球界トピックス

12月16日


 穴吹工務店、二軍スポンサーから撤退! 「サーパス神戸」消滅へ!
この日、オリックスは二軍のチーム名を「サーパス神戸」から、本来の「オリックスブルーウェーブ」に戻す事を明らかにした。オリックスの二軍は独立採算を目指し、あなぶきんちゃんが自慢気に数ヶ国語(ただし意味は全て「アフターサービス」)をほたえまくるサーパスマンションのCMでお馴染みの穴吹工務店をチームスポンサーに2000年から「サーパス神戸」と名称を変更していたが、来年の1月いっぱいで3年間のスポンサー契約が満了。この3年間でオリックスは星野伸(阪神→引退),鈴木一朗(マリナーズ),アリアス(阪神),ハイツ田口(カージナルス),加藤(近鉄)と、次々と主力に逃げられ、阪急からの生き残りだったベテラン藤井も今季で引退となり、人気面では野球とは無関係の部分で松田さんの「YAWARA!」効果におんぶにだっこの有様。しかも、助っ人をシメまくる事に執心するばかりの石毛監督のアミダ野球炸裂で39年ぶりの最下位に沈み、観客動員も下がる一方とあって、球団の将来に絶望したのか、穴吹工務店は契約の更新を拒否した為、チーム名も戻さざるをえなくなった。これに対して、岡添裕球団社長は「やっと地元に慣れ親しんで戴いた所なので残念だが、メジャー(一軍)とファームを差別化出来て、意味があった」と前向きなコメントを残し、今後も新たなスポンサーを模索する方針を示した。

 メッツ、中村に1000万ドル上乗せ! オルドネス放出で資金捻出!
この日、メッツはFA宣言している中村に対して、総額1500万ドル(推定)の3年契約を提示した事が判明。メッツは14日に総額500万ドル(推定)の2年契約を提示していたが、近鉄,阪神の半額近い提示に不満を漏らした中村側は17日の阪神との交渉までに国内球団に近い条件となる上乗せがなければ、交渉決裂を示唆していた。贅沢税対策もあり、僅か2日での大幅な上乗せは考え難く、決裂必至とも見られていたが、メッツは年俸900万ドル(推定)のオルドネスを金銭トレードで放出する事を決めた他、同じく獲得を狙っている今夜の松井さんがヤンキース入りに傾きつつある状況も手伝って、中村獲りへの資金に余裕が出来た模様。基本年俸は国内の方が上回っているものの、オプションを含めた総額ではメッツが上回る事となり、中村の去就はいよいよ混沌としてきた。

 新助っ人・エチェバリアの獲得を発表!
オバンドーに代わる新助っ人を獲得すべく、米ウインター・ミーティングに出席している小嶋オーナー代行が代理人との交渉により、カブス所属のエンジェル・エチェバリア外野手(31=188cm,103kg 右投右打)と年俸1億円(推定)の1年契約を結んだ事を発表した。エチェバリアはメジャー通算328試合で打率.280 21本 90打点。今季はシーズン途中からメジャーに昇格し、50試合で打率.306 3本、21打点の成績を残している。

 岡本、3時間半の粘り腰! 悲願の大台クリアに大満足!
前半戦はリハビリモードの守護神・大塚の穴を埋めるストッパーとして、大塚の復帰後はセットアッパーとして、チーム最多の65試合に登板するなど、活躍した岡本が契約更改交渉を行った。いきなり1億の大台を提示された岡本だったが、これで妥協せず、3時間半にも渡るロング交渉で1000万円の上乗せを勝ち取り、3700万円アップの1億1000万円(推定)でサイン。粘り勝ちの岡本は「入団時には考えられなかった数字。長時間、粘った甲斐がありました」と喜びを表した。