球界トピックス

9月21日


神宮:ヤクルト10勝16敗
G  000100004  5
S  000010100  2
勝:チョコ4勝3敗1S
負:高津0勝2敗29S
S:河原5勝3敗27S
本:マッスル千代の富士16、岩村21
 
名手・川相、勝利を呼ぶ好走塁! 阿部、逆転タイムリー二塁打でマジック4!
前日、春風亭半ケツの逆ギレ投球で辛くも勝ちを拾ったものの、名手・川相が悪夢のフル欠場に終わるなどチームの雰囲気は最悪。この絶対絶命の危機に、これを打破すべく当然、名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、サードには江藤、そして、ファーストには左太腿肉離れから復帰したばかりの破戒僧・清原が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ヤクルト先発・石川に対して、清水,ニックンとファーストゴロに倒れて、あっと言う間に二死。ここでマッスル千代の富士が歩いたものの、今夜の松井さんはバットを叩き折られてショートフライに終わり、マッスル千代の富士は一塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には「長期離脱からの復帰試合限定」の神通力が消え失せた破戒僧・清原,阿部,江藤とあえなく三者凡退とまたも川相不在の弊害を露呈すると、3回も3人で攻撃終了とまたまた川相不在の弊害を露呈。0−0の儘、迎えた4回、巨人は一死からマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2試合連続の16号ソロを叩き込み、ようやく1点を先制。一気に畳みかけたい所だが、今夜の松井さんが見逃し三振に倒れると、「長期離脱からの復帰試合限定」の神通力が消え失せた破戒僧・清原もサードゴロに終わり、またまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回には先頭の阿部がライト前に弾き返すと、江藤のセカンドゴロで二進。しかし、川相不在の打線ではまた釘付けになりかねないと焦ったかリードを取り過ぎて、石川の牽制に刺される大チョンボ。これで士気を削がれたガッツな貴公子・仁志も平凡なセンターフライに終わり、結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈ここまでペース配分無視の全力投球モードで何とか凌いできた巨人先発・カリメロは川相不在が故の拙攻三昧にも気持ちを切らさず、その裏も先頭の寿司職人ラミレスをサードへのイージーゴロに打ち取り、まず一死…と思いきや、これを江藤がお手玉するヘッポコエラーまたも江藤のエラーで白星が粉砕されるのか!?とガックリきたカリメロは一死後、佐藤に三遊間を破られると、城石を歩かせ、満塁のピンチ。しかし、ここで石川をセカンドゴロに打ち取り、ゲッツーでチェンジ…と思いきや、タッチをかわした一塁走者・城石をスリーフィートラインオーバーと判断して放置したガッツな貴公子・仁志が一塁へ転送するも、城石のアウトは認められず、この間に寿司職人ラミレスが生還し、試合は振り出しに。追い付かれた巨人は直後の6回、あえなく三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く7回には二死から破戒僧・清原がショート後方にポトリと落ちる幸運なヒットで出ると、代走として走塁センス溢れる名手・川相…ではなく川中が登場。しかし、川相不在では強引にでも先の塁を奪うしかないと焦ったか、川中はいきなり二盗を仕掛けて憤死する有様で結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈相変わらずの拙攻続くに落胆の色を隠せないカリメロに対して、ヤクルトはその裏、二死から岩村がレフトスタンドギリギリに飛び込む神宮箱庭球場の利を生かした21号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。直後の8回、巨人は阿部,江藤の連打の後、ガッツな貴公子・仁志が送って、一死二、三塁。ここでカリメロに代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木。しかし、ここで代わった五十嵐亮の前にピッチャーライナーに倒れると、飛び出した三塁走者の阿部も戻れずにゲッツーとなる最悪の展開で、またまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回、ヤクルト守護神・高津に対して、巨人は一死からインケツ続きのニックンに代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは若大将・原監督が仲人を務めてやったヒットマン後藤徹底した川相後回し政策の中、ここで凡退しては確実にチームは崩壊すると言う危機感に苛まれたヒットマン後藤は必死の形相でライト前ヒットで出ると、マッスル千代の富士も一、二塁間をしぶとく破り、一、二塁。今夜の松井さんが打ち上げて、二死となった所で名手・川相が代打で登場か…と思いきや、出てきたのは左門。ここで左門が四球を選び、満塁となった所で名手・川相は代走としてようやく登場代走としてすらチームの士気を高める存在感を誇る名手・川相の登場により、意気上がる阿部はレフト線へタイムリー二塁打。これで代走・宮崎に続き、マッスル千代の富士が逆転のホームを踏むと、更に、一塁走者の名手・川相も類い希なる走塁センスを発揮して、一気に本塁を陥れる好走塁。更に、ガッツな貴公子・仁志もセンター前へタイムリーを放ち、この回、一挙4点。殊勲の名手・川相はその裏から聖域ショートへ。満を持してマウンドに上がった守護神・河原は和製オジーたる堅実無比の守備力を誇る名手・川相が最もふさわしいポジションに身を置いていると言う絶大な安心感に生き生きとした投球を展開し、2番から始まるヤクルトの好打順を相手に3人でピシャリと抑え、ゲームセット。最後の最後で名手・川相が登場した事により勝つべくして勝った巨人は5連勝でマジックは2つ減って「4」となった。しかし、川相不在時の拙攻拙守ぶりは相変わらずで、またも江藤のエラーにより白星を消されたカリメロが大暴れするなど、チームの雰囲気は依然として盛り上がっていない状況。この儘では、いつマジックが消滅するか分からないと言う危機に晒されている事に変わりはなく、この絶対絶命の状態を打破する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう
 左:またも江藤のエラーで白星が消滅して、失意のカリメロ

