球界トピックス

9月24日


甲子園:阪神10勝15敗1分
G  010100000000  2
T  000001001001× 3
勝:安藤3勝5敗
負:チョコ4勝4敗1S
本:阿部17、ゼブラ今岡14、濱中18
 ニックン、連夜のヘッポコバント大炸裂! 川相幽閉で屈辱のサヨナラ負け!
前日、今夜の松井さんの怒りの2発で辛くも白星を拾ったとは言え、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事で茂雄暗黒政権を彷彿させる完全無策一発依存の野放し野球しか術の戦いぶりに、チームの雰囲気は優勝に王手どころか、自力優勝消滅に王手であるかの様な重苦しさが漂うばかり。この絶対絶命の危機を打破すべく当然、V奪回へ最大のキーマンと開幕前から目されていた名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、サードにはヘッポコ守備の江藤、そして、ファーストには病み上がりの破戒僧・清原が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、阪神先発・藤田の前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回、先頭の今夜の松井さんが一、二塁間を破ると、ナベツネ曰く「当たり屋」の破戒僧・清原が左肘に本領発揮の死球を食らって、無死一、二塁。しかし、続く阿部はファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で、江藤も右中間への凡フライに倒れて、無得点…と思いきや、これが悠久の若虎・桧山,シャア少佐が譲り合ってポトリと落ちる幸運なタイムリーとなり、松井さんが先制のホームイン。なおも、二死一塁のチャンスだったが、ガッツな貴公子・仁志は空振り三振に倒れて、江藤は一塁に釘付けと川相不在が故のツメの甘さを露呈川相不在の重さを痛感しながらも、何とか2回まで無失点で凌いできた巨人先発・ヒゲ入来は3回、先頭打者として打席に入ると川相不在では何点あっても足りないとばかりにライト前へ弾き返す執念の出塁。しかし、続く清水はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。この後、ニックン,マッスル千代の富士の連打で一、三塁とするも、今夜の松井さんはショートフライに倒れて、二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、続く4回、一死から阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ17号ソロを叩き込み、2点目。更に、江藤,ガッツな貴公子・仁志の連打と、清水の四球で二死満塁となった所で、ニックンは空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、三者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈相変わらずの拙攻ぶりに落胆の色を隠せないヒゲ入来に対して、阪神はその裏、先頭のシャア少佐がチーム初安打を浴びせると、一死後、濱中もライト前ヒット。この打球を川相不在で守備のリズムを崩したマッスル千代の富士がお手玉する間にシャア少佐は一気に三塁へ。ここで悠久の若虎がレフトへの浅いフライを打ち上げると、シャア少佐はタッチアップで本塁へ突入。清水からの返球は左へと逸れたものの、スタートがワンテンポ遅れてしまっていたシャア少佐は阿部のタッチをかわしきれず、無念の本塁憤死。直後の5回、巨人は先頭のマッスル千代の富士がヒットで出るも、今夜の松井さんの痛烈なライナーはライト真正面。ここで代わった谷中の前に、続く破戒僧・清原はフルカウントから空振り三振に倒れると、スタートを切っていたマッスル千代の富士も二塁で憤死する最悪の三振ゲッツーで結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、破戒僧・清原が2回に食らった死球の影響で退き、江藤がファーストへ。そして、空いたサードには名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木。この信じがたい布陣に呆然自失のヒゲ入来はその裏の二死二塁のピンチは何とか凌いだものの、続く6回、先頭のゼブラ今岡に2試合連続の14号ソロを叩き込まれて、1点を献上。直後の7回、先頭打者として打席に入ったヒゲ入来は川相不在では自分が打つしかないとばかりに一、二塁間をしぶとく破る執念のヒット。続く清水は初球にヘッポコバントをかました末の強攻策でセンター前に弾き返し、無死一、二塁。ここでどれ程、警戒されようとも500%成功させられるスーパーハイテクニックを誇りながら、なお、連日、チームの誰よりもバント練習を欠かさない名手・川相がピンチバンターとして登場か…と思いきや、連日連夜へッポコバントをかましながら、「2番など何をしていいか分からない」などとほたえて、ろくすっぽバント練習をしていないニックンがその儘打席へ。しかも、よりにもよって、ここで若大将・原監督はそのニックンにバントを命じる無謀な作戦を展開すると、当然のごとく、ニックンはまたもやピッチャー前に小フライを打ち上げる十八番のヘッポコバントを炸裂させ、二塁走者・ヒゲ入来も戻れず、ゲッツーとなる最悪の展開。続くマッスル千代の富士は背中に死球を食らい、あわや乱闘寸前。騒ぎが収まり、二死一、二塁の場面で代わった阪神4番手・吉野に対して、今夜の松井さんは空振り三振に倒れて、結局、二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を超特大露呈。ここでナゴヤドームでヤクルトが中日に敗戦の報が入り、一応、巨人の2年ぶり39度目の優勝が決定したものの、ニックンのヘッポコバントで凍り付いたベンチの雰囲気は一向に盛り上がらず、続く8回にもあえなく三者凡退とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈川相不在が故の怒涛の拙攻三昧に辟易とするヒゲ入来に対して、川相不在の巨人なら幾らでも付け入る隙はあると士気が衰えない阪神はその裏、一死からゼブラ今岡が左中間へ痛打するも、強引に二塁を狙って、間一髪タッチアウト。