球界トピックス

7月23日


甲子園:阪神6勝10敗
G  101100001  4
T  000000002  2
勝:桑田5勝6敗
負:井川10勝5敗
S:河原3勝2敗18S
本:清水9、ニックン13、関本4
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 桑田、怒りの7回無失点で5勝目!
相手のミスやツキに助けられる結果オーライな展開で勝ってはいるものの、名手・川相の悪夢の幽閉劇が続く事で連日連夜の拙攻拙守三昧と言う無様な試合を展開し続けている巨人。この日は阪神の先発が井川とあって、井川キラーの名手・川相は当然、スタメンと思われたが2番ショートの聖域には手首の痛みが癒えないニックンが、ファーストには手首を痛めている破戒僧・清原が入り、サードにはこれまた手首を痛めている江藤が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、一死からニックンが歩くと、マッスル千代の富士がレフトフェンス直撃の二塁打を浴びせて、二、三塁。しかし、今夜の松井さんは見逃し三振に倒れると、破戒僧・清原もショートゴロに倒れて二者残塁…と思いきや、これを関本がお手玉するタイムリーエラーを犯し、ニックンが労せずして先制のホームイン。なおも、一、三塁のチャンスだったが、江藤は空振り三振に倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈相変わらず、逆境に強いなどと言う理不尽な理由で川相不在のマウンドを強いられた巨人先発・桑田に対して、阪神はその裏、ゼブラ今岡が三遊間を破ると、右脛骨骨折が完治し、この日から一軍に復帰したシャア少佐も三遊間を破って、無死一、二塁。続く片岡のキャッチャーゴロで走者が入れ替わると、アリアスが三振に倒れた際にダブルスチールを決めて、二死二、三塁。ここで悠久の若虎・桧山がセンター右へ痛烈なライナーを浴びせるも、今夜の松井さんの超美技に阻まれて、二者残塁。直後の2回、巨人は二死から川相不在の打線がアテにならないとあっては自分が打つしかないとばかりに桑田がレフト前に弾き返す執念の一打。続く清水もライト前に弾き返して、一、二塁としたものの、インケツパワーが充電しきっていないニックンは見逃し三振に倒れて二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回には先頭のマッスル千代の富士かセンター前に弾き返すと、一死後、破戒僧・清原がナベツネ曰く「当たり屋」の本領を発揮する死球を食らって、一、二塁。続く江藤はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開か…と思いきや、打球がボテボテだったのが幸いして、一塁は間一髪セーフ。ここでガッツな貴公子・仁志がレフト前にタイムリーを放ち、2点目を追加。その裏、桑田は簡単に二死を取り、片岡もセンター前への凡フライに打ち取ってチェンジ…と思いきや、強い浜風に煽られたこの打球を川相不在で連係の乱れた今夜の松井さん,清水,ニックン,ガッツな貴公子・仁志がお見合いして、二塁打としてしまう大チョンボ川相不在を改めて痛感し、ガックリきた桑田は続くアリアスを歩かせて、一、二塁とピンチを拡大させてしまったものの、悠久の若虎・桧山の打ち損じに助けられ、辛くもこのピンチを脱出。直後の4回、巨人は一死から清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトポール際へ9号ソロを叩き込み、3点目。続く5回、今夜の松井さんが歩くと、破戒僧・清原がセンター前に弾き返して、無死一、二塁。ここで名手・川相がピンチバンターとして登場か…と思いきや、その儘、打席に送られた江藤は案の定、ヘッポコバントでファールを連発追い込まれた事でやむなく強攻策に切り換えると、これが二遊間をしぶとく破る結果オーライのヒットとなり、無死満塁。しかし、ここでガッツな貴公子・仁志はピッチャーゴロのホームゲッツーに倒れる最悪の展開。一塁が空いた事で阿部が敬遠されて、二死満塁となった所で打席には桑田。川相不在の打線はアテにはならないとばかりに桑田はセーフティスクイズを仕掛けるなど、必死の抵抗を試みると、最後は井川の速球をしっかり捉えて、三塁線へ痛烈な一打。しかし、これをサード・片岡がダイビングキャッチし、すかさず三塁へベースタッチ。スライディングしてきた二塁走者・江藤の足が一瞬早かったかに思われたが、判定はアウト。江藤の猛抗議も及ばず、三者残塁で結局、無得点とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈毎回走者を背負う苦しい投球の桑田だったが、その裏から破戒僧・清原が下がり、江藤がファーストへ、そして、サードには名手・川相が登場か…と思いきや、川中が入った事に愕然この期に及んでも川相の出る気配がない事に落胆の色を隠せず、一死からゼブラ今岡に痛打されて、またまた走者を背負うピンチ。しかし、逆境に燃える桑田はシャア少佐,片岡と連続三振に斬ってとる怒りの投球でこのピンチを脱出。拙攻続きのうちに徐々に当たりが止まり始めた巨人は6回はあえなく三者凡退に終わると、続く7回も先頭の今夜の松井さんが空振り三振。ここで川中に代わり、井川キラーの名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたソーサ元木はあえなくライトフライと凡退。続く江藤がセンター前に弾き返したものの、ガッツな貴公子・仁志はセンターフライに倒れて、江藤は一塁に釘付けとまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回には一死から桑田に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは福井。完封ペースの桑田を下げてまで出す代打が川相ではないとあって、怒号が鳴り響くスタンドの雰囲気にのまれた福井はあえなくショートゴロに倒れて、士気を削ぐと、続く清水も空振り三振に倒れて、三者凡退とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏からマウンドに上がったM.T.チョンは川相不在とあって不安感一杯で片岡に痛打されると、ボークを犯して、二死二塁のピンチ。しかし、ここでまたも悠久の若虎・桧山の打ち損じに救われて、辛くもこのピンチを脱出。土壇場9回、巨人は阪神3番手・部坂に対して、ようやくインケツパワーが充電しきったニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ13号ソロを叩き込み、河原のセーブの機会をまたもブレイク! 試合の流れを無視するこの余計な一発により、8回に続いてマウンドに上がるハメになったM.T.チョンだったが、川相不在の不安感が拭えぬ儘、先頭の濱中を歩かせると、続く関本にレフトスタンドへ4号2ランを叩き込まれて、KO。謀らずもセーブの条件が整った事でようやく登場した守護神・河原もイニングの頭からの登板でなくなった事で一旦、気持ちが途切れた上に川相不在とあって不安感一杯。これに対して、阪神は一死後、代打の神様・八木がレフトへ痛打するも、これが清水の真正面の打球となるハードラック。しかし、続くゼブラ今岡がレフト前へ弾き返すと、何を血迷ったか、星野監督はシャア少佐に対して、トラさんを代打で投入。「六甲おろし熱唱リサイタル」の再演に燃えるトラさんの執念に賭けた様だが、オマリーよりマシとは言え、大してうまくもないオッサンの歌なんぞ聞いてられるか!とぶち切れた(が、表情は変わらない)河原の前に空振り三振に倒れて、ゲームセット。名手・川相がフル欠場に追い込まれた事で怒涛の拙攻拙守を展開し、相手のミスと一発に頼りきる相変わらずの結果オーライで勝ってしまう無様な展開とあって、巨人ナインは重苦しい足取りで球場を後にした。6連勝しても、一向に波に乗れないこの殺伐としたムードを打開する為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう

