球界トピックス

10月11日


広島:広島11勝16敗1分
G  001040001  6
C  002000000  2
勝:真田6勝3敗
負:佐々岡8勝9敗
本:阿部18
 
今夜の松井さん、川相不在で孤立無援! 無念の5タコで逆転三冠王ならず!
結果オーライの優勝を決めたとは言え、連日連夜、西武偵察陣の前で川相不在が故の怒涛の拙攻拙守と言う醜態を晒しまくり、早くもシリーズ4連敗の呼び声も高いとあって、チームの雰囲気はこの上なく陰鬱と言う絶対絶命の危機を脱する為にも、また、福留(中日)が欠場モードに入った事で三冠王へ崖っぷちに立たされ、最低4安打しなければならない今夜の松井さんを支援する為にも、当然、名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、江藤,破戒僧・清原はスタメンから外れたにも拘わらず、サードには若大将・原監督が仲人を務めてやったヒットマン後藤、そして、ファーストには何と左門が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、広島先発・佐々岡の前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。一方、防御率1位が内定した桑田に代わり、先発登板となった酒井は川相不在とあって不安感一杯。逆境に強い桑田とは対照的に顔面蒼白の酒井に対して、広島はその裏、先頭の福地が四球で出ると、すかさず二盗。続く東出がきっちり送って、一死三塁となった所で、緒方の打球は三塁線を襲うゴロ。これを三塁へ戻ろうとする福地を間に合いもしないのに気にしてしまったヒットマン後藤がジャッグルするも、一塁は間一髪アウト。続くキュラソ星人は三塁後方へファールフライを打ち上げてしまうも、これをヒットマン後藤が目測を誤り、打球はファールグラウンドへポトリヒットマン後藤の相次ぐ拙守に川相不在の重さを痛感した酒井が最早、辛うじて頼りになるのはガッツな貴公子・仁志くらいと内角攻めに切り換えると、キュラソ星人はセカンドゴロに倒れて、福地は三塁に釘付け。直後の2回、先頭の今夜の松井さんは川相不在とあっては一発に賭けるしかないと言う追い詰められた精神状態の影響かセカンドゴロと凡退。これで福留を逆転するには4連続安打を放つしかなくなったものの、斉藤,左門と倒れて、またも三者凡退と川相不在の弊害を露呈するばかりで、あと4打席どころか、下手すると3打席すら回って来そうにない雰囲気にチームの雰囲気は重苦しくなる一方。これには流石に落胆の色を隠せない酒井はに対して、広島はその裏、先頭の求道者・前田が歩くと、暴投で労せずして二進。またも川相不在の巨人の自滅でチャンスを拾った広島だったが、この後が続かず、結局、求道者・前田は二塁に釘付け。直後の3回、巨人は先頭のヒットマン後藤が四球で出塁。松井さんに1打席でも多く打たせるにはゲッツーはタブーと言う状況ながら、ガッツな貴公子・仁志は相変わらずの引っかけるバッティングでショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開か…と思いきや、ショート・東出がボールを握り直した事に救われ、一塁は間一髪セーフ。続く酒井が送って、二死二塁となった所でセ・リーグ最多安打へ2本と迫る清水がショートの頭を越えるタイムリーを放ち、1点を先制。なおも二死一塁の場面だったが、ニックンはセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、清水は一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈相次ぐ拙攻ぶりに愕然とする酒井はその裏、佐々岡に対して、3イニング連続の先頭打者四球を与えると、続く福地がレフト前に弾き返して、無死一、二塁。東出が送った後、緒方がレフト前へタイムリーを放ち、あっと言う間に同点。続くキュラソ星人はセカンドゴロゲッツーでチェンジ…と思いきや、川相不在とあって、ガッツな貴公子・仁志とニックンの呼吸が合わず、一塁がセーフとなる間に福地が勝ち越しのホームイン。1点のビハインドとなった巨人は直後の4回、先頭の阿部があえな見逃し三振に倒れ、一死走者なしと、またしても打者だけに集中していればいいと言う佐々岡に有利な状況で打席に立たされた今夜の松井さんは川相不在とあっては一発に賭けるしかないと言う追い詰められた精神状態の影響か空振り三振に倒れ、三冠王はほぼ絶望的に…。