球界トピックス

8月26日


 秋山、突然の引退表明! 22年間の現役生活にピリオド!
走攻守三拍子揃った好選手として22年に渡り、活躍してきた秋山幸二外野手(40)がこの日、現役引退を表明。20日の西武戦終了後、王さんに引退の決意を打ち明け、翌21日に瀬戸山代表に電話で報告したと言う秋山は福岡ドーム内で記者会見を行った。 引退の理由については「何とかごまかしながらやってきたが、今年は腰の具合がいい時期がなく、心技体のバランスがうまく取れなくなった。優勝を目指してやってきたが、現実的に遠のいてしまい、気持ちを持っていけなくなった」との事。茂雄の持つ通算444本塁打にあと7本と迫っていただけに王さんは「もうひと花咲かせてはどうだ」と慰留したが、秋山の決意は変わらず、公言していた日本シリーズでの伝説のバック宙ホームインの再現も果たせない儘、ユニフォームを脱ぐ事となった。1980年秋のドラフトで八代高からドラフト外で入団した秋山は強肩強打,俊足好守と全てを兼ね備えた万能外野手として、西武黄金時代を築き8度のリーグ優勝、6度の日本一を経験。1987年に本塁打王に輝くと、1989年にはサイクルヒット,3割30本30盗塁のトリプルスリーを達成し、1990年には本塁打王経験者としては2リーグ後初となる盗塁王を獲得。1993年オフに3対3の大型トレードでダイエーに移籍すると、1999,2000年のV2に貢献。2000年には2000試合出場と2000本安打の同時達成と言う快挙を成し遂げた。その裏で豪快なバッティングの見返りか、史上最多の通算1712三振も記録。また、ベストナインを8度、ゴールデングラブを11度受賞した他、オールスターにはファン投票で史上最多の18年連続選出されるなど、輝かしい記録を残している。25日までの通算成績は2187試合で2157安打、437本塁打、1312打点、303盗塁。22年間の現役生活を振り返り「ここまでやれるとは思っていなかった。毎年毎年の積み重ねと思ってやっていたので、これが秋山幸二という選手の目一杯の記録。22年間、自分では十分やったつもりだし、誇りに思っている。優勝と言う経験が2球団で出来た事が一番の思い出。オールスターのファン投票でも多くの方々に投票しても貰い、ずっと出る事が出来た。温かい声援でここまでやって来られたのには、本当に感謝している」と語った秋山に対して、球団側は来年以降も指導者として残って欲しい意向を示したが、現段階では白紙の状態で、引退試合についても未定。

 永井、1安打完封! 柴原、4打点の活躍!
福岡ドーム:ダイエー12勝10敗
F  000000000  0
H  00011030×  5
勝:永井3勝4敗 負:伊集院光の弟子・金村8勝3敗

 オツ、2安打完封で13勝目! カブレラ、3戦連発43号!
西武吹き抜けドーム:西武15勝5敗1分
M  000000000  0
L  12101100×  6
勝:オツ13勝6敗 負:ミンチー姉さん9勝13敗
本:カブレラ43、ベンちゃん24

 塩谷、痛恨の決勝エラー! オリックス41年ぶり9連敗!
大阪ドーム:近鉄14勝7敗1分
BW 330000000  6
Bu 12203000×  8
勝:高木1勝1敗 負:川越3勝10敗 S:大塚1勝0敗15S
本:日高9、的山3