 マスターズ・リーグ:福岡2−6名古屋


 ハマのチンピラ、日本人選手最長の6年契約!
FA残留が決まっていたハマのチンピラ・三浦が契約更改交渉に臨んだ。例年、銭ゲバぶりを発揮している三浦だが、今季は右肘を痛めた事でトーンダウン。これに対して、球団側は年俸総額12億円+出来高4億円(推定)で日本人選手では破戒僧・清原(巨人),片岡(阪神)を上回る史上最長の6年契約を提示し、合意に至った。年齢を考えると、実質的に終身雇用に近い内容と言えるこの契約に三浦は「(6年契約は)希望通り。(生涯)横浜一本と決めていたし、納得した」と満足気。しかし、ファンの関心は三浦が横浜で選手生命を全うするか否かなどと言う事にあらず、谷繁にメッタ打ちを食らったが故の公約の罰ゲームを守るか否かの1点に集中している

 上原、まんまと2000万円上積みゲット! 悲願の大台2億到達!
この日、東京・神田錦町の球団事務所で上原が2度目の契約更改交渉を行った。前回は8400万円アップの1億9000万円(推定)を保留し、徹底抗戦を示唆していた上原に対して、球団側は何と2000万円も上乗せした2億1000万円(推定)を提示。最低目標としていた2億の大台を越えた事で、上原は渋々ながらも妥協してサイン。交渉後の会見では「満足していたら、もっと笑顔だと思うんですが…。どちらかが折れないといけないし…」と、5年目としてはマッスル千代の富士(巨人),鈴木一朗(当時オリックス)を越える史上最高額をゲットしたとは思えない釈然としない表情を見せていた。

 岩村、4500万円増で一発サイン! 来季はトリプルスリー宣言!
プロ入り初のフルイニング出場を果たした岩村が東京・新橋の球団事務所にと、代理人同席で契約更改交渉に臨んだ。ベストナイン,ゴールデングラブに輝くなど、攻守に渡って、成長ぶりを発揮した事で球団側は「ペタジーニ以上の野手最高の査定」として、4500万円の1億3000万円(推定)を提示すると、岩村はこれに一発サイン。「今季は合格点だが、まだまだ秘めた可能性を持っている事を信じてやるので納得していない。来年はトリプルスリーを成功させたい」と意欲を見せた。