 井端、史上53人目のサイクル安打!
この日、井端がサイクルヒットを達成した。まず初回の第1打席で横浜先発・ホルトから右中間突破の二塁打を放ち、逆転の口火を切った井端は、1点差と迫られた2回の第2打席でレフトスタンドへ横浜を突き放す4号2ラン。更に、5回の第3打席では横浜3番手・木塚からライト前に弾き返すと、7回には横浜4番手・河原から右中間突破の三塁打を放ち、快挙を達成。サイクルヒットは史上53人目(57度目)で、今季はロドリゲス(横浜)に続いて、2人目。

 西武、4年ぶりのリーグ優勝も胴上げならず!
西武が4年ぶり19度目のリーグ優勝を決めた。マジック1で迎えたこの日、デーゲームでロッテに完封負けを食らい、マジック対象となっているダイエーのナイターの結果待ちとなっていた。木元の4号ソロで先制されたダイエーは0−1で迎えた土壇場9回、大道の起死回生の6号ソロで追い付き、試合は延長に突入。引き分けすら許されないダイエーは、12回表、二死から一、二塁のチャンスを掴んだものの、野々垣がショートゴロに倒れて、この試合の勝ちが消滅。この瞬間、西武の優勝が決定した。かつて、日本一になったにも拘わらず、相撲マシーン貴花田と名手・川相(巨人)信奉者で知られる宮沢りえの恋愛発覚記事により、一面記事を奪われる憂き目に会っただけに、今回も貴花田の復活優勝とかぶりかねないと戦々恐々だったが、辛くも難を逃れる事に成功。水島の呪いで優勝から遠ざかっていた西武だが、呪いの元凶となっていた腹黒スラッガー・山田太郎によって干されていたベテラン・伊東コーチを正捕手として使い続けると言う水島新司に敢然と立ち向かった伊原采配が実を結んだ格好だ。しかし、「ドカベン パロ野球編」ではカブレラなどと言う毛唐選手はハナからこの世に存在しない事になっている上、伊東コーチもまるでマスクを被っていないとあって、優勝は全て山田のおかげとして描かれるのは確実で、ファンのパ・リーグ離れがますます顕著になるのではないかと囁かれている


 中日、猛爆11点で快勝! 山本昌、2失点完投!
ナゴヤドーム:中日16勝8敗1分
YB 110000000  2
D  32000150× 11
勝:山本昌7勝6敗 負:ホルト5勝9敗 S:高津1S
本:多村4、古木4、井端4

 延長10回、木村一、決勝打! 小山田、30SP目!
甲子園:阪神13勝13敗
C  1010020003  7
T  1110000010  4
勝:小山田2勝0敗28S 負:伊達1勝3敗
本:浅井3、アリアス29

 大道、同点弾実らず! 延長12回ドローで優勝消滅!
東京ドーム:日本ハム10勝15敗1分
H  000000001000  1
F  000010000000  1
本:木元4、大道6

 松田さん、決勝タイムリー! ユウキ、完投で5勝目!
GS神戸:オリックス8勝16敗1分
Bu 100000100  2
BW 01302000×  6
勝:ユウキ5勝1敗 負:高村8勝8敗
本:シェルドン22

 ロッテ、またも首位いじめ! 完封リレーで目前胴上げ阻止!
千葉マリン:ロッテ7勝17敗1分
L  000000000  0
M  20010010×  4
勝:小野3勝7敗 負:ミャオ8勝7敗 S:シコースキー3勝6敗2S