球界トピックス

12月6日


 土井代表、尻出し芸を一蹴! 春風亭半ケツ、大台届かず怒りの保留!
この日、契約更改に臨んだ春風亭半ケツが3000万円アップの年俸8000万円(推定)の提示に「倍くらい(1億)を目標にしていたのに、どう評価されているか分からない。3年間ケガなく、ローテーションを崩さないでやってきたと言う上原も出来なかった事を評価して貰いたい」と怒りの保留。茂雄の川相幽閉策とヘッポコ継投により、幾つも白星を粉砕された事で2年連続9勝止まりだった春風亭半ケツだったが、今季は待望の10勝をマークした事で徹底抗戦の構えだ。これに対して、土井球団代表は「球団としては(査定は)見直しません。給料は選手が決めるものじゃない。今日は話し合いまでいっていないから、次回はまた同じ所)から」と妥協する気は毛頭ない模様。しかも「ビールかけでのお尻出し? そういうのは関係ない」西武・伊原監督を不快感の極みに陥れた一発芸についても、一蹴した。

 ヤクルト・寺村を金銭トレードで獲得!
ポスティングシステムでのメジャー挑戦が決まっている大塚に対する米国コミッショナーからメジャー全球団への公示が、週明けにも行われる事が明らかになったこの日、近鉄はヤクルトから寺村友和投手(28)を金銭トレードで獲得した事を発表。大塚の抜けたストッパーの穴は当面、岡本で埋める事になりそうだが、岡本が抜ける事で手薄になる中継ぎ陣の補充要員として寺村に白羽の矢が立った模様だ。足高球団取締役は「ヤクルトで伸び悩んでいたので、こちらからお願いした。スピードボールもあるし、中継ぎの中で期待している」とコメントを残した。  

 伊良部クラゲ、正式入団決定! ストッパー候補として期待!
11月にレンジャーズを自由契約にされた伊良部クラゲの阪神入りが、この日、正式に決定。阪神は結果を残しながらも解雇したバルデス(以後、中日が獲得)に代わるストッパー候補として、早くから伊良部クラゲの調査を行ってきた。レンジャースでストッパーを務め、チーム最多の16セーブをあげる活躍を見せていた伊良部クラゲは7月に肺付近の動脈に血栓が発見されてからは治療に専念しており、アメリカでのメディカルチェックの結果待ちの状態だったが、検査の結果、問題なしと判断された事で入団の運びとなった。