続くシャア少佐もセンター前へ弾き返すと、代打・平下の打席でカウント2−1から二盗に成功…と思いきや、この時の投球が平下のグリップに当たるファールとなるハードラック。結局、平下は空振り三振に倒れて、シャア少佐は一塁に釘付け。土壇場9回、既に優勝が決まっているとは言え、あくまで勝利に拘る星野監督は1点ビハインドながら、守護神・バルデスを投入。これに対して、巨人は一死からヒゲ入来に代わり、ついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは左門しかし、左門はあえなく空振り三振に倒れて、士気を削ぐと、清水もセカンドへの凡ゴロに倒れて、三者凡退とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈流石にやばいと察知した若大将・原監督はその裏から、ようやく名手・川相をサードの守備に入れるも、ニックンのヘッポコバントの余波によるとてつもなく重苦しいムードは単に川相を投入しただけでは打破しきれずヒゲ入来の白星を粉砕する事では定評のある守護神・河原がいきなり先頭の濱中にバックスクリーンへ18号ソロを叩き込まれて、試合は振り出しに。更に、一死からアリアスにセンター前へ弾き返されると、藤本の犠打の後、代打の神様・八木を敬遠して、二死一、二塁。しかし、ここで川相にひと声かけられて、落ち着きを取り戻した河原は関本を見逃し三振に斬ってとり、試合は延長に突入。延長10回、巨人は先頭のニックンが空振り三振と相変わらずのインケツぶりを発揮すると、続くマッスル千代の富士も空振り三振。ここで今夜の松井さんが歩くと、ソーサ元木がセンター前へ弾き返して、一、二塁となったが、ここで繋いだら、きっと次の川相は下げられると察知した阿部はあえてファーストゴロに倒れるチームプレイを見せ、二者残塁。この阿部の心意気に打たれた河原は何とか川相を打席に立たせたいと、その裏の阪神の反撃をピシャリと3人で封じ込める好投を展開。しかし、11回、この阿部と河原の必死のチームプレイは無惨にも打ち砕かれ球界屈指のチャンスメーカーである名手・川相に代わって、若大将・原監督が仲人を務めてやったヒットマン後藤が代打で登場。阪神5番手・安藤に対して、流石に、ここで凡退する様な事があると、ナイン総出で日本シリーズをボイコットしかねないと危惧したヒットマン後藤はまるで死を覚悟したかの様な表情で打席に入り、センター前ヒットで出塁。続くガッツな貴公子・仁志がきっちり送ったものの、名手・川相の様にチームの士気を一気に高める効果はなく、代打・斉藤はサードへの凡フライ。安藤の暴投で代走・川中は三塁を陥れた所で、阪神バッテリーは清水を歩かせ、インケツ続きのニックンとの勝負を選択すると、これが見事に的中。ニックンはショートライナーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、もう2度と川相には頼れないと言う絶望的な状況でマウンドに上がった岡島は顔面蒼白。いきなり先頭の濱中にピッチャー強襲の一打を浴びると、サード前に転がったこの打球を名手・川相…に代わって、この回から入っていた川中では素早くバックアップしきれず、内野安打としてしまう有様。続く悠久の若虎・桧山には初球を簡単にバントされ、一塁が空いた事でアリアスを敬遠して、一死一、二塁。しかし、代打・沖原,浅井とやっとの思いで打ち取って、辛くもこのピンチを脱出。ラストイニングとなる延長12回、巨人は二死からソーサ元木がセンター前へ弾き返したものの、阿部はセンターフライに倒れて、ソーサ元木は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈し、この試合の勝ちが消滅。その裏、巨人4番手・チョコも川相不在とあって不安感一杯で、一死からゼブラ今岡にセンター前へ弾き返されると、続くシャア少佐をサードへの凡ゴロに打ち取りながら、サードに入っていた名手・川相…ではなく、宮崎が懸命に一塁に転送するも間に合わず、更に、田中シュータを歩かせて、一死満塁の大ピンチ。ここでチョコはよりにもよって、暴投を犯して、ゼブラ今岡の生還を許すと言うこの上なくショボい形でサヨナラ負け名手・川相の起用法を大きく誤った事で敗れるべくして敗れた巨人優勝が決まったとは言え、甲子園球場は延々「六甲おろし」の大合唱が鳴り響くと言う屈辱的な寒い展開に…一応、社交辞令として胴上げやビールかけは行われたものの、ナインは一様に引きつった笑顔を見せるのが精一杯正に、名手・川相の重要性を嫌と言う程、思い知らされた格好で、日本シリーズへ大きな課題を残す事となったと言っていいだろう。偵察に来ていた伊東コーチ(西武)はニックンのヘッポコバントを見て、失笑にも似た不気味な笑みを残しており、早くもシリーズ4連敗は覚悟した球団関係者もいるとかいないとか…。この屈辱をシリーズの糧とする為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 盛田、引退記者会見! 10月6日に引退登板!
既に、現役引退を発表していた盛田がこの日、大阪ドームで記者会見を行い「よくやったと言う気持ちで一杯。去年は優勝と言う経験も出来たし、自分にやれる事は終わった」と、憑き物が取れたかの様にすっきりした表情を見せた。1988年にドラフト1位で函館有斗高(現函館大有斗高)から大洋(現横浜)に入団した盛田は1992年には最優秀防御率のタイトルを獲得ノーコンのくせに内角をつきまくるシュートピッチャーとして、最強右打者・落合(中日・巨人等)に忌み嫌われながら、ササキ様(現マリナーズ)に繋ぐセットアッパーとして活躍したが、1998年に近鉄に移籍。同年、脳腫瘍と言う重病を煩い、決死の手術を行うと、翌1999年10月7日に本人も「15年間の現役生活で一番の思い出」と言う感動の復帰登板。更に、昨年は3年ぶりの白星をあげると、オールスターにも出場するなど、復活を見せ、カムバック賞を受賞したが、今季は右足首痛の影響から、僅か1試合の登板に留まっていた。24日現在の通算成績は47勝34敗29セーブ。10月6日に行われる大阪ドーム最終戦(対オリックス)が引退登板を行う予定となっている。

