球界トピックス

8月3日


広島:広島7勝10敗1分
G  210420000  9
C  100201201  7
勝:上原13勝3敗
負:長谷川8勝5敗
S:河原3勝2敗21S
本:今夜の松井さん28、江藤12、清水10、求道者・前田11,12、新井18
 
今夜の松井さん、驚異の9戦9発で暫定三冠王! 上原、6失点KOも13勝目!
前日、名手・川相の投入により、辛くもサヨナラ負けの危機を脱した巨人だが、その川相が(江藤のまずい走塁も重なったとは言え)バントを試みて今世紀初のゲッツーを食らうと言う大事件が起こるなど、川相幽閉による歪みを大露呈した事でベンチのムードは最悪。この絶体絶命の危機を打開する為にも、当然、名手・川相がスタメンで聖域に座ると思われたが、2番ショートの聖域には川中が入り、ファーストには斉藤、サードには手首を痛めている江藤、そして、セカンドには満身創痍のソーサ元木が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、広島先発・長谷川に対して、先頭の清水がセンター前ヒットで出ると、すかさず二盗に成功。川中がフォースプレイでなかった事で辛うじて犠打を決めると、二死後、今夜の松井さんの打席を迎えた所で長谷川が暴投を犯し、例によって、タナボタの形で1点を先制。更に、松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへリーグ単独トップとなる2試合連続28号ソロを叩き込み、この回、2点。しかし、その裏、川相不在で不安感一杯の巨人先発・上原は緒方,キムタクと連打を浴びると、ディアスには簡単に犠打を許して、一死二、三塁のピンチ。キュラソ星人は何とか空振り三振にとり、続く求道者・前田もファーストゴロに打ち取り、ピンチ脱出…と思いきや、これを川相不在で守備のリズムが狂った斉藤が大きく弾くヘッポコタイムリーエラーを犯し、緒方の生還を許す体たらく。直後の2回、巨人は先頭の江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ12号ソロを叩き込み、3点目。更に、続く阿部が一塁線を破る二塁打を放ったものの、ソーサ元木,上原と連続三振。ここで長谷川がまたも暴投を犯して、阿部は三塁へ進んだものの、清水も空振り三振に倒れて、結局、1点止まりと川相不在が故のツメの甘さを大露呈。3回は2番からの打順となったが、所詮、川相が2番に入っていないとあっては好打順でも何でもなくあえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、4回、先頭の斉藤がセンター前に弾き返すと、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間を破る二塁打となり、無死二、三塁。ここで阿部がライト前にタイムリーを放つと、ソーサ元木も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間フェンスにワンバウンドでぶち当たる大飛球となり、まず江藤が生還。一塁走者の阿部も川相不在では1点でも多く強引に奪いに行くしかないと焦ったか、強引に本塁へ突入するも、あえなく憤死。続く上原はファーストゴロに倒れて、二死となった所で、清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ10号2ランを叩き込み、この回、4点。しかし、川相不在とあっては何点リードを奪っても逆転されるかもしれないと言う不安感が拭えない上原に対して、広島はその裏、一死から求道者・前田がバックスクリーン右へ11号ソロ。更に、続く浅井が右中間真っ二つの二塁打を放つと、新井がレフト線へタイムリー二塁打を浴びせて、3点目。何とか突き放したい巨人は直後の5回、先頭のマッスル千代の富士がショート後方へポトリと落ちる幸運なヒットで出ると、長谷川のこの日3度目の暴投で二進。続く今夜の松井さんの普通ならショート真正面のゴロもショート・キムタクが松井さんシフトの為に大きく右に寄っていた事でレフト前に抜ける幸運なヒットとなり、無死一、三塁。一死後、江藤はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開か…と思いきや、打球がどん詰まりだった事が幸いして、二塁はセーフとなり、この間にマッスル千代の富士が生還。更に、続く阿部がセンター前にタイムリーを放つと、ソーサ元木が歩かされて、一、二塁となったものの、上原はショートゴロに倒れて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く6回には清水が倒れて、川中を迎えた所でマウンド上が左の広池とあって、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、その儘、打席に送られた川中は見逃し三振これで士気を削がれたマッスル千代の富士も空振り三振に終わり、結局、三者凡退とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏からセカンドにはソーサ元木に代わり、名手・川相…ではなく黒田が入った事で、またも川相が後回しにされたと落胆の色を隠せない上原に対して、広島は二死から新井がレフトスタンドへ3試合連続の18号ソロを叩き込み、4点目。