球界トピックス

9月11日


ナゴヤドーム:中日10勝15敗
G  010000110  3
D  000000000  0
勝:桑田10勝6敗
負:小笠原5勝5敗
本:江藤16、ニックン21
 
桑田、投打に渡る気迫のプレイで4年ぶり完封! マジック15再々点灯!
8日、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、屈辱の4連敗を喫し、マジックが再消滅した巨人。この儘、連敗ロードに陥るのではないか?と焦燥感に駆られるチームの雰囲気はこの上なく陰鬱と言う絶対絶命の危機の上、この日の中日の先発は今季対巨人無失点を続ける左腕・小笠原とあって、当然、名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、ファーストには絶不調の江藤、そして、サードには左腕相手にさしたる結果を残していないソーサ元木が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭の清水のピッチャー左へのボテボテのゴロが幸運な内野安打となって、無死一塁。ここで本来ならば、名手・川相がいとも簡単に堅実無比の職人技を炸裂させて、世界記録へ前進する所だが、現実に2番の聖域に居座っているのはバントの下手さっぷりには定評のあるニックン若大将・原監督も送りたいのはやまやまながら、下手に小フライでも上げられてゲッツーでも食らってはたまらんと渋々ながら強攻策を指示。しかし、ニックンは簡単に追い込まれた挙げ句に見逃し三振と2番にあるまじき醜態を晒す相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続く阿部がレフト前に弾き返して、一、二塁とチャンスを広げたものの、川相で送っていれば、あっさり先制していたのに…と言うやるせなさで士気を削がれたか、今夜の松井さんはサードへの平凡なフライ。そして、今季、左腕を苦手としているにも拘わらず、左殺しぶりを遺憾なく発揮している名手・川相を差し置いて出場のソーサ元木もファーストへのファールフライに倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を大露呈。一方、巨人の先発は逆境に強いからと言う理不尽な理由でまたもや川相不在のマウンドを強いられた桑田。初回の無様な攻撃に、早くも1点もやれないと言う焦燥感に駆られた桑田はその裏、一死から関川にレフト前に弾き返されたものの、福留,立浪とPLの後輩コンビを先輩の威圧感でねじ伏せて、このピンチを脱出。直後の2回、巨人は先頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドギリギリに飛び込む16号ソロを放ち、1点を先制。二死後、桑田が川相不在では自分が打つしかないとばかりにライト前へ執念の一打を浴びせたが、清水はどん詰まりのピッチャーゴロに終わり、桑田は一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈拙攻続きのうちに当たりが止まるいつものパターンに陥った巨人は3,4回と立て続けに三者凡退と川相不在の弊害を次々に露呈川相不在の打線に辟易とし、毎回走者を出しながらも耐え忍んできた桑田だが、4回、先頭の福留をサードへのファールフライに打ち取ったにも拘わらず、和製オジーたる次元を超越した守備力を誇る名手・川相を差し置いて出場のソーサ元木が転倒して、これを捕球出来ない体たらく逆境に燃える桑田は気を取り直して、福留を打ち取るも、今度は立浪をサードへのイージーゴロに打ち取りながら、堅実無比の守備力で絶大なる信頼感を誇る名手・川相を差し置いて出場のソーサ元木が一塁へ悪送球するヘッポコエラー。二死後、ボンジュール大西にライト前へ弾き返され、一、二塁のピンチを迎えた桑田は川相不在のバックなどアテにならないとばかりに鈴木を空振り三振に斬ってとり、このピンチも脱出に成功。5回も三者凡退とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は6回、先頭のニックンがようやくインケツパワーが充電されたのかライト前ヒットで出塁。続く阿部が送って、一死二塁としたものの、今夜の松井さんが空振り三振に倒れると、ソーサ元木もライトへのフライに終わり、ニックンは二塁に釘付けとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く7回には一死からライト前に弾き返したガッツな貴公子・仁志が川相不在では連打など期待出来ないとばかりに二盗,三盗。二死後、桑田が川相不在の打線などアテにはならないとばかりに食らい付くバッティングでライトオーバーのタイムリー二塁打を放ち、貴重な1点を追加。なおも、二死二塁のチャンスに、続く清水は二遊間へ痛打するも、これをセカンド・荒木がダイビングキャッチ。桑田の執念の一打に感化されたか、清水はそれでも諦めずに一塁へ気迫のヘッドスライディングを見せたが、間一髪間に合わず、結局、1点止まり。川相不在の巨人ならまだ付け入る隙はあるとばかりに士気の衰えない中日はその裏、先頭のボンジュール大西が名手・川相を差し置いて出場しながら、緩慢な動きを見せているソーサ元木を狙い打っての内野安打で出塁。しかし、逆境に燃える桑田の前に鈴木はショートゴロゲッツーに倒れると、荒木もセカンドフライに倒れて、結局、無得点。直後の8回、巨人は先頭のニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ21号ソロを叩き込み、3点目を追加。更に畳みかけたい所だったが、阿部,今夜の松井さん、そして、ソーサ元木に代わって代打で登場の名手・川相…ではなく左門とあえなく凡退し、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを露呈。土壇場9回には江藤,ガッツな貴公子・仁志と倒れると、山田に代わって代打で登場の名手・川相…ではなくヒットマン後藤もあえなく凡退し、三者凡退とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈前回の登板で完封を目前にしながら、川相不在の影響から、よりにもよって土橋の一発で帳消しにされた事を覚えていたのか、若大将・原監督は最後の最後でサードの守備に名手・川相を投入。これで肩の荷が降りた桑田は3人でピシャリと抑え、4年ぶり10度目の2桁勝利を4年ぶりの完封で飾り、防御率争いでもトップに浮上最後の最後で登場した名手・川相の大いなる存在感と投打に渡って執念のプレイを見せた桑田の活躍で勝つべくして勝った巨人の連敗は4でストップし、マジック15が再々点灯。しかし、川相不在による怒涛の拙攻拙守三昧は相変わらずで、実に53イニングに渡って野手のタイムリーが出ていないと言う深刻なタイムリー欠乏症は一向に解消されていない状況。この儘では、3たびマジックが消えるのも時間の問題とあって、巨人ナインはとても楽観とはしていられないと言った重苦しい足取りで球場を後にした。この絶体絶命の危機を脱する為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 アリアス、決勝2ラン! 藤川、プロ初勝利!
神宮:ヤクルト15勝11敗
T  010000003  4
S  100000002  3
勝:藤川1勝3敗 負:ホッジス15勝6敗 S:バルデス4勝3敗19S
本:真中4、アリアス27、城石4

 キュラソ星人、先制二塁打! 佐々岡、7回1失点の好投!
差が:横浜9勝10敗1分
C  000002013  6
YB 000000102  3
勝:佐々岡7勝7敗 負:グスマン3勝4敗

 水田、プロ初完投! 松中、先制弾含む3安打4打点!
西武吹き抜けドーム:西武15勝9敗
H  034400000 11
L  001100010  3
勝:水田2勝0敗 負:オツ13勝8敗
本:松中23、ベンちゃん29

 吉岡、2発で通算100号! パウエル、3度目の完封!
東京ドーム:日本ハム11勝13敗
Bu 021210001  7
F  000000000  0
勝:パウエル14勝8敗 負:加藤0勝2敗
本:吉岡22,23、前田1

 フラーラ、先制2ラン&決勝打! 井上、4年ぶり白星!
GS神戸:オリックス11勝12敗
M  202120010  8
BW 020000100  3
勝:井上1勝0敗 負:相木2勝3敗
本:フクーラ8、初芝14、シェルドン20