球界トピックス

11月13日


 近鉄、FA中村に必死の残留交渉! 6年36億提示も結論は保留!
FA宣言した中村に対して、この日、大阪市内のホテルで近鉄・足高球団取締役が残留交渉を行った。約2時間にも渡るロング交渉の中、6年36億円(推定)+出来高とも言われる球団側の条件提示に対して、中村は「球団の誠意は伝わってきた。満足のいく数字。今まで日本にない様な数字の提示を受けたと思っている」と言いながらも、他球団とも交渉を行う構えでいる事から、結論を保留。巨人,阪神だけでなく、メジャーからのオファーも予想されているが「楽しみであり、不安でもある。簡単には結果は出ない」と慎重な姿勢を見せた。守護神・大塚のポスティングシステムによるメジャー行きが決まっており、この上、主砲にまで抜けられてはたまらない梨田監督は「チームを強くする為には…と言う前向きな発言が出ていると言うのは良い事だと思う。戦力的にノリなしには計算できない。ノリに残ってもらって、日本一になれる様な強いチームにしていきたい」と中村の残留を熱望している。  

 キュラソ星人と初交渉! 星野監督出馬で15日にもスピード合意か!?
FA選手との交渉が解禁となったこの日、阪神は広島市内のホテルでキュラソ星人との入団交渉に臨んだ名手・川相の必要性を訴える為に今夜の松井さんの国外亡命が決まった巨人も獲得に動く可能性が噂されていたが、ここに来て、優先順位はペタジーニ(ヤクルト)>中村(近鉄)>他となっている模様で、この隙にサッサと獲得を済ませてしまいたい阪神は3年10億(推定)を提示15日にも再交渉の席を設け、星野監督の直接出馬でスピード合意を狙っている。これに対して、キュラソ星人は「会社として全力を挙げて優勝を狙うと言う姿勢に惹かれた。その中に入って出来ればいいなと思う。結論はまだ出ていないが、前向きに考えていきたい。あとは星野監督の情熱を聞かせて貰い、それで決まるかもしれない」と好感触だった事を示唆した。