直後の7回、巨人は先頭の今夜の松井さんが痛烈なライト前ヒットを放つも、続く斉藤はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開。これで士気を削がれた江藤もあえなく凡退して、結局、3人で攻撃終了とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏からサードには江藤に代わり、名手・川相…ではなく、若大将・原監督が仲人を務めてやったヒットマン後藤が入った事で、またまた川相が後回しにされたと落胆の色を隠せない上原は代打・東出,緒方と連打を浴びると、一死後、キムタクにもライト前へ弾き返され、満塁のピンチ。ここでキュラソ星人のセカンドゴロの間に東出の生還を許し、ついに無念のKO。更に、代わったチョコも川相不在とあって不安感一杯求道者・前田に右中間突破のタイムリー二塁打を浴びて、早々とKO。代打・ロペスを迎えた所で、流石にヤバいと察知した若大将・原監督はチョコからジョーベ博士にスイッチすると同時に、ヒットマン後藤をファーストに回し、サードにようやく名手・川相を投入。するとジョーベ博士はロペスを名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球を展開し、このピンチをあっさり脱出。直後の8回、巨人は一死から黒田が左ふくらはぎに自打球を食らって、退場。カウント2−2と言う所で代わって打席に入った高野はいきなりストライクを見逃して三振と何をしに出てきたのか分からない体たらく。二死走者なしと如何ともしがたい所で回ってきた川相は執拗にファールで粘ったものの、小林のスッポ抜けた高めのスライダーに不覚にもバットを出してしまい、無念の空振り三振。これを見た山下大輔氏は「昨年までの川相なら、ちゃんと見送れたボールですよ」とこの所の幽閉劇で生きた球との対戦機会が激減している状況を大批判。その裏、黒田が抜けたセカンドに川中が回り、聖域・ショートには名手・川相…ではなく、ケガ人のニックンが投入されると、これにガックリきたジョーベ博士に対して、先頭の新井がライトへ痛打。フェンス際まで飛んだこの打球を懸命に追ったマッスル千代の富士だったが、追いつけないばかりか、左足の踵を痛めて、負傷退場する緊急事態。木村一のピッチャーゴロで一死三塁と場面が変わった所で、続く東出の打球はジョーベ博士のグラブを掠めるショートゴロ。これを川相を差し置いて、ショートに入っているニックンが三塁走者・新井を無駄に気にする判断ミスを犯して、一塁への送球が遅れ、内野安打としてしまう始末いかに川相がサードにいるとは言え、ランナー二人を置いたこの場面でサード以外の所へ飛んでしまっては危な過ぎると察知したジョーベ博士は渾身の投球で緒方,キムタクと連続三振に斬ってとり、このピンチを脱出。土壇場9回、巨人は先頭の清水がヒットで出ると、川中の犠打で二進。二死後、今夜の松井さんが敬遠されて、一、二塁となった所で代打・ジョーベ博士の痛烈なライナーはファースト・新井に好捕され、二者残塁。その裏、満を持して登場した守護神・河原は簡単に二死を取った所で、京都の花札屋に買収されて、亡命した鈴木一朗もが認める天才打者の求道者・前田にこの日2本目となる12号ソロを叩き込まれたものの、続く代打・野村を名手・川相の所へ打たせる頭脳的投球で打ち取り、ゲームセット。最後の最後で名手・川相が投入された事で辛くも逆転負けの危機を免れた巨人だが、黒田ばかりかマッスル千代の富士まで負傷退場するアクシデントが発生したとあって、とても楽観とはしていられない状況。この危機を打開する為にも、山下大輔氏の提言通り、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 濱中、サヨナラ三塁打! 阪神、再び2位浮上!
甲子園:阪神8勝10敗
S  0000001100  2
T  0000101001× 3
勝:バルデス4勝2敗15S 負:松田0勝1敗

 鈴木なおのり、先制打! 好投・バワーズ、3勝目!
横浜:横浜6勝10敗
D  000000020  2
YB 20000030×  5
勝:バワーズ3勝2敗 負:朝倉7勝8敗 S:木塚1勝1敗1S
本:立浪10

 エバンス、先制打&中押し犠飛! 西武、連敗ストップ!
福岡ドーム:ダイエー7勝10敗
L  010100000  2
H  000010000  1
勝:張6勝1敗1S 負:若田部6勝4敗 S:豊田4勝1敗19S
本:鳥越3

 ミンチー姉さん、2失点完投! 大塚、ダメ押し満塁弾!
GS神戸:オリックス9勝10敗
M  102000502 10
BW 001000001  2
勝:ミンチー姉さん8勝11敗 負:具5勝6敗
本:メイ12、大塚1、シェルドン17

 古久保、決勝2号! ジョンソン、来日初勝利!
東京ドーム:日本ハム9勝8敗
Bu 001000200  3
F  100000000  1
勝:ジョンソン1勝0敗 負:下柳1勝6敗 S:大塚8S
本:古久保2