球界トピックス

12月11日


 松田さん、婚約間近の大昇給! 球団史上2人目の2億突破!
田村亮子との婚約へカウントダウンとなった松田さんが、GS神戸内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。深刻を極めた貧打線で最下位戦線を独走したオリックスにおいて、一人気を吐き、.326の高打率をマークし、初の盗塁王に輝いた事を評価した球団側は6000万円アップの2億円を提示(推定)。これに対して、松田さんは「チームが落ちている中でも評価してくれた。やった甲斐がある」と一発サイン。2億の大台到達は京都の花札屋に買収されて国外亡命した鈴木一朗(マリナーズ)以来、球団史上2人目

 プロ野球実行委員会、FA制度改正へ本格的検討!
この日、東京・水道橋のホテルでプロ野球実行委員会が開かれ、FA制度について、議論が交わされた。労働組合・日本プロ野球選手会からは海外移籍よりも期間を1〜2年短縮しての国内移籍限定FA制度の導入,12球団監督会議では戦力格差を縮小すべく1シーズンの獲得人数削減,補償金撤廃案が出されるなど、各方面から改正の要求が出ている事を受け、来季からの改正も視野に入れたシステム見直し策の本格的検討を確認。26日にも再度話し合いを行い、改正草案を論議する事となった。

 山村、42%の大幅ダウン! 3年目にして非情の最後通告!
山村が福岡市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、440万円ダウンの600万円(推定)でサインした。右肘痛により、一軍未登板なばかりか、二軍ですら僅か1試合に投げただけとあっては、野球協約の規定上限である25%を上回る約42%の大幅減給も受け入れるしかなかった。しかも、佐藤取締役からは「結果が出せなければ、来年が最後だ」と、2年前のドラフト1位でありながら早くも最後通告を言い渡される始末。リハビリモードから脱却を余儀なくされた苦しい状況に山村は「自分の責任だと思うし、球団の評価が正しいのかな」と沈痛な面持ちで語った。