球界トピックス
11月5日
若大将・原監督、満場一致で「正力松太郎賞」初受賞!
この日、プロ野球の発展に貢献した選手や監督に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が開かれた。野球解説者のドン川上氏,西本幸雄氏,藤田元司氏,稲尾和久氏と、野球ジャーナリストの田口雅雄氏の5人の選考委員の満場一致で、水島の呪いに取り憑かれた西武の自滅に助けられた事により、巨人を2年ぶり20度目の日本一に導いた若大将・原監督の初受賞が決定。茂雄が死力を尽くして圧力をかけてきた事により、名手・川相の積極的起用こそ阻まれたものの、同じく茂雄暗黒政権時に激しい弾圧を受けていた桑田,清水を飼い殺しモードから解き放ち、河原もストッパーとして再生させた事が高く評価された模様。
中村、ついにFA宣言! 移籍濃厚で巨人・阪神の争奪戦必至!
去就が注目されていた中村が、この日、FA権行使の申請書を球団に提出した。大阪市内のホテルで記者会見に臨んだ中村は「今まで育ててくれて感謝もあるし、近鉄愛は自分の中にまだまだある」と言いながらも「中村紀洋と言うブランドをまず考え、近鉄で終わらせていいのか、色々な野球を経験するのもプラスじゃないかと思った。自分の評価を色々な球団に聞きたいが、それは(FA)宣言しないと聞けないから」と移籍の可能性を示唆。名手・川相の必要性を訴える為、国外亡命と言う苦渋の選択をとった今夜の松井さんが離脱する事で巨人が金満攻勢をかけてくるのは必至で、阪神も積極的に獲得に動いている状態だが「自分の耳には入っていない。新聞紙上で書かれて僕も戸惑っているが、希望球団はない。まずはゼロからのスタート。(条件は)お金じゃなく、野球人として自分のベストを見せ、極めたいと思っているのでそれが出来る所」と淡々と語った。
斎藤タカシ、FA権を行使! ササキ様を追って、メジャー進出か!?
ぶっちぎりの最下位となった事で強気に出られる材料がなく、例年の銭ゲバぶりがなりを潜めている横浜の主力陣だが、そんな中、この日、守護神・斎藤タカシが代理人の水戸重之弁護士を通して、FA権行使の申請書をコミッショナー事務局に提出した。横浜はFA権を行使しての残留は認めない方針とあって、移籍はほぼ確実。報道陣に対して、斎藤タカシは「FA権を行使せずに野球人生を終えると、わだかまりを持った儘になる。それにメジャーと言うものがなければ、ここまで悩む事はなかったと思う。国内外を問わず、11年間やった評価を聞きたい」とコメント。ササキ様にパシらさせた快感を未だに忘れられないのではないか?と言う見方が強く、ササキ様を追って、海を渡る可能性は十二分に考えられそうだ。
神奈川大・加藤、自由獲得枠での入団が決定!
石毛監督のアミダ野球が炸裂し、39年ぶりの最下位と言う屈辱を味わったオリックスが、この日、自由獲得枠で神奈川大の加藤大輔投手を獲得する事を決定した。神奈川大で行われた入団交渉の結果、契約金1億円+出来高5000万円,年俸1500万円で合意(金額はいずれも推定)。
150km超の快速球が武器の本格派右腕の加藤は神奈川大学リーグで通算17勝をマークするなど、即戦力として期待されており、8日からキューバにて開幕されるインターコンチネンタル杯の日本代表にも選ばれている。
記者会見に臨んだ加藤は「近鉄のローズさんや西武のカブレラさんの様に力で持っていける打者に力で勝負したい」と抱負を語った