球界トピックス

7月31日


東京ドーム:巨人13勝6敗
D  000110000  2
G  40001104× 10
勝:春風亭半ケツ8勝1敗
負:バルガス1勝1敗
本:今夜の松井さん25,26、江藤11、黒田1
 
今夜の松井さん、怒りの2発4打点! 春風亭半ケツ、10ヶ月ぶり完投勝利!
前日、最後の最後に川相が登場した事で辛くも逆転負けの危機を免れた巨人だが、川相不在時には拙攻のオンパレードを展開するなど、相変わらず、陰鬱としたムード。この危機的状況を打開する為にも、当然、名手・川相がスタメンで聖域に座ると思われたが、2番ショートの聖域には川中が入り、ファーストに斉藤、サードには手首を痛めている江藤、そして、セカンドには何と一軍に上がったばかりの十川孝が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・春風亭半ケツに対して、中日は初回、先頭の井端が不安定なショートを狙う頭脳的打撃を見せて内野安打で出塁すると、続くボンジュール大西がきっちり送って、一死二塁。更に、川相不在を痛感した動揺から、手元を狂わせた春風亭半ケツから福留が死球を食らって、一、二塁となったが、来日初めて4番に入ったキューバの至宝・リナレス議員はサードゴロゲッツーに倒れて、一瞬にしてチャンスが消滅。その裏、初対戦となる中日先発・バルガスに対して、巨人は先頭の清水が四球を選ぶと、川中のサードゴロの間に二進。続くマッスル千代の富士が三遊間を破って、一、三塁となった所で、今夜の松井さんのファーストゴロを渡辺が大きく後逸。ボールがファールグラウンドを転々とする間に二者が返り、巨人は労せずして先制点をゲット。更に、斉藤がセンター前に弾き返して一、三塁となった所で、バルガスが暴投を犯し、今夜の松井さんが生還とまたも相手のミスで1点を追加。江藤はサードゴロに倒れるも、続く阿部がセンター前にタイムリーを放ち、4点目。なおも二死一塁のチャンスだったが、川相を差し置いて出場の十川孝はあえなく三球三振に倒れて、阿部は一塁に釘付けと川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く2回にも淡泊な攻撃で三者凡退と早くも当たりが止まり、またも川相不在の弊害を露呈。3回には二死から斉藤がレフト前に弾き返したものの、江藤はショートゴロに倒れて、斉藤は一塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈立て続けの拙攻に辟易とし、士気の上がらない春風亭半ケツに対して、中日は4回、一死から福留がライト前ヒットで出ると、二死後、立浪が右中間フェンスを直撃するタイムリー二塁打を浴びせて、ようやく1点。その裏、巨人は二死から春風亭半ケツが川相不在では自分が出るしかないとばかりにセカンドへの内野安打で出たものの、清水はショートゴロに倒れて、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈落胆の色を隠せない春風亭半ケツに対して、中日は直後の5回、一死から四球を選んだ谷繁がボークとバルガスのセカンドゴロで三進。ここで井端がライト線へタイムリー二塁打を放ち、その差は2点。何とか突き放したい巨人はその裏、二死から今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン左へ25号ソロを叩き込むと、続く6回にも江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ11号ソロをぶち込んで、6点目。一死後、十川孝に代わって、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきた黒田はどん詰まりのサードゴロに倒れるも、どん詰まり過ぎたのが幸いして、内野安打に。この後、春風亭半ケツが送って、二進したものの、次が名手・川相…ではないとあって、清水は簡単に敬遠されて、一、二塁。ここで川中に代わって、今度こそ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは若大将・原監督が仲人を務めてやったヒットマン後藤。しかし、ヒットマン後藤はあえなくセカンドゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回、そのヒットマン後藤に代わり、ショートにはついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはケガ人のニックンこれでガックリきた春風亭半ケツは先頭の渡辺にライト前に弾き返された所で逆上。ケガ人が聖域を犯す様なバックに任せていられるか!とばかりに蔵本,谷繁,代打・神野と三者連続三振に斬ってとる怒りの投球でこのピンチを脱出。その裏、巨人は先頭のマッスル千代の富士がショートへの内野安打で出塁。一死後、斉藤に代わって、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたソーサ元木は詰まりながらもセンター前に落とした後、江藤が歩いて、満塁。ここで阿部は痛打するも、セカンド・立浪が前進守備を敷いていたにも拘わらず、素晴らしい反応でダイビングキャッチするスーパープレイ。飛び出した二塁走者・ソーサ元木は戻れず、ゲッツーを食らう最悪の展開で、結局、無得点とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、続く8回、先頭の黒田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ移籍初アーチとなる一発を放ち、7点目。更に、二死後、ニックンのヒット,マッスル千代の富士の四球で一、二塁とすると、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへこの日2本目となる26号3ランを叩き込み、ダメ押しの10点目。しかし、8点差があろうとも、川相不在ならまだまだ付け入る隙はあると闘志の衰えない中日ナインの様子を見て、焦った若大将・原監督は土壇場9回、ケガ人のニックンごときに聖域は任せられないと、ついについに名手・川相を聖域・ショートに投入ここまで川相不在のマウンドを強いられてきた事で既に限界寸前だった春風亭半ケツだったが、これで息を吹き返し、先頭のリナレス議員を三遊間へ打たせる頭脳的な投球を展開あわやレフト前に抜けようかと言うこの痛烈な打球だったが、和製オジーたる堅実な守備力を誇る名手・川相は絶妙のポジショニングとグラブ捌きで巧みに処理すると、一塁へストライク送球を見せる華麗な守備を披露。この川相の好プレーで完全に流れを巨人に持っていかれたか、中日は立浪,渡辺と後続を断たれて、ゲームセット。最後の最後で名手・川相が投入された事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人はこれで5連勝。しかし、川相不在時の大拙攻ぶりは相変わらずで、相手のミスと一発に頼るしかない大味な野球を展開するなど、課題は山積みで、巨人ナインはまるで首位から陥落したかの様な重苦しい足取りで球場を後にした。この最悪のムードを打破する為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だろう

 ムーア、2回もたずKO! 吉見、新人王へ前進の7勝目!
甲子園:阪神13勝6敗1分
YB 510001002  9
T  010001000  2
勝:吉見7勝4敗 負:ムーア7勝7敗
本:多村2、中村3

 伏兵の一発攻勢炸裂! ヤクルト、6連敗でストップ!
神宮:ヤクルト7勝9敗1分
C  000000002  2
S  00021000×  3
勝:鎌田2勝1敗 負:河内1勝2敗 S:高津0勝1敗22S
本:度会1、岩村14、志田1

 松中、先制18号2ラン! ペドラザ、汚名返上の好救援!
GS神戸:オリックス9勝8敗
H  000220002  6
BW 000030000  3
勝:田之上3勝6敗 負:ユウキ0勝1敗 S:ペドラザ1勝1敗16S
本:松中18

 田中幸、逆転二塁打! 建山、プロ初セーブ!
西武吹き抜けドーム:西武13勝9敗
F  001003201  7
L  001040001  6
勝:正田3勝6敗 負:土肥0勝1敗 S:建山2勝0敗1S
本:カブレラ29、伊東コーチ8

 高木、移籍初先発初勝利! 小林雅、16連続セーブ!
大阪ドーム:近鉄11勝7敗
M  002010000  3
Bu 000000110  2
勝:高木1勝0敗 負:前川4勝8敗 S:小林雅1勝1敗21S
本:ローズ32