 坂元、2回7失点KO! ヤクルト、無念のV消滅!
ナゴヤドーム:中日10勝15敗1分
S  000211000  4
D  43000020×  9
勝:山井6勝2敗 負:坂元3勝9敗
本:谷繁21、荒木2、稲葉7

 緒方、決勝タイムリー! 横浜、早くも最下位確定!
広島:広島11勝10敗1分
YB 000012000  3
C  20010010×  4
勝:苫米地3勝3敗 負:福盛2勝3敗
本:キュラソ星人24、求道者・前田19、小池2

 前田、決勝打! ダイエー、粘り及ばず3位転落!
大阪ドーム:近鉄12勝12敗1分
H  000101200  4
Bu 04000003×  7
勝:岡本7勝1敗18S 負:吉田6勝3敗3S S:大塚2勝1敗18S

 大島、先制3号! エバンス、とどめの2打席連発!
GS神戸:オリックス6勝19敗
L  020002133 11
BW 000100001  2
勝:張9勝3敗1S 負:本柳0勝1敗
本:大島3、エセネオエセ松井35、エバンス12,13、塩谷5

 田中幸、先制2ラン! 正田、8回零封で7勝目!
東京ドーム:日本ハム9勝15敗
M  000000000  0
F  22301010×  9
勝:正田7勝10敗 負:清水直13勝9敗
本:田中幸17、林4、DTクローマー20