球界トピックス

10月5日


甲子園:阪神12勝15敗1分
G  000000200  2
T  00310001×  5
勝:井川14勝9敗
負:真田5勝3敗
 あまりにも遅過ぎた川相投入! 真田、失意の5回KO!
結果オーライの優勝を決めたとは言え、西武偵察陣の前で川相不在が故の怒涛の拙攻拙守と言う醜態を晒しまくり、早くもシリーズ4連敗の呼び声も高いとあって、チームの雰囲気はこの上なく陰鬱と言う絶対絶命の危機を打破する為にも、阪神先発が井川である事を考えても、当然、井川キラーの名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、サードにはヘッポコ守備の江藤、そして、ファーストには満身創痍の破戒僧・清原が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、あえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈すると、続く2回もあっさり3人で攻撃終了とまたも川相不在の弊害を露呈した上、3回も三者凡退にねじ伏せられてまたまた川相不在の弊害を露呈する体たらく。恐らく今季のラスト登板であろうに最後の最後まで川相不在のマウンドを強いられた相次ぐ拙攻三昧にモチベーションは下がる一方の入団前から川相信奉者のナイスガイ・真田に対して、阪神はその裏、一死から井川が歩くと、ゼブラ今岡がセンター前へ弾き返して、一、二塁。シャア少佐のファーストゴロで走者はそれぞれ進塁すると、悠久の若虎・桧山が右中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。更に、続く濱中の打球は詰まりながらもライト前にポトリと落ちるタイムリーとなり、この回、3点。3点を追う巨人は直後の4回、1番からの打順となったが、所詮、2番の聖域に川相がいないとあっては好打順とはなりえずあえなく三者凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈またしても川相不在を痛感させられて落胆の色を隠せない真田に対して、阪神はその裏、二死からSAMがライト線へ二塁打を浴びせると、井川がレフト前へタイムリーを放ち、4点目を追加。直後の5回、巨人は淡泊な攻撃で三者凡退とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏から、破戒僧・清原が下がり、江藤がファーストへ回った事で、いよいよ名手・川相がサードの守備に登場か…と思いきや、出てきたのは福井徹底した川相後回し政策に一向に士気が上がらない巨人は続く6回も江藤,ガッツな貴公子・仁志と簡単に二死。ここで真田に代わって、井川キラーの名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木しかし、ソーサ元木はどん詰まりのレフトフライに倒れて、依然としてパーフェクトに封じ込められる体たらくとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈ただでさえ、川相不在のマウンドを強いられて4点を失った上、名手・川相と代えられるならまだしも、よりにもよってソーサ元木と代えられたとあって失意のどん底に陥った真田はベンチ裏で大暴れ。しかし、続く7回、この儘、川相不在でパーフェクトなど食らってはシリーズ前に確実にチームは崩壊すると悲壮な決意で打席に入った先頭の清水が一、二塁間を真っ二つに破り、パーフェクトをブレイク。ここでニックンの右中間へのフライをセンター・シャア少佐が余裕を持って落下点に入ったかに見えたが、フェンスとの距離感を誤ったか、これを捕球出来ず、無死二、三塁となった所でマッスル千代の富士がセンター前へタイムリーを放ち、二者生還。更に、デーゲームで2安打を放った福留(中日)との差をこれ以上空けられる訳にはいかない今夜の松井さんがセンター前へ弾き返し、一、二塁。ここで対戦打率自体はいい訳でもないにも拘わらず、2発放っている事で井川キラーと錯覚されている福井に代わり、真・井川キラーの名手・川相が登場か…と思いきや、福井がその儘、打席へ。しかも、福井はヘッポコバントを連発して、簡単に追い込まれた挙げ句に見逃し三振に倒れる体たらく強攻策は勿論の事、バントさせるつもりなら、どう考えても川相だろ!と士気を削がれた阿部がファーストへのハーフライナーに倒れると、江藤は四球を選んで満塁となったものの、ガッツな貴公子・仁志は空振り三振に倒れて、三者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏からルーキー・鴨志田がマウンドに上がったものの、デビュー登板時にはバックにいた川相が今回は不在とあって不安感一杯。一死からゼブラ今岡のピッチャー後方へのフライを川相不在の二遊間との呼吸が合わずにお見合いしてしまう有様。更に、二死後、悠久の若虎・桧山にレフト前へ弾き返されて、一、二塁のピンチ。しかし、ここは新ストライクゾーン濱中がを完全にボール球と自信を持って見送った事に救われる形で三振に抑えて、辛くもこのピンチを脱出。直後の8回、鴨志田に代わり、ようやく名手・川相が登場。しかし、明らかに7回こそが適当な出番だったにも拘わらず、首脳陣との呼吸が合わなかった事でコンセントレーションが下がってしまった川相は、らしからぬ中途半端なスイングでショートゴロと無念の凡退。二死後、ニックンが片岡のエラーで出たものの、マッスル千代の富士は倒れて、結局、無得点。その裏、当然、名手・川相はその儘、聖域ショートの守備につく…と思いきや、再びベンチへ下げられる信じられない展開2度と川相に頼れないと言う絶望的な状況でマウンドに上った巨人4番手・ワズディンに対して、阪神は二死から田中シュータがレフト前へ弾き返すと、すかさず二盗に成功。ここでSAMがセンター前へタイムリーを放ち、5点目を追加。土壇場9回、巨人は今夜の松井さん,福井,阿部と簡単に打ち取られて三者凡退と最後の最後まで川相不在の弊害を露呈して、ゲームセット。名手・川相の投入があまりにも遅過ぎた事で敗れるべくして敗れた巨人はまたしても日本シリーズへ大きな課題を残す形に…。川相不在時の怒涛の拙攻三昧は相変わらずで、依然として少しのミスが致命傷になりかねない短期決戦・日本シリーズ4連敗の可能性が拭えないとあって、ナインは顔面蒼白で球場を後にした。この重苦しい雰囲気を脱する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 小野、先制打! 石川、10勝目で新人王へ望み!
広島:広島11勝13敗2分
S  010300201  7
C  000000230  5
勝:石川10勝9敗 負:佐々岡8勝8敗 S:高津0勝2敗31S
本:稲葉9、緒方24

 森野、逆転3ラン! ルーキー・久本、プロ初勝利!
横浜:横浜8勝17敗2分
D  000314100  9
YB 200001000  3
勝:久本1勝0敗 負:森中2勝5敗 S:高津1S
本:古木7、森野5、ショーゴー1、ピンキー井上7、多村5、谷繁24

 不発・カブレラ、悪逆非道の殺人エルボー!
西武吹き抜けドーム:西武16勝12敗
H  002000200  4
L  010002000  3
勝:若田部10勝8敗 負:土肥1勝4敗 S:岡本4勝1敗8S
本:出口6

 シェルドン、値千金の一発! ユウキ、2試合連続完封!
GS神戸:オリックス13勝15敗
M  000000000  0
BW 00000000×  1
勝:ユウキ7勝1敗 負:加藤9勝15敗
本:シェルドン26

 近鉄、怒涛の一発攻勢! パウエル、リーグ独走17勝目!
東京ドーム:日本ハム13勝15敗
Bu 014011012 10
F  000010000  1
勝:パウエル17勝9敗 負:加藤0勝4敗
本:中村37,38、川口13、木元7、水口5、森谷2