球界トピックス

8月23日


東京ドーム:巨人11勝8敗
T  020001000  3
G  03000200×  5
勝:カリメロ8勝6敗
負:藤田0勝3敗
S:河原4勝2敗23S
本:アリアス21、ゼブラ今岡11
 
名手・川相、悪夢のフル欠場で怒涛の拙攻三昧! 阪神の自滅攻勢で辛くも白星!
前日、今夜の松井さんが2発を放ったにも拘わらず、名手・川相の起用法を大きく誤り屈辱の逆転負けを喫し、マジックが消滅した巨人。この陰鬱としたムードを断ち切る為にも、当然、前夜大活躍の名手・川相がスタメン出場と思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが入り、セカンドには左脇腹痛でリタイアしていたガッツな貴公子・仁志が復帰、江藤がスタメンから外されたにも拘わらず、満身創痍のソーサ元木がファーストに入り、斉藤はライトへ、そして、サードには川中が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、阪神先発・藤田に対して、あえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈いきなり川相不在の重さを痛感させられ、落胆の色を隠せない巨人先発・カリメロに対して、阪神は直後の2回、先頭のアリアスが左中間スタンドへ21号ソロを叩き込み、1点を先制。続く片岡がレフト前ヒットで出ると、沖原の犠打,上坂のショートゴロで三進。ここでSAMがセンター前にタイムリーを浴びせて、2点目を追加。その裏、巨人は今夜の松井さん,斉藤が連続四球と貰い物のチャンスでソーサ元木がセンター前にタイムリーを放ち、まず1点。続くガッツな貴公子・仁志がレフト前に弾き返して、無死満塁となった所で、川中に対して、藤田が暴投を犯し、斉藤が労せずして同点のホームイン。川中はファーストフライに倒れると、カリメロもセカンドゴロで二死…と思いきや、平凡なこのゴロを何とゼブラ今岡がジャッグルゼブラ今岡は慌てて本塁へ転送するも、三塁走者・ソーサ元木は楽々生還し、勝ち越しに成功。なおも一死一、二塁の場面だったが、清水のショートライナーで川相不在では1点でも多く奪わないと危険だと焦ったか、二塁走者のガッツな貴公子・仁志が大きく飛び出すボーンヘッドを犯し、ゲッツーを食らってチェンジと川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く3回、先頭のニックンがレフト線へ二塁打を放つと、この所、死球禍に見舞われ続けている阿部がまたも右肘付近に死球を食らい、無死一、二塁。しかし、続く今夜の松井さんがセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。続く斉藤も空振り三振に倒れて、結局、無得点とまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には淡泊な攻撃で三者凡退とまたまたまた川相不在の弊害を露呈した巨人は、5回には一死から清水の二塁打,ニックンの四球で一、二塁のチャンス。しかし、阿部がレフトフライに倒れると、今夜の松井さんは空振り三振に終わり、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈立て続けの拙攻三昧にストレスが溜まる一方のカリメロに対して、阪神は直後の6回、ゼブラ今岡がライトスタンドへ11号ソロを叩き込み、同点。追い付かれた巨人はその裏、先頭の斉藤が歩くと、ここで代わった谷中に対して、ソーサ元木が最悪のショートゴロゲッツー…と思いきや、スタートをきっていた斉藤は間一髪セーフとなり、一死二塁。更に、続くガッツな貴公子・仁志のサードゴロを捌いた片岡の悪送球でアリアスの足がベースから離れ、一、三塁とまたも拾い物のチャンス。この微妙な判定に激昂し、脱兎のごとく飛び出した星野監督は上本塁審に暴言をかまし、退場を食らうと、更に、タブチくんも上本塁審に肘打ちをかまして、退場処分。ようやくプレイ再開となったが、トップ2が姿を消し、意気消沈の阪神に対して、川中がセンター前へタイムリーを放ち、再び勝ち越しに成功。ここでカリメロがヘッポコバントをかまして、キャッチャーファールフライに倒れたものの、清水に続いてニックンまで四球を貰い、労せずして押し出しの5点目をゲット。なおも満塁の場面だったが、ここで代わった吉野の前に阿部がセンターフライに倒れて、三者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。7回も今夜の松井さん,斉藤と連続三振を喫し、ソーサ元木もショートゴロで三者凡退とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回には一死から川中がヒットで出ると、ここでカリメロに代わって、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは江藤。しかし、江藤はあえなくセカンドフライに倒れ、飛び出した川中も戻れずにゲッツーを食らう最悪の展開で結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回、満を持してマウンドに上がった守護神・河原だが、川相不在とあって不安感一杯で一死からアリアス,片岡に連打を浴びて、一、二塁のピンチ。続く代打の神様・八木はレフトフライに打ち取るも、上坂の打席で簡単にダブルスチールを許す無警戒ぶりでワンヒットで同点の場面を作られた事で、逆転の走者となるにも拘わらず、上坂を敬遠しての満塁策を選択。しかし、最後はSAMがセカンドゴロに打ち損じた事に救われ、何とか逃げ切り、ゲームセット。名手・川相が悪夢のフル欠場に終わり、怒涛の拙攻三昧を展開したにも拘わらず、阪神の自滅三昧により、辛くも勝ちを拾った巨人だが、ヤクルトも勝った為、マジック再点灯はならず。結果オーライの勝利に酔いしれる者は一人もおらず、ナイン全員がまるで2度とマジックはつかないと諦めたかの様に重苦しい足取りで球場を後にした。この陰鬱としたムードを吹き飛ばす為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 武上四郎氏、肝不全で死去!
元ヤクルト監督の武上四郎氏がこの日の午前9時12分、肝不全の為、東京都新宿区の慶応大病院で死去した。享年61歳。宮崎大宮高−中大−河合楽器を経て、1966年にサンケイ(現ヤクルト)の8位指名で入団した武上氏は1年目から打率.299の好成績を残し、新人王を獲得。その後も「けんか四郎」の異名をとる気迫溢れるプレーで活躍し 、1975年に引退。コーチを経て、1980年から5年に渡り、ヤクルトの監督として指揮を執った他、1995年からは巨人のコーチを5年間務めたが、茂雄のヘッポコ采配に振り回されまくった事による心労から体調不良に陥り、現場を退いた。現役9年間の通算成績は977試合で打率.266 71本 301打点。

