球界トピックス

10月6日 C−G(広島):雨天中止



1番センターで最後の打席に入る秋山

3球目を痛打するもライト正面のライナー

王さんから花束を渡される

ファンに別れの挨拶を告げる

挨拶を終え引き上げる頃には号泣状態

ナインの胴上げで4度宙に舞う

 22年目の卒業! 秋山、涙の引退セレモニー!
今季限りでユニフォームを脱ぐ秋山が前日の西武戦に続き、1番センターとして最後のスタメン出場最後のバック宙ホームインへ一発の期待がかかった秋山の打球は痛烈ながらもライト正面へのライナー。凡打で終わったとは言え、晴れやかな顔でベンチへ下がった秋山だが、この引退試合を何とか勝利で飾ろうと奮起したダイエーナインは17安打の猛攻で12点を奪うと、最後はルーキー・寺原がプロ初セーブで締め括り、花を添えた。試合後の引退セレモニーで王さん,小久保、そして、2000本安打を果たした時と同様に愛娘の真凛ちゃんからそれぞれ花束を受け取った秋山はマウンド上で最後の挨拶。「私、秋山幸二はこの試合を最後に22年間の現役を引退します。ファンの皆様には22年間、本当に暖かい声援を頂きまして、真に有難うございました。本日、私は引退しますが、ここにはたくさんの若い素晴らしい後輩達が残っています。残念ながら今年は優勝出来ませんでしたが、来年こそは必ず優勝すると信じています。ファンの皆様、この後輩達にこれからも熱い応援を宜しくお願い申し上げます。最後になりましたが、22年間、本当に暖かい、熱い応援を有難うございました。これで野球選手を卒業します」と締め括ると、ファンの声援に応えながら、グラウンドを一周。最後はナインの胴上げで送られて、長きに渡る現役生活にピリオドを打った。


 盛田、現役最後のマウンド! 得意のシュートで終幕!
脳腫瘍手術から、奇跡の復活も束の間、今年限りでの引退を表明していた盛田が引退試合として先発登板した。打席には横浜時代の同期と言う事で志願して一番に入った進藤。これに対して、1球,2球とインハイのストレートを決めると、3球目のカーブが外角低めに外れて、カウント2−1。「悔いの残らない球を投げたかった」と言う盛田はここで得意の内角をえぐるシュートで締めようとするも、最強右打者・落合博満氏が忌み嫌っていた精度の低さは最後まで変わる事なく、これが外角高めへ外れるボール球。見かねた進藤があえてスイングし、空振り三振となった。1人投げただけで実質上の先発投手・高村にマウンドを譲った盛田は梨田監督から花束を受け取ると、大歓声に送られながら、15年間の現役生活を終えた。また同じく、この日で引退となった古久保も試合後のセレモニーで胴上げされ、ファンに別れを告げた

 稲葉、先制10号! ホッジス、6回KOも16勝目!
甲子園:阪神11勝17敗
S  004100100  6
T  000003101  5
勝:ホッジス16勝8敗 負:藤川1勝5敗 S:高津0勝2敗32S
本:稲葉10、岩村22、寿司職人ラミレス24、ゼブラ今岡15

 ロドリゲス、決勝二塁打! 吉見、無理矢理11勝目!
横浜:横浜9勝17敗2分
D  200000020  4
YB 21010006× 10
勝:吉見11勝7敗 負:平松0勝1敗
本:古木8、七野1

 ダイエー、17安打の猛攻! 寺原、プロ初セーブ!
福岡ドーム:ダイエー18勝10敗
M  000120000  4
H  02062002× 12
勝:斉藤4勝1敗 負:清水直14勝10敗 S:寺原6勝2敗1S

 ローズ、先制打! 中村、とどめのグランドスラム!
大阪ドーム:近鉄18勝8敗1分
BW 000301000  4
Bu 10401000×  6
勝:高村9勝9敗 負:徳元1勝3敗 S:大塚2勝1敗21S
本:中村39

 宮地、先制2ラン! 豊田、リーグ新の36セーブ目!
東京ドーム:日本ハム10勝18敗
L  000002010  3
F  000000000  0
勝:ハンニバル8勝3敗 負:伊集院光の弟子・金村9勝6敗 S:豊田6勝1敗36S
本:宮地3