球界トピックス
8月11日
第84回全国高校野球選手権:富山商1−4柳川 宇部商2−3常総学院 鳴門工9−2日大東北 一関学院1−0樟南
土壇場9回、0−2からの3球目を痛打 |
しぶとく三遊間を破る執念のヒット |
サヨナラヒットとならず、苦笑する川相 |
東京ドーム:巨人13勝8敗1分
C 0020010100 4
G 0000200021× 5
勝:岡島5勝2敗
負:小林3勝4敗
本:緒方17、阿部10
名手・川相、幻の決勝打! 阿部、東京ドーム1000号のサヨナラアーチ!
入団前から名手・川相を信奉しているナイスガイ・真田の5度目のマウンドはまたも名手・川相が不在と言う絶望的マウンド。2回にソーサ元木がダイビングキャッチを試みた際、左肩を痛めて途中退場するアクシデントに見舞われても、代わりに出てきたのは名手・川相でなく宮崎と言う川相ないがしろシフトにショックを受け、3回、緒方に先制17号2ランを叩き込まれる始末。5回に川中のタイムリー二塁打の後、川相不在では自分が打つしかないとばかりに真田自らプロ初安打となる執念の同点タイムリーを放つも、直後の6回、新井に勝ち越しタイムリーを浴びて、無念のKO。8回には川相不在でリズムを崩した阿部のエラーでピンチを迎えた後、ディアスのタイムリーで4点目を失い、2点ビハインドの儘、土壇場9回へ突入。広島の守護神・小山田に対して、巨人は無死満塁と絶好のチャンスを掴むと、江藤がショートゴロゲッツーに倒れる間に1点を返し、1点差。二死三塁となった所で代打・ヒットマン後藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を破るタイムリー二塁打となり、ついに同点。更に、川中が敬遠されて、一、二塁となった所でついに登場した名手・川相は三遊間をしぶとく破るヒット! これで二塁走者・ヒットマン後藤が返ってサヨナラか!?と思われたが、レフト・キュラソ星人のストライク返球と西山の好ブロックの前にヒットマン後藤は憤死し、試合は延長に突入。しかし、名手・川相はその儘、サードの守備についた事で絶大な安心感にこの回からマウンドに上がった岡島は伸び伸びとした投球で、ピシャリと抑えると、意気上がる巨人はその裏、二死走者なしの場面で阿部がライトスタンドへ巨人選手の東京ドーム通算1000号となる今季10号アーチを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ち。最後の最後で投入された名手・川相の活躍により、勝つべくして勝った巨人だが、またしても真田の登板時に川相が出ない儘、リード出来ずにKOさせてしまうと言う選手生命に拘わるとてつもなく大きい精神的ダメージを負わせてしまったばかりか、今度はソーサ元木が最悪、登録抹消となりかねないケガを負ってしまうなど、ネガディブな要素は満載。この重苦しいムードを打開する為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう。
代役・米野、プロ初アーチ! ペタジーニ、決勝30号! |
立浪、先制2点打! 山本昌、1失点の好投で4勝目! |
小久保、先制2ラン! 乱調・前川、ついに10敗目! |
カブレラ、先制33号2ラン! オツ、2年ぶり完封! |
オバンドー、先制20号! 日本ハム、4連敗でストップ! |