 ペタジーニ、34号3ラン! 打線爆発でM再点灯阻止!
広島:広島9勝8敗2分
S  430002000  9
C  000102010  4
勝:山部3勝2敗 負:河内1勝5敗
本:ペタジーニ34、キュラソ星人18、新井21

 立浪、先制打&中押し弾! 山本昌、1失点の好投!
ナゴヤドーム:中日11勝7敗
YB 000000020  2
D  10200100×  4
勝:山本昌5勝6敗 負:ホルト4勝7敗 S:ギャラード1勝1敗25S
本:立浪12、小川7

 小林雅、リーグタイの21試合連続セープポイント!
福岡ドーム:ダイエー12勝8敗
M  001001000  2
H  000000100  1
勝:清水直11勝7敗 負:星野5勝7敗 S:小林雅2勝1敗25S

 貝塚、価値あるプロ初アーチ! 西武、マジック26!
GS神戸:オリックス4勝15敗
L  0010010001  3
BW 1100000000  2
勝:森5勝6敗1S 負:萩原2勝2敗3S S:豊田5勝1敗25S
本:松田さん3、貝塚1

 鷹野、決勝犠飛! パウエル、ハーラートップ13勝目!
大阪ドーム:近鉄10勝9敗
F  000002000  2
Bu 00000300×  3
勝:パウエル13勝6敗 負:シールバック6勝6敗 S:大塚1勝0敗13S
本:井出12