球界トピックス

11月6日


 ガラスのエース・伊藤、ついに戦力外通告! 現役への未練に結論は保留! 
手術マニアとして誉れ高いガラスのエース・伊藤が、ついに戦力外通告を受けた事が明らかになった。先月24日、コスモスリーグで1年半ぶりの実戦マウンドに立ちながら、僅か9球で右肩に違和感を覚えて降板した事で現役続行が危ぶまれていたが、この日、球団側から次の就職先として、ヤクルト本社への転職を勧められたと言う。これに対して、伊藤は結論を保留。「(まだ現役で)やりたいけど、今は言える立場ではない」と現役に未練は断ち切れない様子だった。

 若大将・原監督の後輩・久保(東海大)、自由獲得枠で入団内定!
名手・川相の必要性を訴える為に今夜の松井さんが命を賭けて国外亡命を決意した事により、早くもV2へ赤信号が灯っている巨人はこの日、東海大の久保裕也投手(22)を自由獲得枠で獲得する事を内定させた。東海大で行われた入団交渉では規定上限の契約金1億円+出来高5000万円,年俸1500万円(推定)の条件で合意した模様。首都大学リーグでは通算防御率1.06と言う抜群の安定感で33勝をマークし、MVPを4度も獲得するなど、華々しい活躍を見せた久保は140km後半の速球とキレのある変化球が武器。報道陣の取材に久保は「大学の大先輩の若大将・原監督の下で野球をやりたかった。1年目で一軍を目指す」と層の厚い巨人投手陣の中での躍進を誓った。

 慶応大・長田、入団内定! 同期生・松坂に早くもライバル意識!
この日、西武は慶応大の長田秀一郎投手(22)を自由獲得枠を使っての獲得を決めた。楠城スカウト部長らが慶応大野球部合宿所で入団交渉を行い、契約金1億円+出来高5000万円,年俸1500万円(いずれも推定)で合意した模様。長田は140km後半の速球を武器に東京六大学リーグで通算12勝を挙げた本格派右腕で8日からキューバで開催されるインターコンチネンタル杯の日本代表にも選ばれている。高校時代は鎌倉学園のエースとして、横浜高の霊感投手・松坂と神奈川県予選を争った長田は「(松坂は)高校時代は雲の上の存在だったが、追いつける様に頑張りたい。西武の投手陣は凄い人が多いので、吸収出来るものが一杯ある。将来は桑田(巨人)さんの様な投手になりたい」とコメントを残した。尚、西武は4日に法大の後藤武敏内野手に対して、自由獲得枠を使っており、これで上限の2枠を早くも使いきった。

 関西No.1右腕・杉山(龍谷大)、規定上限で合意! 新人王へ意欲!
阪神はこの日、龍谷大の杉山直久投手(21)と入団交渉を行い、契約金1億円+出来高払い5000万円,年俸1500万円(いずれも推定)で合意し、自由獲得枠で入団する事が内定した。MAX150kmの剛腕・杉山は関西六大学リーグでノーヒットノーラン1度を含む通算15勝をあげるなど、関西大学球界No.1投手と呼び声が高く、早くも即戦力としての期待を受けている。記者会見の席で杉山は「縦縞のユニフォームは小さい頃からの憧れ。新人王を目指したい」と抱負を語った。