球界トピックス

8月20日
第84回全国高校野球選手権:智弁和歌山6−1帝京 川之江1−10明徳義塾


東京ドーム:巨人14勝5敗
YB 020001010  4
G  12602000× 11
勝:桑田8勝6敗
負:ホルト4勝6敗
本:ニックン17、鈴木なおのり8
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 桑田、怒りの力投で通算160勝目!
18日、名手・川相の起用法を大きく誤り屈辱の逆転負けを喫した巨人。この陰鬱としたムードを断ち切る為にも、当然、名手・川相がスタメン出場と思われたが、阿部がスタメンに復帰した事で、2番ショートの聖域にはインケツ続きのニックンが戻り,斉藤はライトに回って、ファーストには手首を痛めている江藤、サードには川中、そして、セカンドには宮崎が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、横浜先発・ホルトに対して、先頭の清水がライト線へ二塁打を浴びせると、ニックンのセカンドゴロの間に三進。阿部が歩いて、一、三塁となった所で絶好調の今夜の松井さんがセンター前へタイムリーを放ち、1点を先制。なおも、一、二塁のチャンスだったが、斉藤はレフトフライと凡退。続く江藤がグランのエラーで出塁し、満塁となったものの、川中はファーストゴロに倒れて、三者残塁と早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。一方、防御率1位争いをしていると言うのに、逆境に強いからなどと言う理不尽な理由でまたしても川相不在のマウンドを強いられた巨人先発・桑田に対して、横浜は直後の2回、ロドリゲス,小川と連打を浴びせると、グランが歩いて、無死満塁となった所でマイケルがライト線へ2点タイムリー二塁打を浴びせて、あっと言う間に逆転に成功。更に、中村が歩いてまたも無死満塁となったが、逆境に燃える桑田の粘りの投球の前にホルト,石井タクロー,金城と打ち取られ、2点止まり。1点を追う巨人はその裏、先頭の宮崎がセンター前へ弾き返すと、桑田がきっちり送って、一死二塁。ここで清水がライト前へタイムリーを放ち、同点。更に、畳みかけようと言う所で川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦ったか清水がホルトの牽制に引っかかり、タッチアウトとなるボーンヘッド。しかし、ニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ17号ソロを叩き込み、勝ち越しに成功。続く3回には松井さんの四球,斉藤のライト前ヒットで無死一、二塁。ここで江藤は最悪のショートゴロゲッツーか…と思いきや、打球がどん詰まりだった事が幸いし、松井さんが三塁に封殺されるだけに留まると、川中がレフト前に弾き返して、一死満塁。ここで宮崎が前進守備の二遊間を破るタイムリーを浴びせると、桑田が川相不在の打線とあっては自分が打つしかないとばかりに三塁線を破る執念の2点タイムリー二塁打を放ち、ホルトをKO。更に、代わった稲嶺から、清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間を深々と破る2点タイムリー二塁打となり、8点目。続くニックンが歩いた後、阿部もライト前に弾き返して、清水が9点目のホームイン。なおも、一、二塁の場面だったが、今夜の松井さんはセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く4回には斉藤,川中のヒットで一死一、二塁のチャンス。ここで宮崎に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはルーキー・大須賀。しかし、プロ初打席となる代打・大須賀はファーストゴロに終わると、続く桑田も空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回、先頭の清水が早くもこの日4本目のヒットを放つと、ニックンもレフト前に弾き返して一、二塁。阿部のショートゴロで走者はそれぞれ進塁すると、今夜の松井さんが詰まりながらもレフト前へタイムリーを放ち、二者生還。なおも、一死一塁の場面だったが、斉藤は空振り三振,江藤はファーストへの凡フライに倒れて、松井さんは一塁に釘付けとまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。点こそ入ってはいるものの、川相不在の弊害が随所に露呈している事で、流石に精神的疲労が蓄積してきた桑田は直後の6回、先頭の鈴木なおのりにバックスクリーンへ8号ソロを叩き込まれて、防御率争いで一歩後退となる痛恨の3点目を献上。その裏、巨人は一死から大須賀に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは、山田。しかし、大須賀同様にプロ初打席となる山田はあえなく空振り三振に倒れて、士気を削ぐと、桑田も倒れて、三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の7回、山田は外野手とあって、名手・川相がサードに入るか…と思いきや、山田がライトに回って、斉藤がファーストに、そして、8点差あるにも拘わらず、江藤がサードに回ると言う徹底した川相後回しシフトが炸裂これに激昂した桑田は鬼気迫る表情で福本,中村と連続三振に斬って取ると、続く田中一もどん詰まりのファーストゴロに打ち取る怒りの投球を展開。その裏、巨人は簡単に二死を取られた所で、死球から復帰したばかりに阿部がまたも死球を食らって激昂。阿部の鬱憤を晴らしたい今夜の松井さんだったが、空振り三振に倒れて、阿部は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈ただでさえ、川相不在をカバーする為に立ち上がりから飛ばしに飛ばしてきた上、7回に怒りに任せた投球をかましてしまった事で疲労の色を隠せない桑田は直後の8回、二死一、三塁のピンチを迎えると、小川にタイムリーを浴び、防御率争いで二歩後退となる痛恨の4点目を献上。その裏、巨人は一死から江藤がヒットで出ると、ここで走塁センス溢れる名手・川相が代走で登場か…と思いきや、出てきたのは、左ふくらはぎ痛が癒えたばかりの福井これで士気を削がれた川中,山田とあえなく凡退し、福井は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回、疲れきった体でこれ以上、川相不在のマウンドに立てば、防御率争いから完全に脱落するとあって、桑田は完投を目前にしながら、交代を余儀なくされたが、2番手・M.T.チョンが何とか抑えて、ゲームセット。逆境に燃える桑田の投打に渡る執念のプレーが実を結び、辛くも勝ちを拾った巨人だが、名手・川相が悪夢のフル欠場に終わった事で怒涛の拙攻三昧をかますなど、課題は山積みマジックは1つ減って30となったものの、巨人ナインはまるで自力Vが消滅したかの様な重苦しい足取りで球場を後にした。この殺伐としたムードを拭い去る為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 ムーア、粘りの完投実らず! 阪神、今季初の借金生活!
大阪ドーム:阪神10勝9敗
C  000110000  2
T  000001000  1
勝:黒田8勝6敗 負:ムーア9勝9敗

 代打・中井美穂の旦那、決勝タイムリー!
神宮:ヤクルト12勝8敗
D  000010000  1
S  00000105×  6
勝:ホッジス13勝4敗 負:人斬り抜刀斎7勝4敗
本:ブレット7、度会2

 西武、投打噛み合いM29! カブレラ、単独トップ40号!
西武吹き抜けドーム:西武13勝7敗
H  000000000  0
L  00010302×  6
勝:後藤5勝1敗 負:ラジオ6勝5敗
本:ベンちゃん20、カブレラ40

 オバンドー、先制打! 清水、今季初完封初勝利!
GS神戸:オリックス7勝12敗1分
F  101000100  3
BW 000000000  0
勝:清水1勝3敗 負:ヤーナル6勝11敗

 初芝、先制12号! 好投・ミンチー姉さん、9勝目!
仙台:ロッテ8勝11敗
Bu 000000100  1
M  01002300×  6
勝:ミンチー姉さん9勝12敗 負:バーグマン4勝6敗
本:初芝12、メイ16、清水将1、中村28