 リナレス議員、颯爽デビュー! 来日初安打が決勝打!
ナゴヤドーム:中日7勝9敗
C  001000000  1
D  00001004×  5
勝:岩瀬2勝2敗 負:黒田5勝5敗
本:緒方13、谷繁14

 岩村、先制12号! ホッジス、余裕の好投で12勝目!
平塚:横浜5勝9敗
S  011004100  7
YB 000000210  3
勝:ホッジス12勝3敗 負:バワーズ1勝2敗
本:岩村12

 古久保、決勝2点打! 救援4投手、完全リレー!
福岡ドーム:ダイエー8勝7敗1分
Bu 000202000  4
H  020000000  2
勝:岩隈5勝4敗 負:星野4勝5敗 S:大塚5S
本:松中14

 小坂、4安打の活躍! 小林雅、14連続セーブ!
千葉マリン:ロッテ8勝8敗
BW 001000100  2
M  01000013×  5
勝:清水直8勝5敗 負:大久保1勝5敗 S:小林雅1勝1敗19S
本:日高6

 西武、一発攻勢で快勝! ミッチー、無失点投球で5勝目!
東京ドーム:日本ハム6勝12敗
L  001200050  8
F  000000002  2
勝:ミッチー5勝1敗 負:清水0勝1敗
本:エセネオエセ松井20、ベンちゃん12,13、伊東コーチ7、高木浩1