球界トピックス

9月16日 S−C(神宮)、M−Bu(千葉マリン):雨天中止


東京ドーム:巨人18勝7敗
YB 000100040  5
G  00300230×  8
勝:真田4勝2敗
負:ホルト5勝8敗
S:河原4勝3敗26S
本:今夜の松井さん43、ガッツな貴公子6、石井タクロー6
 
今夜の松井さん、仰天アーチで自己最多更新! 河原、気迫の三者三振締め!
前日、名手・川相の起用があまりにも遅過ぎた事で疲労困憊に陥った上原の逆転KOに繋がった巨人。この日は、左踵を痛めてリタイアしていたマッスル千代の富士が1ヶ月半ぶりに復帰してきたものの、川相不在が続く様ではマジックが3たび消えるのも時間の問題と言う焦燥感からチームの雰囲気はこの上なく陰鬱な状態。しかも、巨人の先発は入団前から名手・川相を信奉していたナイスガイ・真田とあって、当然、名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、ファーストには江藤、そして、サードには川中が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死からニックンがヒットを放つも、復帰初打席のマッスル千代の富士がショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で早くも川相不在の弊害を露呈。やはり、マッスル千代の富士が戻ってきた所で、川相がいなければ、何も変わらないと言う思いを強くして落胆の色を隠せない真田に対して、横浜は直後の2回、ロドリゲス,小川と連打を浴びせて、無死一、二塁。しかし、古木はサードゴロゲッツーに倒れると、相川は空振り三振に終わり、結局、無得点と川相不在の巨人のごとき拙攻を展開。その裏、巨人は二死から江藤がショートの頭上を越えるヒットで出たものの、川中はサードゴロに倒れて、江藤は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回には先頭のガッツな貴公子・仁志がサード・古木のエラーで出ると、ここで春季キャンプ中に名手・川相から世界に通ずるバントテクニックを直伝された真田川相不在では自分が決めるしかないとばかりにきっちり送って、一死二塁。正に、川相の魂が乗り移ったかの様な真田のバントに意気上がる清水は二遊間をしぶとく破るタイムリーを放ち、ガッツな貴公子・仁志が先制のホームイン。更に、ニックンのどん詰まりのフライがセカンド後方にポトリと落ちる幸運なヒットとなり、一、三塁。ここでマッスル千代の富士が詰まりながらもライト前にタイムリーを浴びせると、二死後、阿部も詰まりながらセカンドの頭を越えるタイムリーを放ち、3点目。なおも二、三塁のチャンスだったが、江藤はサードへのファールフライに倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈3点あっても川相不在ではいつ逆転されるとも分からないと不安感一杯の真田は直後の4回、一死からロドリゲスにセンター前へ弾き返されると、動揺したのかプロ入り初のボークを犯して、ロドリゲスは労せずして二進。二死後、先制点のきっかけを作るエラーを犯した古木に汚名返上のタイムリーを許して、1点を献上。その裏、巨人は一死からガッツな貴公子・仁志がライト前に弾き返すと、すかさず二盗。ここで真田が思いきり叩き付けるバッティングで高いバウンドのサードゴロで仁志を三塁へ進めると言う、信奉する名手・川相を彷彿とさせる「意味のある凡打」を放ったものの、清水はピッチャーゴロに倒れて、仁志は三塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回には一死からマッスル千代の富士がレフト前に弾き返したものの、今夜の松井さん,阿部と立て続けにセカンドゴロに倒れ、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、続く6回、江藤,川中,ガッツな貴公子・仁志の3連打で無死満塁のチャンス。ここで真田は信奉する名手・川相ばりの食らいつくバッティングを見せながら、空振り三振に倒れたものの、この真田の気迫に応えてやりたいとばかりに清水がセンター前にタイムリーを放ち、2点を追加。