球界トピックス

8月16日
第84回全国高校野球選手権:常総学院3−0柳川 鳴門工5−3一関学院 小山西7−8玉野光南


ナゴヤドーム:中日8勝13敗
G  000001000  1
D  010000003× 4
勝:朝倉8勝9敗
負:チョコ2勝2敗1S
本:渡辺4、谷繁17
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 怒涛の拙攻三昧で屈辱のサヨナラ負け!
前日、ヒゲ入来の粘投と阿部のサヨナラ弾を呼び込む川相の大きな存在感により、マジック消滅の危機から逃れた巨人。この日から5連勝中と勢いに乗る中日が相手とあって、当然、名手・川相はスタメンで起用されると思われたが2番ショートの聖域にはインケツ続きの上、足を痛めているニックンが入り、ファーストには手首を痛めている江藤、サードには川中、そして、セカンドには今季ノーヒットの宮崎が入ると言う闇雲に左打者を多用する悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、中日先発・朝倉の前に簡単に二死をとられると、阿部が四球を選んだものの、今夜の松井さんがセンターフライに倒れて、阿部は一塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回も斉藤,江藤,川中とあえなく凡退し、3人で攻撃終了とまたも川相不在の弊害を露呈川相不在を痛感させる相次ぐ拙攻に落胆の色を隠せない巨人先発・カリメロに対して、中日はその裏、一死から渡辺がレフトスタンドへ4号ソロを叩き込み、1点を先制。直後の3回、巨人は先頭の宮崎が今季初安打を放ったものの、川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦ったか二盗を仕掛けてむざむざ憤死する有様。これで士気を削がれたカリメロ,清水も倒れて、結局、3人で攻撃終了とまたまた川相不在の弊害を露呈。続く4回には二死から今夜の松井さんがライトオーバーのヒットを放ったものの、斉藤はあえなくセカンドゴロに倒れて、松井さんは一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、福留のレフトフライを川相不在でリズムを崩した清水のまずい守備で三塁打としてしまうピンチは辛くも切り抜けたカリメロだが、続く5回、ヒットの渡辺を捕逸,暴投と川相不在が故に呼吸を乱した立て続けのバッテリーミスで三塁まで進ませてしまうと、ボンジュール大西を歩かせて、無死一、三塁とまたまたピンチ。続く蔵本を三振にとり、一死となった所でスクイズを仕掛けてきた朝倉がカリメロのスライダーを空振り。これで飛び出した渡辺を刺して、楽になったカリメロは朝倉を空振り三振に斬ってとり、このピンチをしぶとく脱出。直後の6回、巨人は先頭のカリメロが川相不在の打線はアテにならないとばかりに自らレフト前へ弾き返して、先陣を切ると、清水もセンター前ヒットを放ち、無死一、二塁。ここで本来ならば、名手・川相がきっちり送って、世界記録へ前進する所だが、この日の2番はインケツ続きのニックン若大将・原監督はバントさせたいのはやまやまながら、バントの下手さっぷりには定評のあるニックンとあって、下手するとゲッツーになりかねないとやむなく強攻策を指示するも、ニックンはあわやゲッツーのセカンドゴロ。どん詰まりとなったのが幸いして、一塁は間一髪セーフとなった所で、阿部が右手甲に死球を食らって退場となるアクシデントが発生。更なる主力の離脱で重苦しいムードとなる中、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、カリメロが同点のホームイン。なおも、一、二塁の場面だったが、斉藤はセカンドゴロに倒れて二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。7回には一死から川中がセカンドのグラブを弾く内野安打で出たものの、宮崎,カリメロと連続三振に倒れて、川中は一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回には一死からニックンがライト前へ弾き返すと、阿部に代わって3番に入っていた村田の犠打で二死二塁。一塁が空いた事で今夜の松井さんが敬遠され、一、二塁となったものの、この日、ブレーキとなっている斉藤がここでもセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。1−1と均衡破れぬ儘、迎えた土壇場9回、巨人は一死から川中が一、二塁間を破ると、宮崎が歩いて、一、二塁。ここでカリメロに代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは左門。しかし、左門はセンターフライとあえなく凡退。ここで清水がライト前に弾き返したものの、川相不在では強引に狙いにいくしかないと焦った川中が一気に本塁を狙ってタッチアウトとなり、結局、無得点とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏からマウンドに上がった2番手・チョコも川相不在のマウンドに不安感一杯。何とか二死をとった所で福留をどん詰まりのピッチャーゴロを打ち取りながら、一塁へ悪送球をかまして、二進を許してしまう有様。ここで立浪を敬遠し、谷繁との勝負を選択するも、この敬遠に燃えた谷繁は初球を叩いて、レフトスタンドへ17号3ランを叩き込み、サヨナラ勝ち名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事による怒涛の拙攻三昧でカリメロを見殺し、敗れるべくして敗れた巨人はマジック減らしにむざむざ足踏みした事で、マジック消滅どころか、まるで自力Vが消滅したかの様な重苦しい表情で球場を後にした。この殺伐としたムードを打開する為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう
 左:打線の援護なく、好投虚しく失意の降板となったカリメロ

 求道者・前田、炎の3打点! 広島、8連敗でストップ!
横浜:横浜8勝8敗1分
C  301000110  6
YB 000000003  3
勝:長谷川9勝6敗 負:バワーズ4勝3敗
本:求道者・前田14、ディアス17、新井20、鈴木なおのり7

 ペタジーニ、2打席連発! リーグトップに再浮上!
神宮:ヤクルト12勝8敗
T  000001000  1
S  01041000×  6
勝:山部2勝2敗 負:藤田0勝2敗
本:ペタジーニ32,33、アリアス20

 ユウキ、移籍初白星!
福岡ドーム:ダイエー8勝10敗
BW 010000101  3
H  000000000  0
勝:ユウキ1勝1敗 負:若田部6勝6敗 S:萩原2勝1敗3S
本:日高8

 西武、9点差跳ね返す大逆転! マジック34点灯!
西武吹き抜けドーム:西武10勝9敗
Bu 270000100 10
L  00370020× 12
勝:土肥1勝1敗 負:前略・三澤興一4勝2敗 S:豊田4勝1敗24S
本:ローズ38、吉岡16,17、カブレラ37、エセネオエセ松井24

 ビッグステーキ、一発攻勢で快勝! シールバック、6勝目!
東京ドーム:日本ハム6勝12敗
M  000001001  2
F  02300001×  6
勝:シールバック6勝5敗 負:清水直10勝7敗
本:DTクローマー16、オバンドー21、メイ15、小笠原26