球界トピックス

9月4日


大阪ドーム:巨人14勝9敗
S  000000001  1
G  01020000×  3
勝:桑田9勝6敗
負:藤井9勝7敗
本:今夜の松井さん41、土橋1
 
今夜の松井さん、先制41号! 桑田、3年ぶり完投勝利でマジック18再点灯!
1日、結果的には白星を拾ったとは言え、名手・川相がフル欠場に追い込まれ、怒涛の拙攻地獄を展開した巨人。陰鬱な雰囲気が漂うチーム状態ながら、勝てばマジック再点灯と言う大事なヤクルトとの2連戦で先発投手は左腕・藤井と予想されていたとあっては、当然、驚異の左キラーである名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、ファーストには江藤、そしてサードには今季は対左投手の実績が乏しいソーサ元木が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭の清水がライト前に弾き返したものの、続くニックンは空振り三振と進塁打すら打てない相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、スタートを切っていた清水も二塁で刺される最悪の三振ゲッツー。これで士気を削がれた阿部もどん詰まりのピッチャーゴロに倒れて、結局、3人で攻撃終了と早くも川相不在の弊害を露呈。例によって、逆境に強いからなどと理不尽な理由で川相不在の苦しいマウンドを強いられた巨人先発・桑田は初回の一死二塁に続き、2回も無死一塁とピンチの連続。しかし、持ち前の粘りの投球で後続を断ち切ると、その裏、先頭の今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン左へ2試合連続となる41号ソロを叩き込み、1点を先制。続くソーサ元木がライト前に弾き返すと、一死後、ガッツな貴公子・仁志,山田と連続四球で満塁。ここで川相不在では連打は期待出来ないと焦る桑田は気負い過ぎてショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で、結局、1点止まりとまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回にはニックンのヒット,今夜の松井さんの四球で二死一、二塁としたものの、ソーサ元木はファーストへのフライを打ち上げて、二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。続く4回には江藤がレフト前に弾き返すと、ガッツな貴公子・仁志がレフト線へ二塁打を放ち、無死二、三塁。この後、山田,桑田と倒れて、あっと言う間に二死とまたも無得点か…と思われたが、ここで清水がセンター前にタイムリーを放ち、二者が生還。更に、ニックンがライト前に弾き返して、一、三塁とチャンスが拡大したが、阿部はレフトフライに倒れて二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。5回には今夜の松井さん,ソーサ元木の連打の後、江藤が何とか送って、一死二、三塁。しかし、ここでスクイズを仕掛けたガッツな貴公子・仁志が空振りし、今夜の松井さんは三本間に挟まれてタッチアウト。なおも二死三塁と追加点のチャンスではあったが、ガッツな貴公子・仁志はセカンドへのポップフライに倒れて、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回にはヤクルト2番手・河端から代打・斉藤が右中間突破の二塁打を浴びせると、川相不在では自分がやるしかないとばかりに桑田がきっちり送って、一死三塁。しかし、ここでマウンドに上がったヤクルト3番手・石井の前に、清水がファーストゴロに倒れると、続くニックンも空振り三振に終わる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮し、結局、無得点とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回には一死から今夜の松井さんが左中間フェンス直撃の二塁打を浴びせたものの、ソーサ元木,江藤と倒れて、結局、無得点とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。8回にはヤクルト4番手・五十嵐亮の前にあえなく三者三振とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈川相不在と言う絶望的な状況で粘りの投球を続けてきた桑田だが、いかに逆境に強いと言っても、立ち上がりからペース配分無視の全力投球を強いられたとあって、流石に疲労の色は隠せず、よりにもよって、今季ノーアーチの土橋にレフトスタンドへ1号ソロを叩き込まれて、4年ぶりの完封に失敗。しかし、それでも気持ちを切らす事なく後続を断ち切った桑田は3年ぶりの完封で9勝目をマーク名手・川相が悪夢のフル欠場に終わった事で怒涛の拙攻三昧を展開しながらも、桑田の執念の力投と、今夜の松井さんの怒りの一発でヤクルトを叩いた巨人にマジック18が再点灯。しかし、桑田が完封を逃した最大の要因に川相不在が挙げられるのは言うまでもなく、マジックが灯ったとは言え、ナインは釈然としない表情で球場を後にした。こんな雰囲気ではいつまたマジックが消えるか分からないと関係者は戦々恐々としており、一刻も早く川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 8月の月間MVP発表!
この日、8月の月間MVPが発表された。セ・リーグk投手部門は史上70人目のノーヒットノーランを含む4勝(1敗)、防御率2.22をマークした人斬り抜刀斎(中日)が4年ぶり2度目の受賞。打者部門は自己最多タイの月間13本塁打を放つなど、.402 25打点の大爆発で三冠王へ驀進中の今夜の松井さん(巨人)が2ヶ月連続の受賞。通算では山本昌(中日)に並ぶ史上最多タイとなる7度目の受賞となった。一方、パ・リーグの投手部門は8年ぶりに西武勢が独占。投手部門は2つの完封を含む4勝無敗、防御率1.52と安定した投球で独走するチームの牽引車となったオツが4年ぶり3度目の受賞。打者部門は.442 15本 32打点と打ちまくったカブレラが1年ぶり2度目の受賞となった。

 延長12回、ボンジュール大西、値千金の決勝2ラン!
横浜:横浜7勝15敗
D  100000000002  3
YB 000001000000  1
勝:山井5勝2敗 負:横山1勝2敗1S S:ギャラード1勝1敗28S
本:ボンジュール大西1

 キュラソ星人、逆転二塁打! 佐々岡、8回1失点の好投!
広島:広島11勝12敗
T  001000000  1
C  00040000×  4
勝:佐々岡6勝7敗 負:井川11勝7敗 S:小山田1勝0敗25S
本:求道者・前田17

 井口、先制2ラン! 水田、3年ぶりの白星!
GS神戸:オリックス11勝12敗
H  000030120  6
BW 000000020  2
勝:水田1勝0敗 負:金田4勝9敗 S:吉田5勝2敗3S
本:井口17

 オツ、6失点の乱調! カブレラ、45号も空砲!
東京ドーム:日本ハム9勝13敗
L  000001000  1
F  10400010×  6
勝:正田5勝9敗 負:オツ13勝7敗 S:建山2勝1敗2S
本:オバンドー23、DTクローマー18、カブレラ45