球界トピックス

11月23日


 今夜の松井さん、東京ドームで最後のユニフォーム姿を披露!
この日、東京ドームにてファン感謝イベント「ジャイアンツファンフェスタ」が行われた。名手・川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命を決意した今夜の松井さんは東京ドーム最後の行事として、ユニフォーム姿を披露。イベントのラストでは極秘裏に計画していたナインからの胴上げを受けると、場内を一周しながら、「松井さんコール」で沸き上がる大観衆に別れの挨拶を告げた。「10年間プレーした球場だし、もうここでプレー出来ないと思うと、多少の寂しさはある」と言いながらも、「いつまでもそんなこと言ってられない。やるだけです。それ以外にない」と、既に、想いは亡命先に飛んでいる様だ。また、ヤクルトを退団したペタジーニを獲得すると言うフロントの安易な補強策に、亡命を決意した甲斐が全くなかった事を憂いている様で「ジャイアンツは若い選手が育ち、魅力あるチームになっている(と言うのに、ペタジーニなど獲ってしまっては、また若い芽を摘む事になる)。これからも(川相さんの積極的起用さえすれば)みんなに愛されるチームであり続けると思います(が、茂雄の陰謀により、ファンから見放される一方でしょう)」と巨人の凋落を危惧していた。

 斎藤タカシ、ドジャースと初交渉! 横浜退団は時間の問題か!?
横浜からFA宣言した斎藤タカシの代理人・水戸弁護士が、この日、ドジャースと初交渉を行った。横浜スタジアムで行われたファン感謝デーに参加していた斎藤タカシは、イベント後、水戸弁護士から「数年前から調査して高い評価をしている。ドジャースはクラブハウスのムード、つまりどんな人物を仲間にするかを大事にしており、(斎藤タカシの)人柄も評価している」と言うドジャース・興梠社長補佐の高い評価を聞かされると、「夢のような話。(初めに交渉した)ブレーブスと同じくらい名門で非常に嬉しい。ドジャーブルーのユニホームに憧れがある。(メジャーからの)オファーがある度にリアリティーが増してくる」とメジャー行きに心が傾いている様子を見せた。ササキ様のパシリに返り咲くには、マリナーズが理想なのは言うまでもないが、ロサンゼルスもシアトルと同じく西海岸。東海岸のアトランタ(ブレーブス)と比べれば、ササキ様から、突然「コーヒー飲みてぇ〜」と電話がかかってきても、遙かに楽に届ける事が出来、地理的には有利と言える。ドジャースからの条件提示は明かされなかったが、横浜残留の可能性はますます遠のいた雰囲気だ。