球界トピックス

9月13日


東京ドーム:巨人13勝8敗1分
T  120000000  3
G  01232110× 10
勝:春風亭半ケツ9勝3敗
負:織田裕二8勝5敗
本:沖原2、上坂1、江藤17,18、清水13、阿部16、ニックン22
 
悪夢の完全無策野放し野球炸裂でM13! 春風亭半ケツ、43日ぶり白星!
11日、最後の最後で登場した川相の大いなる存在感で連敗をストップさせ、マジックを3たび点灯させる事に成功した巨人。しかし、53イニングに渡り、野手のタイムリーが出ないなど、川相不在時の拙攻ぶりは相変わらずで、3たびマジックが消えるのも時間の問題と焦るチームの雰囲気はこの上なく陰鬱と言う絶対絶命の危機に、これを打破すべく当然、名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、ファーストには絶不調の江藤、そして、ソーサ元木が外れたにも拘わらず、川中が入り、その上、若大将・原監督が仲人を務めてやったヒットマン後藤が何と5番に入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発は春風亭半ケツ。川相不在のマウンドを強いられ続け、1ヶ月半にも渡って白星から遠ざかっている事から、一昨年,昨年と肝心な所で川相をバックに置かないと言う茂雄の嫌がらせで2年連続して2桁勝利を阻止されたトラウマが膨れ上がりつつある春風亭半ケツまたも川相不在のマウンドにぶち切れ寸前。この春風亭半ケツの精神的動揺を見逃してなるかと、阪神は初回、一死から沖原がレフトスタンドへ2号ソロを叩き込み、1点を先制。その裏、巨人は阪神先発・織田裕二の制球難をつき、ニックン,今夜の松井さんの四球で一、二塁としたものの、ヒットマン後藤は5番などと言う居心地の悪い打順に気負ったか、ファーストゴロに倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈いきなり川相不在の重さを見せつけられ、早くも負けを覚悟するなど、モチベーションが下がる一方の春風亭半ケツに対して、阪神は直後の2回、一死から関本が歩くと、続く上坂がレフトスタンドへ今季初アーチとなる2ランをぶち込んで、3点目を追加。その裏、巨人はヒットマン後藤ごときに5番を奪われ怒り心頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ17号ソロをぶち込むと、二死後、川相不在の打線など頼りにならないとばかりに春風亭半ケツが自ら執念のヒットで出塁。更に、続く清水もライト前へ弾き返して、一、二塁としたものの、ニックンはどん詰まりのセカンドゴロに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回には先頭の阿部が死球を食らうと、二死後、ヒットマン後藤ごときに5番を奪われ怒り心頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2打席連続の18号2ランを叩き込み、一気に同点。続く4回には二死から清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ13号ソロを浴びせて、勝ち越しに成功すると、ニックンが一、二塁間を破った後、今度は阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ16号2ランを叩き込み、この回、3点。続く5回には一死から江藤が片岡のエラーで出ると、川中がセンター前ヒット、そしてガッツな貴公子・仁志が歩いて、満塁のチャンス。ここで代わった橋本に対して、春風亭半ケツはショートゴロに倒れて、二死となったものの、清水がセンター前へ実に58イニングぶりとなる野手のタイムリーを放ち、二者生還。なおも一、二塁のチャンスだったが、川相不在とあってはこのくらいのリードでは危ないと焦ったか清水が牽制で刺される大チョンボをかまして、結局、2点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈川相不在ならば、まだまだ付け入る隙はあるとばかりに士気の衰えない阪神は直後の6回、一死からアリアスの三遊間への打球が、体の正面ではなく、楽をしてその場で逆シングルで捕ろうなどと言う怠慢プレーによるニックン必殺の記録にならないエラー(内野安打)で出ると、続く関本がライト前にポトリと落ちる幸運な二塁打を放ち、二、三塁。しかし、ここで上坂,代打・トラさんと打ち上げてしまい、二者残塁で無得点。その裏、巨人はニックンのヒット、今夜の松井さんの四球で一死一、二塁のチャンス。ここでヒットマン後藤に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはスタメンから外されたソーサ元木ソーサ元木の打球は三遊間への凡ゴロながらも、高く跳ね上がったのが幸いし、アリアスの頭上を越えてレフト前まで転がると、更に、レフトの上坂がジャッグルする間にニックンが労せずして生還。二死後、川中がライト前に弾き返して、満塁としたものの、ガッツな貴公子・仁志はサードゴロに倒れて三者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。直後の7回、阪神は先頭のシャア少佐がファースト右へ痛打。これを江藤がダイビングキャッチするも、川相不在で守備のリズムが狂ったか、ベースカバーに入った春風亭半ケツとの呼吸が合わずに一塁へ悪送球をかまし、シャア少佐は一気に二塁へ。しかし、沖原,代打の神様・八木と内野ゴロに倒れて、結局、無得点。その裏、巨人は二死からニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ22号ソロを叩き込み、10点目を追加。相変わらずの2番にふさわしくない大雑把なバッティングに日本屈指の川相派・掛布雅之氏は「ニックンは2番でなく3番を打てればいいんですけどね。(世界一の2番打者がいると言うのに、こんな大雑把なバッティングしか出来ない様な男をわざわざ聖域に置く必要はありませんよ)」と暗に名手・川相の2番スタメン起用を推進。続く8回には二死から江藤の四球,川中の死球で一、二塁としたものの、ガッツな貴公子・仁志はセカンドへのポップフライに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈7点差あっても一向に士気の上がらないナインに流石に危機感を覚えた若大将・原監督は土壇場9回、ついに名手・川相をサードの守備に投入。この回からマウンドに上がったアルモンテは名手・川相の絶大なる安心感に伸び伸びと投げ込み、その川相の所へ打たせる頭脳的投球を展開するなど、3人でピシャリと抑え、逃げ切りに成功。最後の最後で登場した名手・川相の大いなる存在感により、勝つべくして勝った巨人のマジックは2つ減って13に。しかし、川相不在時の完全無策一発依存の野放し野球ぶりは相変わらずで、エース級投手を相手にしたり、接戦となった時の不安要素は依然として満載状態いつまたマジックが消えるかもしれないと、とても楽観とはしていられない状況にナインは重苦しい足取りで球場を後にした。この絶体絶命の危機を脱する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 木村一、決勝打! 町田、とどめの代打3ラン!
広島:広島13勝12敗
D  000012020  5
C  02000500×  7
勝:玉木5勝1敗2S 負:山北1勝4敗 S:小山田1勝0敗28S
本:町田3、ボンジュール大西2

 マイケル、逆転2ラン! 谷口、今季初白星!
横浜:横浜8勝15敗
S  101000002  4
YB 22111100×  8
勝:谷口1勝4敗 負:山部4勝3敗
本:マイケル5、稲葉6、ロドリゲス16、野口1

 土壇場9回、井出、起死回生の逆転2ラン!
GS神戸:オリックス8勝14敗2分
F  001000002  3
BW 100001000  2
勝:清水2勝4敗 負:萩原2勝4敗7S S:建山2勝2敗3S
本:オバンドー25、井出13

 カブレラ、決勝二塁打&ダメ押し51号! 西武、M7!
大阪ドーム:近鉄11勝14敗
L  100001014  7
Bu 000100002  3
勝:後藤7勝1敗 負:岩隈7勝5敗
本:エセネオエセ松井29、カブレラ51、森谷1