球界トピックス

11月22日


 新たな幽閉策刺客・長田! 秋山のバック宙パフォーマンス披露を宣言!
名手・川相の新たなる刺客として、ドラフト4巡目で指名された東海大望洋・長田昌浩内野手(18)が、この日、末次編成部長と藤本スカウトから指名挨拶を受けた。会談後、取材を受けた長田は「僕もバック転とバック宙が出来るんです。秋山さんみたいなパフォーマンスもいいですね。許される時が来たらやってみたいです」と、今季限りでユニフォームを脱いだ秋山(ダイエー)が西武時代に見せたバック宙ホームインを目標にしている事を明らかにした。「(体が)なまって出来なくなるといけないですから、今でもやってますよ」と、野球の練習をそっちのけで、バック転の練習に時間を裂いている様だが、名手・川相の高く分厚い壁はロンダート〜後転飛び〜後方宙返り程度の低難度技で打ち破れるものではない。世界記録を打ち破らんとする川相に対抗するならば、最低でも、床で壁とされている三回宙くらいはマスターしなければならないだろう。スーパーE難度の伸身二回宙二回ひねりを持ってしても川相の芸術的な職人技には遠く及ばないとされているだけに長田の道程は険しいものになりそうだ。尚、27日にも仮契約を結ぶ事になる予定との事。

 SAM・伊達←→下柳・中村の交換トレードが成立!
水面下で交渉が行われていた阪神最後(?)の粛清人事、SAM,伊達と日本ハム・下柳,中村の交換トレードがついに合意に達し、この日、両球団から発表された。ジュビロ野口の獲得により、余剰戦力となったロートル捕手のSAMはともかく、来季の躍進を感じさせる活躍を見せた伊達を放出してまで、下柳獲得を目論んだのは、言うまでもなく、「スナイパー」としての適性の高さに目をつけたに他ならない時間が経つに連れて、痛みが増していくと言う「死神ボール」は、あの鈴木一朗(マリナーズ)をも恐怖のどん底に陥れ、国外亡命を決意させた戦慄の魔球。しかも、今オフから内角をえぐるシュートを武器にしていた西本聖氏が投手コーチとして入閣しており、星野監督との恐怖の殺人投球トリオが結成される事になる。下柳獲得の報を受けた星野監督は「昔(中日監督時代)も獲りにいった事がある下柳の加入は(他球団…、特に、巨人の主力打者を抹殺するにあたり)非常に心強い。タフさと、何より(殺人)ピッチングが好きな男やからな」とご満悦。日本球界の至宝であり、連続試合出場を続けていた今夜の松井さんには迂闊にぶつける訳にはいかなかったが、名手・川相の必要性を訴えるべく国外亡命を決意した事により、最早、巨人に対しては何の遠慮もいらない状況だ。これで織田裕二と並び、左右のスナイパーが君臨する事になった阪神は果たして、来季、何人の打者を血祭りにあげるのか!? 一方、日本ハムは水島の呪いに取り憑かれている下柳の放出は願ったり叶ったりで、しかも成長著しい伊達まで貰えるとあって、あまりの申し訳なさに中村までおまけでつけてしまう程。入団僅か2年目で放出されれる事となった伊達は「2年間はあっという間に過ぎた。(トレードは)いいチャンスだと思って頑張りたい。ファイターズでは先発ローテの一角に食い込みたい」と新天地での躍進を誓った。

 メカゴジラ、1000万円ダウンも一発サイン!
正月映画「ゴジラ×メカゴジラ」で、最後の巨人のユニフォーム姿を披露する今夜の松井さんと夢(?)の競演を果たす佐伯がこの日、契約更改に臨んだ。例年、銭ゲバぶりを遺憾なく発揮している佐伯だったが、今季は故障の影響から僅かに62試合の出場となった事で有利な材料が全くなく、1000万円ダウンの1億円(推定)の提示に一発サイン。折角、獲得したFA権も恥ずかしくて行使出来ない今オフを振り返った佐伯は「チームの足を引っ張り責任を感じている。(来季は)FA権を使うなら移籍、残留なら使わない」と語った。