球界トピックス
10月31日
キュラソ星人,若田部、FA権行使での移籍を表明!
去就が注目されていたキュラソ星人(広島)がFA宣言する意向を球団及び山本監督に示した。再契約金を払う財力に欠ける広島はFA権を行使した選手は引き留めない方針を示しており、キュラソ星人の移籍は決定的なものとなったと言って良く、既に、阪神が3年10億円を用意して手ぐすね引いて待っている状況だ。記者会見に臨んだキュラソ星人は「新しい環境でチャレンジしたい。自分に与えられた最初で最後のチャンス。違うユニフォームを着て、勝負をかけたい。しかし、今は希望より寂しさの方が少し大きい。自分は11年間広島で鍛えられた。広島の赤い帽子を被った魂だけ絶対に忘れない様にしたい」と神妙な面持ちで語った。一方、同じく今季でFA権を取得した若田部(ダイエー)もこの日、契約交渉に臨み、チームの勝ち頭であるにも拘わらず、低い評価に不満を漏らし、FA宣言を決意。若田部は「かなり悩んだが、あと5年も10年もプレー出来る訳はないし、残り少ない野球人生を思うが儘にプレーしようと決めた。希望出来る立場ではないが、いつかは地元でプレイしたかった」と暗に横浜志望を示唆した。また一人、水島の呪いに嫌気がさしたパ・リーグのエース級が亡命する事になりそうだ。
スーパーさぶ・多田野(立大)の獲得断念を発表!
この日、横浜・大堀球団社長は自由獲得枠での指名が濃厚だった立教大の「スーパーさぶ」こと多田野数人投手の獲得を断念する方針を明らかにした。140km後半の速球を武器にする即戦力右腕と言われていた多田野だが、ここに来て、週刊誌等でホモAVに何本も出演していた事が発覚。11月にキューバで行われるインターコンチネンタル杯でも日本代表に選ばれていたが、故障を建て前に出場辞退を余儀なくされており、立教大も横浜に対して、断りを入れる方針を示していた。勿論、声を大にして真意を語れない大堀社長は「諸般の事情を総合的に検討した」とお茶を濁すに留まった。