球界トピックス

8月15日
第84回全国高校野球選手権:智弁和歌山4−1東邦 浦和学院5−6川之江 桜美林0−5桐光学園 青森山田3−9明徳義塾


東京ドーム:巨人13勝9敗
S  200000000  2
G  200000001× 3
勝:岡島6勝2敗
負:藤井7勝6敗
本:ペタジーニ31、今夜の松井さん32、阿部12
 
ヒゲ入来、川相効果で粘りの好投! 阿部、今季2本目のサヨナラ弾でM32!
前日、継投策が空転し、惜敗したものの、最後まで勝負を諦めない名手・川相の執念のプレーで怒涛の粘りを見せるなど、士気が衰えない巨人。この日も敗れると、阪神の自力Vが復活し、マジックは消滅と言う状況だったが、若大将・原監督も、いるだけで士気を高める川相効果の重要性を認知したか、7番サードと言う持ち味を生かしづらい所ながらも、名手・川相をスタメン起用。これにより、試合前から意気上がる巨人の先発・ヒゲ入来は先頭の稲葉を簡単に打ち取ると、絶好調の宮本にはセンター前へ7打席連続となるヒットを浴びたものの、続く佐藤を名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球を展開し、宮本を封殺。しかし、ここでペタジーニを追い込みながら、ライトスタンドへ通算150号となる今季31号2ランを叩き込まれて、先制点を献上。2点を追う巨人はその裏、ヤクルト先発・藤井に対して、一死からニックンがセンター前へ弾き返すと、二死後、今夜の松井さんが前夜の右手首への死球をモノともせずに左中間スタンドへ2試合連続32号2ランを叩き込み、あっと言う間に同点。直後の2回、ヒゲ入来は簡単に二死を取り、城石もサードゴロに打ち取ってチェンジ…と思いきや、アンツーカーの部分でバウンドが変わり、さしもの名手・川相も止めるのが精一杯普通の選手ならば、ヒットと判定されてもおかしくない所だが、尋常ならざる高い次元を要求される名手・川相とあって、記録はエラー。しかし、ヒゲ入来は続く藤井を空振り三振に斬ってとり、このピンチを脱出。その裏、巨人は一死から名手・川相が類い希なる選球眼を駆使してフルカウントまで持ち込んだ末に四球を勝ち取ると、続く永池が川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりにセンター前に弾き返すと、ヒゲ入来が三塁線へ川相ばりの絶妙の犠打を見せて、二死二、三塁。ここで清水の打球は左中間を破るかと思われたが、レフト・寿司職人ラミレスの地面スレスレでランニングキャッチする好プレーに阻まれて、二者残塁。2−2の儘、迎えた5回、ヒゲ入来は一死から城石に左中間フェンス直撃の二塁打を浴びるピンチを迎えたものの、続く藤井のファーストゴロで江藤が瞬時にサードへ転送し、川相の好タッチで城石を刺すと言う絶妙の連携プレーが炸裂。これに気を良くしたヒゲ入来は続く稲葉をピッチャーゴロに打ち取り、このピンチも脱出。6回の一死一、二塁と言うピンチも気力の投球で凌ぎきったヒゲ入来は、8回には一死から宮本に痛打されるも、この三塁線を痛烈に襲う打球を名手・川相が絶妙のポジションニングと素早い反応でキャッチし、すかさず一塁へストライク送球悪太郎・堀内氏も「普通のポジショニングでは捕れませんよ。きっちりライン寄りを抑えていたからこそですね」と賞賛する名手・川相の好プレーに意気上がるヒゲ入来は続く佐藤を空振り三振に斬ってとり、この回も無失点。9回からマウンドに上がった岡島も川相がバックにいると言う絶大な安心感から生き生きとした投球でヤクルト打線をピシャリと抑える好投を展開。一方、尻上がりに調子を上げながら、力投を続ける藤井の前に3回以降ノーヒットと当たりの止まっていた巨人だが、その裏、先頭のニックンが倒れて、一死となったものの、続く阿部がライトスタンドへ豪快な12号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ちヒゲ入来の粘りのピッチングを支えた名手・川相の存在感が阿部の今季2本目のサヨナラ弾を呼び込み、勝つべくして勝った巨人のマジックは2つ減って32この劇的勝利の流れを断ち切らない為にも、一刻も早い名手・川相の聖域でのスタメン起用が待たれる所だろう

 代打・神野、決勝2点タイムリー! 広島、3点差守れず8連敗!
広島:広島10勝11敗
D  001500002  8
C  031010001  6
勝:山井4勝1敗 負:高橋8勝9敗 S:ギャラード1勝1敗24S