球界トピックス

8月13日
第84回全国高校野球選手権:桐生商3−8遊学館 柳ヶ浦3−5中京 広陵3−2日本航空 東山7−11佐久長聖



茂雄の口撃に怒りの一発を叩き込む川相

1年ぶりの代打アーチに思わず万歳

ジャビット人形を手に歓声に応える川相

東京ドーム:巨人12勝8敗
S  000210001  4
G  20004212× 11
勝:桑田7勝6敗
負:ホッジス12勝4敗
本:岩村17、江藤13、名手・川相1、清水12、ニックン16
 
名手・川相、怒りの代打ホームラン! ついにマジック34点灯!
1つでも勝てば、マジックが点灯すると言う対ヤクルト3連戦。ソーサ元木も倒れるなど、ケガ人続出の中、マジック点灯に躓く様な事があれば、ますますムードが悪くなるのは必至とあって、当然、名手・川相がスタメンで聖域に座ると思われたが、2番ショートの聖域にはインケツ続きの上、足を痛めているニックンが入り、ファーストには手首を痛めている江藤、サードには川中、そして、セカンドには宮崎が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発は、例によって、逆境に強いなどと言う理不尽な理由でまたもや川相不在のマウンドを強いられた桑田。しかし、相変わらずの川相不在のバックに釈然としない桑田は初回、いきなり先頭の稲葉を歩かせると、宮本に簡単に犠打を許し、佐藤のショートゴロの間に三塁を陥れられて、二死三塁のピンチを迎えた所で、打席には好調・ペタジーニ。しかし、逆境に燃える桑田はペタジーニを見逃し三振に斬ってとり、このピンチを脱出。その裏、巨人はヤクルト先発・ホッジスに対して、先頭の清水がセンター前に弾き返すと、バントの下手さっぷりには定評のあるニックンは幸運にも四球を掠め取り、続く阿部もライト前にヒットを放ち、無死満塁。ここで今夜の松井さんはセカンドライナーに倒れたものの、続く斉藤がセンター前に2点タイムリーを放ち、先制点をゲット。更に、江藤がサードへの内野安打で繋いで、再び満塁としたものの、川中,宮崎とあえなく凡退して、三者残塁と早くも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回には二死からニックンがセンター前に弾き返すも、阿部はファーストゴロに倒れて、ニックンは一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回には一死から斉藤が左中間突破の二塁打を放ちながら、川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦ったか、無謀な三盗を仕掛けて、憤死。続く江藤も倒れて、結局、3人で攻撃終了とまたまた川相不在の弊害を露呈。3回を終わった時点で史上42人目の通算2500投球回をマークした桑田だったが、立て続けの拙攻三昧に流石に余裕がなくなってきたか、直後の4回、一死から寿司職人ラミレスにレフト前へ弾き返されると、続く岩村に左中間スタンドへ17号2ランを叩き込まれて、試合は振り出しに。続く5回には先頭の稲葉にレフト前に弾き返されると、宮本の犠打で一死二塁となった所で佐藤にセンター前へのタイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。1点を追う展開となった巨人はその裏、二死から阿部が歩くと、今夜の松井さんがライト線へ二塁打を放ち、二、三塁。ここで斉藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライトフェンス最上部を直撃するタイムリー二塁打となり、二者が返って逆転に成功。更に、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ13号2ランを叩き込み、この回、大量4点。続く6回、ヤクルトが左の前田にスイッチすると、一死後、桑田に代わり、ついに名手・川相が登場。ここで解説席から現場をシメにきた茂雄から代打策に難癖をつけられて激昂した名手・川相はカウント1−2からの4球目を痛打すると、打球はグングン伸びてレフトスタンドへ吸い込まれる今季初アーチ! この川相の会心の一打に勢いづいた巨人は続く清水も右中間スタンドへ12号ソロを叩き込むと、7回には四球で出た今夜の松井さんを三塁に置いて、川中が右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打。更に、8回には一死一塁からニックンが16号2ランを叩き込んで、11点目を追加。守っては、7回から名手・川相がセカンドの守備についた事で絶大な安心感に支えられたリリーフ陣がヤクルト打線を翻弄。ジョーベ博士−河本組長−岡島と繋ぎ、最後は8点差ながらもマウンドに上がった守護神・河原がペタジーニのタイムリー二塁打で1点を失ったものの、最後は岩村を空振り三振に取って、ゲームセット。茂雄の嫌がらせ口撃を一蹴する名手・川相の怒りの一発が打線に火をつけ、勝つべくして勝った巨人はついにマジック34が点灯。この儘、着々とマジックを減らしていく勢いをつける為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう


 ロドリゲス、先制打! グスマン、2安打完封!
札幌ドーム:横浜7勝14敗1分
T  000000000  0
YB 10020000×  3
勝:グスマン2勝2敗 負:川尻2勝3敗

 バルガス、6回零封! 5投手継投で完封リレー!
広島:広島10勝9敗
D  000100002  3
C  000000000  0
勝:バルガス2勝2敗 負:黒田7勝6敗 S:ギャラード1勝1敗22S
本:谷繁16、渡辺3

 ラジオ、粘りの投球で6勝目! ダイエー、4連勝!
福岡ドーム:ダイエー10勝10敗
F  000010200  3
H  02001400×  7
勝:ラジオ6勝4敗 負:清水0勝3敗

 青波の長瀬、サヨナラ23号! 徳元、プロ初白星!
GS神戸:オリックス7勝12敗1分
Bu 00100001000  2
BW 00001010001× 3
勝:徳元1勝0敗 負:アゴくら0勝3敗
本:青波の長瀬23

 エセネオエセ松井、決勝3ラン! カブレラ、2発4打点!
千葉マリン:ロッテ5勝13敗1分
L  000130401  9
M  001000000  1
勝:後藤4勝1敗 負:加藤6勝10敗
本:沢井2、カブレラ35,36、エセネオエセ松井23


 ローズ、史上210人目の通算1000本安打!
この日、ローズは8回の第4打席でヤーナルから、レフト前へ一時は同点となるタイムリーを放ち、史上210人目となる通算1000安打を達成
初安打は1996年3月30日の西武1回戦で新谷から放っている。