球界トピックス

9月1日


横浜:横浜7勝17敗
G  300000100  4
YB 010000001  2
勝:真田3勝2敗
負:バワーズ4勝6敗
S:河原4勝2敗25S
本:ヤング8、今夜の松井さん40
 
名手・川相、悪夢のフル欠場で怒涛の拙攻三昧! 真田、3勝目も笑顔なし!
前日、最後の最後で名手・川相が登場した事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人。この勢いを持続し、猛追するヤクルトを突き放す為にも、そして、前回の登板で川相効果により好投を見せた川相信奉者のナイスガイ・真田の為にも、当然、名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドにはガッツな貴公子・仁志、ファーストには江藤、そして、サードには川中…でないにも拘わらず、満身創痍のソーサ元木が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・バワーズに対して、先頭の清水がレフト前ヒットで出塁。ここで本来なら、聖域に座る名手・川相がきっちり送って世界記録へ前進する所だが、実際に聖域に居座っているのはバントの下手さっぷりには定評のあるニックン。バントをさせたいのはやまやまの若大将・原監督だが、下手に小フライでも打ち上げられて、ゲッツーでもかまされたら台無しとあって、強攻策を指示するしかなく、それを受けたニックンはヘッポコバスターでライトへの浅めの凡フライと進塁打すら打てない体たらく。しかし、続く阿部が右中間を速いゴロで破るタイムリー二塁打を放ち、清水が先制のホームイン。一塁が空いた事で今夜の松井さんはまたも歩かされると、バワーズの暴投でそれぞれ進塁して、二、三塁となった所で斉藤の叩き付けた高いバウンドの打球が詰まりながらも、前進守備のショートの頭上を越えるタイムリーとなり、2点を追加。二死後、またもバワーズが暴投を犯し、スタートを切っていた斉藤は一気に三塁を陥れると、ソーサ元木が歩いて、一、三塁としたものの、ガッツな貴公子・仁志はセンターへのフライを打ち上げてしまい、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回にはあっさり三者凡退と早くも当たりが止まるなど、またも川相不在の弊害を露呈前回の登板で川相効果を遺憾なく発揮した事で、当然、今度も川相がバックについてくれると言う期待を抱いていたにも拘わらず、大きく裏切られた為にただでさえ失意のどん底の上、相次ぐ拙攻に落胆の色を隠せない真田に対して、横浜はその裏、先頭のヤングがレフトスタンドへ8号ソロを叩き込み、2点差。何とか突き放したい巨人は直後の3回、二死から斉藤がライトとセカンドの間にポトリと落ちる幸運なヒットを放つと、続く江藤が歩いて、一、二塁。しかし、ソーサ元木はサードへの凡フライに倒れて、二者残塁とまたまた川相不在の弊害を露呈。続く4回にも三者凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は5回、先頭のニックンがセンター前に弾き返すと、阿部のセンターライナーをヤングが何と落球。更に、今夜の松井さんが詰まりながらもしぶとく二遊間を破って、無死満塁。ここで斉藤が浅めのライトフライを打ち上げると、川相不在では強引に狙いに行くしかないと焦ったニックンが本塁へ突入。しかし、ライト・多村の好返球の前にあえなく憤死すると、江藤は空振り三振に倒れて、結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈相次ぐ拙攻に川相さえいれば…と言う気持ちが隠せず、やりきれない思いの真田はその裏、小川,多村とヒットを浴びて、一死一、二塁のピンチ。ここで中村にも痛打されるも、これがショート真正面のライナーとなるツキに恵まれ、二塁走者・小川も戻れずゲッツーとこのピンチを脱出。直後の6回、巨人は先頭のソーサ元木がレフト線へヒットを放つと、一死後、真田のバントをバワーズが二塁へ野選を犯し、更に、清水が歩いて満塁のチャンス。しかし、ニックンは空振り三振と相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮すると、これで士気を削がれた阿部もレフトフライに倒れて、三者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈またも満塁のチャンスを逃し、落胆の色を隠せない真田は、その裏、一死から石井タクローを歩かせたものの、続くマイケルをピッチャーゴロに打ち取り、ゲッツーでチェンジと思いきや、川相不在で守備のリズムを乱したガッツな貴公子・仁志が一塁へ中途半端なバウンドの送球を犯して、ファースト・江藤が落球。しかし、この後、鈴木なおのりがショートゴロに打ち損じた事に救われ、辛くもこのピンチを脱出。直後の7回、巨人は先頭の今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ2年ぶりの40号ソロを叩き込み、ようやく4点目を追加。川相不在とあっては、3点のリード程度ではまるで心許ない真田は7,8回も走者を背負う苦しい投球ながら、あと一本が出ない横浜の拙攻に助けられ、無失点で切り抜け、4−1の儘、試合は土壇場9回に突入。この回からマウンドに上がった守護神・河原は川相不在の不安感から石井タクロー,マイケルと連打を浴びて、無死一、三塁のピンチ。ここで鈴木なおのりをショートゴロゲッツーに打ち取るも、この間に石井タクローが返って、2点差。しかし、最後はロドリゲスを空振り三振に斬ってとり、辛くも逃げ切りに成功。結果的には白星を拾ったとは言え、名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、2度の満塁のチャンスを逃すなど、10残塁の拙攻ぶりに巨人ナインはとても浮かれ気分ではいられず、重苦しいムードで球場を後にした。この最悪のムードを打破する為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 新井、3安打4打点の活躍! 長谷川、粘りの11勝目!
ナゴヤドーム:中日12勝12敗
C  300003100  7
D  000013000  4
勝:長谷川11勝6敗 負:朝倉8勝10敗 S:小山田1勝0敗24S
本:キュラソ星人20、新井22、大豊2

 アリアス、先制23号! ムーア、完封で10勝目!
甲子園:阪神10勝14敗
S  000000000  0
T  01010100×  3
勝:ムーア10勝10敗 負:石川8勝7敗
本:アリアス23

 田之上、8失点KO! ダイエー、7連勝でストップ!
千葉マリン:ロッテ9勝16敗
H  000100010  2
M  30302400× 12
勝:ミンチー姉さん10勝13敗 負:田之上5勝8敗
本:フクーラ7、ボーリック6

 パンジャキラー前川、4回KO! 西武、快勝でM17!
西武吹き抜けドーム:西武13勝11敗
Bu 001000100  2
L  02130001×  7
勝:張8勝2敗1S 負:前川4勝11敗

 延長12回、ドロー! 日本ハム、粘るも連敗阻止ならず!
札幌ドーム:日本ハム13勝8敗2分
BW 200000000000  2
F  000001100000  2