続く斉藤がセンター前に弾き返すと、川相不在の繋がりに欠ける打線では一つでも先の類を強引に奪うしかないとばかりに二盗に成功するも、左門はセカンドゴロに倒れて、斉藤は二塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回、巨人はヒットマン後藤,ガッツな貴公子・仁志,代打・鈴木の3連打で無死満塁とすると、清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、ヒットマン後藤が返って、同点。なおも一死一、二塁の場面でニックンはどん詰まりのピッチャーゴロと相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。しかし、ここで阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン左へ18号3ランを叩き込み、勝ち越しに成功。これによりまたしても打者だけに集中していればいいと言う佐々岡に有利な状況で打席に立たされた今夜の松井さんは三冠王の望みがほぼ断たれた事で気落ちしているのか、ファーストゴロに倒れて、この回、4点止まり。続く6回、広島2番手・河内に対して、先頭の斉藤が歩くと、ここでようやく名手・川相が登場。しかし、強靱な精神力を誇る川相にして、松井さんの三冠王援護に貢献出来なかった…と言うより、させて貰えなかった精神的ダメージは計り知れなかったのかバントした打球は何とピッチャー正面へ。これに対して、猛然とダッシュしてきた河内はすかさず二塁へ転送。ワンバウンドした送球を滑り込んできた斉藤と交錯した東出がキャッチ出来ず、オールセーフとなったものの、記録はエラーで世界記録へは前進ならず。続くヒットマン後藤は空振り三振に倒れると、ガッツな貴公子・仁志はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開か…と思いきや、走塁センス溢れる名手・川相の猛スライディングに襲われたセカンド・福地は一塁に転送出来ず。すかさず仁志は二盗に成功するも、打席には5回からマウンドに上がっている真田。結局、真田はピッチャーゴロに倒れて、二者残塁。しかし、その裏から名手・川相がサードに守備につくと、入団前から川相信奉者だったナイスガイ・真田最後の最後で川相をバックに投げられると言う至高の喜びから、5回のアップアップぶりが嘘の様に球が走り出し、6,7回と3人ずつでピシャリと抑える好投を展開。5−2の儘、迎えた8回、巨人は広島3番手・天野に対して、先頭の斉藤がショートゴロに倒れて、まず一死。ここで名手・川相がチャンスメイク…と思いきや、若大将・原監督は何を血迷ったか、川相を下げて川中を代打に投入するご乱心采配を展開しかし、川中はあえなく空振り三振。続くヒットマン後藤がセンター前に弾き返したものの、ガッツな貴公子・仁志は止めたバットに当たる中途半端なバッティングでピッチャーゴロに倒れて、ヒットマン後藤は一塁に釘付けとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況で迎えた土壇場9回、巨人は先頭の代打・村田が四球で出塁。ここでセ・リーグ最多安打記録へリーチをかけている清水がラストチャンスの打席に登場。単打でいいにも拘わらず川相不在では一発に賭けるしかないと言う追い詰められた精神状態に陥ってしまった清水はあえなく空振り三振に倒れて、記録達成ならず。この後、ニックンがライト前に弾き返すと、阿部が右中間へタイムリー二塁打を放ち、6点目。なおも二、三塁のチャンスに今夜の松井さん,斉藤と連続三振を喫して、二者残塁と川相不在が故の詰めの甘さを露呈。その裏からマウンドに上がったジョーベ博士は川相不在の不安感から制球が定まらず、走者を背負う苦しい投球を余儀なくされながらも、辛くも無失点で凌いでゲームセット。試合には勝ったものの、川相の使いどころを大きく誤った事で、今夜の松井さんの逆転三冠王,清水のセ・リーグ最多安打記録,阿部の球団初の3割捕手と言った希望が悉く砕け散る結果に終わりナインは一様に暗い表情早くも日本シリーズの4連敗を覚悟しているのか、重苦しい足取りで球場を後にした。この絶体絶命の危機を打破し、下馬評を覆して日本一を奪回する為にも日本シリーズでは名手・川相の聖域でのスタメン復帰が期待される所だろう

 野口、先制打! 石川、新人王への望み繋ぐ!
神宮:ヤクルト16勝9敗1分
YB 000100010  2
S  20000010×  3
勝:石川11勝9敗 負:グスマン5勝5敗 S:石井6勝2敗3S
本:石井タクロー7

 加藤、初の2桁勝利! 小林雅、32連続SP!
千葉マリン:ロッテ18勝9敗
F  000011010 3
M  50000000× 5
勝:加藤10勝15敗 負:隼人7勝11敗 S:小林雅2勝1敗36S
本:メイ23