球界トピックス

12月4日


 リハビリモードからの復活! 緒方、3年ぶり昇給に一発サイン!
この日、リハビリ三羽烏の一角・緒方が広島球場内の球団事務所で契約更改交渉を行った。ここ2年、右膝,右足首の故障によるリハビリモードに陥り、ダウン提示が続いていた緒方だが、今季は同じくリハビリ三羽烏の求道者・前田と共に3年ぶりの規定打席に到達するなど、リハビリモードから復活。これを評価した球団側から2000万円アップの1億3000万円(推定)を提示されると、納得の一発サインとなった。それでも故障で100%の働きが出来なかった事には納得していないのか「守りで期待に応えられなかった。年齢も(チーム内で)1番上の組になるし、来年もう1回やらなくちゃいけない。来季も野球が出来ると言う喜びを支えにしたい」と語り、来季の完全復活を誓った。
 九州共立大・新垣、仮契約! ダイエー、全指名選手と仮契約終了!
自由獲得枠での入団が内定していた九州共立大・新垣渚投手(22)が、この日、福岡市内のホテルで小川編成部長ら交渉を行い、規定上限の契約金1億円+出来高5000万円,年俸1500万円(推定)で仮契約を結んだ。三輪田スカウト部長の自殺と言う悲劇を引き起こしたオリックスの愚かな強行指名により、4年もプロ入りから遠ざかったものの、4年前同様に高い評価を受けている新垣は 「40歳まで150kmを投げられる投手になりたい(同じく自由獲得枠で入団の)和田と切磋琢磨してレベルアップすれば、チームにいい影響を与えられると思う」と抱負を語った。これで今季、ダイエーが指名した7選手は全て仮契約を済ませ、10日に入団発表が行われる事となった。