球界トピックス

8月9日
第84回全国高校野球選手権:智弁和歌山5−4札幌一 東邦5−3大阪桐蔭 川之江5−1仙台西 浦和学院7−3報徳学園



左中間へ会心の一打を放つ名手・川相

あわやスタンドインのタイムリー二塁打

広池の背筋を凍らせる見事な流し打ち

東京ドーム:巨人11勝8敗1分
C  100000000  1
G  20501007× 15
勝:カリメロ7勝6敗
負:高橋8勝8敗
本:ニックン14,15、今夜の松井さん29,30、ソーサ元木5,6
 
名手・川相、会心のタイムリー二塁打! 今夜の松井さん、豪快2発で7年連続30号!
前日、絶好調の名手・川相の投入があまりにも遅過ぎた事により、怒涛の拙攻拙守三昧が炸裂して、屈辱の完封負けを喫した巨人主力が次々とリタイアしていく野戦病院状態の中、五体満足な川相がいつまでもないがしろにされる事でチームの雰囲気は陰鬱となる一方。この絶体絶命の危機を打開する為にも、当然、名手・川相がスタメンで聖域に座ると思われた。しかし、川相はスタメン出場こそなったものの、7番セカンドと言う持ち味をまるで生かせない打順となり、2番ショートの聖域には病み上がりの上、インケツ続きのニックンが投入される不吉な展開正に天職と言っていい聖域を、まるで2番の適性のない男に奪われた川相を不憫に思った巨人先発・カリメロは初回、一死から東出,ディアスと連打を浴びると、二死後、ロペスにレフト前へのタイムリーを許し、先制点を献上。1点を追う巨人はその裏、広島先発・高橋に対して、一死からカリメロの怒りを買った事で危機感を覚えたニックンがインケツパワーも溜まっていないと言うのにレフトスタンドへ14号ソロを叩き込んで同点とすると、二死後、今夜の松井さんがバックスクリーン右へ豪快な29号ソロをぶち込んで、勝ち越しに成功。松井さんの一発で溜飲を下げたカリメロは立ち直りを見せ始め、2,3回と三者凡退。1点リードの儘、迎えた3回裏、巨人は先頭の清水が左中間突破の二塁打を放つと、カリメロにシメられる事を恐れるニックンがインケツパワーが溜まってもいないのに、三塁線を破るタイムリーを浴びせるも、二塁を欲張り、憤死する大チョンボで、結局、カリメロに睨まれる始末。しかし、二死後、今夜の松井さんがライトスタンド上段へ2打席連続の30号ソロを叩き込むと、江藤が東出のエラーで出た所でソーサ元木がレフトオーバーの二塁打を浴びせて、5点目。更に、ここで絶好調の名手・川相が左中間フェンスを直撃するあわやホームランと言うタイムリー二塁打を放つと、川相の作ったチャンスを無駄にする訳にはいかないとばかりに堀田もレフト線へタイムリー二塁打を放ち、この回、大量5点。5回には一死からソーサ元木が左中間スタンドへ5号ソロを放ち、8点目をゲット。ここで打席には名手・川相が入ったが、よりにもよって、このタイミングで球界随一の川相派である掛布雅之氏に対して、実況アナが突然まるで関係ない故障者続出の話題を振り、掛布氏に川相の「か」の字も喋らせないと言う、茂雄が裏で糸を引いているのではないか?と疑いをかけるには十二分の嫌がらせをかまされた事で失意の川相はライトフライと無念の凡退となると、川相を不憫に思った代打・ヒットマン後藤も空振り三振に倒れて、1点止まり。一方、嫌な精神状態だった立ち上がりこそ叩かれたカリメロだが、川相がバックにいると言う絶大な安心感から、2回から6回までパーフェクトの好投を展開。7回を迎えた所で若大将・原監督は大量7点リードとあって、カリメロを下げると、バトンを受けた河本組長,ジョーベ博士も川相がバックにいると言う信頼感に生き生きとした表情で投げ込み、それぞれ1回をノーヒットを抑える好投。その裏、先頭の名手・川相は得意のおっつけるバッティングで痛打。この火の出る様な打球はライト真正面へのライナーとなるハードラックで凡退となったものの、この背筋の凍る様な恐るべき打球に戦慄を覚えて動揺を隠せない広池は突如、制球を乱して、永池,斉藤と連続四球を与えると、清水にはショートへの幸運な内野安打を許して、一死満塁。ここで美味しい所は巧みにかっさらう狡猾ぶりに定評のあるニックンにライトスタンドギリギリに飛び込む15号グランドスラムを浴びると、更に、阿部のヒット,今夜の松井さんの四球で一、二塁とまたまたピンチ。続く黒田は何とか打ち取ったものの、ここでネクストバッターズサークルに登場した名手・川相の姿が目に入り、先程の恐怖が鮮烈に甦ってしまった広池は甘い球を投じてしまい、ソーサ元木にこの日2本目となる6号3ランを叩き込まれて、この回、大量7失点。土壇場9回、この回からマウンドに上がった巨人4番手・チョコも和製オジーたる驚異の守備力を誇る名手・川相がバックにいると言う安堵感に包まれて、広島強力クリーンアップを3人でピシャリと抑えて、ゲームセット。聖域でないながらもスタメンを果たした名手・川相の大いなる存在感で投打が噛み合い、勝つべくして勝った巨人は連敗を脱出。この儘、Vロードを驀進する為にも、名手・川相のスタメン定着が望まれる所だ


 岩村、サヨナラ打! 五十嵐亮、またも白星強奪!
神宮:ヤクルト10勝7敗
YB 104002001  8
S  051011001× 9
勝:五十嵐亮8勝1敗2S 負:竹下2勝3敗
本:中根3、ペタジーニ28、多村3、宮本5

 代打・上坂、決勝打! 星野、6回1失点の好投!
ナゴヤドーム:中日9勝8敗1分
T  000100100  2
D  001000000  1
勝:星野2勝1敗 負:朝倉7勝9敗 S:バルデス4勝2敗17S

 若田部、3回KO! ダイエー、悪夢の6連敗!
大阪ドーム:近鉄9勝8敗1分
H  111200000  5
Bu 30311002× 10
勝:前略・三澤興一4勝1敗 負:若田部6勝5敗 S:岡本4勝0敗18S
本:井口14、小久保22

 エセネオエセ松井、逆転サヨナラ2ラン!
西武吹き抜けドーム:西武13勝3敗
BW 003000000  3
L  001010002× 4
勝:森4勝6敗1S 負:山口2勝3敗5S
本:エバンス9、エセネオエセ松井22

 芝草うちゅー、サヨナラ暴投! 小林雅、連続セーブ17でストップ!
千葉マリン:ロッテ11勝4敗
F  0100000010  2
M  0001100001× 3
勝:小林雅2勝1敗22S 負:下柳1勝7敗