なおも、一、二塁のチャンスだったが、ニックン,マッスル千代の富士と倒れて二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く7回、横浜2番手・森中に対して、先頭の今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに天井に2クッションしながらも、ライトスタンドまで運ぶ自己最多の43号ソロを放ち、6点目。更に、一死後、江藤が歩くと、ここで川中に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木。しかし、ソーサ元木はライトライナーと凡退すると、やはり、川相不在では一発に賭けるしかないと言う思いを強くしたガッツな貴公子・仁志がレフトポール際へ6号2ランを叩き込み、この回、3点。7点差がついても、依然として不安そうな真田の表情を見た若大将・原監督は8回からようやく名手・川相をサードの守備に投入。しかし、川相不在が故に初回からペース配分無視の全力投球モードを強いられ続けてきた事で張り詰めていた緊張の糸が、待望していた川相登場の安心感で切れてしまったのか、はたまた、川相不在が故に初回からペース配分無視の全力投球モードを強いられ続けてきた事で精神的にも肉体的にも必要以上に蓄積された疲労感は川相効果だけでは如何ともしがたかったのか、先頭の代打・内川にレフト前へ弾き返されると、続く石井タクローにはライトスタンドへ6号2ランを叩き込まれて、3点目を献上。更に、田中一を歩かせると、マイケルには三遊間を破られて、無念のKO。代わったチョコはロドリゲスを空振り三振に斬ってとったものの、小川に三遊間を破られ、満塁となった所で、アルモンテにスイッチ。これに対して、中根がライトへ痛打するも、マッスル千代の富士がフェンスにぶつかりながらジャンピングキャッチするファインプレー。しかし、この際、痛めていた踵を突いてしまう形となったマッスル千代の富士は大事をとって、ベンチへ退く事に…。このプレーで三塁走者の代走・七野がタッチアップで生還すると、続く相川もセンター前へタイムリーを放ち、この回、4点。その裏、巨人はニックンのヒット,今夜の松井さんの死球で二死一、二塁のチャンス。しかし、ここでネクストバッターズサークルには名手・川相…ではなく、何とヒットマン後藤が登場次が川相でないならば、何も怖い事はないと開き直った福盛の歩かせても構わないと言う厳しい攻めの前に、阿部はセンターフライに打ち取られ、二者残塁。幸い、阿部が倒れた事により、名手・川相は下げられる事なく、9回もサードの守備に登場。満を持してマウンドに上がった守護神・河原はバックに川相がいると言う絶大な安心感に腕を思い切り振る伸び伸びとした投球を展開。内川,石井タクロー,金城と三者三振に斬って取る快投で締め括り、ゲームセット。最後の最後で登場した名手・川相の大いなる存在感が不振に喘いでいた守護神・河原の完全復活を呼び起こし、勝つべくして勝った巨人のマジックは1つ減って10。しかし、川相不在時の拙攻ぶりは相変わらずで、ルーキー・真田の気迫溢れるバッティングに引っ張られる始末と言う状況は決して楽観とはしていられないと自覚しているのか、巨人ナインはニコリともせずに球場を後にした。この重苦しい雰囲気を打破する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 高橋光、3安打2打点! 人斬り抜刀斎、8回零封!
ナゴヤドーム:中日13勝8敗2分
T  000000000  0
D  20010000×  3
勝:人斬り抜刀斎11勝4敗 負:井川11勝9敗 S:ギャラード1勝1敗28S
本:高橋光2

 進藤、先制打! 小倉、2安打完封で5勝目!
福岡ドーム:ダイエー12勝12敗
BW 000031000  4
H  000000000  0
勝:小倉5勝3敗 負:永井3勝5敗

 貝塚、先制打! オツ、ハーラータイの14勝目!
西武吹き抜けドーム:西武15勝10敗
F  000000200  2
L  11110100×  5
勝:オツ14勝8敗 負:伊集院光の弟子・金村9勝4敗 S:豊田6勝1敗30S
本:エセネオエセ松井31、ベンちゃん31、平尾2、ジュビロ野口5