球界トピックス

7月21日


ナゴヤドーム:中日6勝11敗
G  100000410  6
D  201000000  3
勝:真田1勝1敗
負:朝倉6勝7敗
S:河原3勝2敗17S
 真田、またも川相不在の絶望的マウンド! 不本意なプロ初白星に怒り心頭!
前日、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事で怒涛の拙攻拙守を展開する無様な試合を演じた巨人。この日の先発は入団前から名手・川相を信奉していたナイスガイ・真田とあって、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域には手首の痛みが癒えないニックンが、ファーストには手首を痛めている破戒僧・清原が復帰し、サードにはこれまた手首を痛めている江藤が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、初の中4日となる中日先発・朝倉に対して、清水が右中間突破の二塁打を浴びせると、ニックンのヘッポコバントはフォースプレイでない事に救われて、辛うじて成功し、一死三塁。ここでマッスル千代の富士が前進守備のサード・立浪の右を破るタイムリーを放ち、清水が先制のホームイン。更に、今夜の松井さん,破戒僧・清原と連続四球で満塁となったものの、江藤はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で早くも川相不在の弊害を露呈。前回のプロ初登板で川相不在のバックに悉く足を引っ張られて、失意のKOとなる悲劇に会い、一生残りかねない深い心の傷を負わされたとあって、流石に今度は川相をバックに置いてくれるだろうと思っていた真田だったが、またも川相不在のバックを背負わされ、たかだか1点の先制点では何の気休めにもならず、呆然自失。その裏、一死からボンジュール大西をセカンドゴロに打ち取るも、これを川相不在で守備のリズムが狂ったガッツな貴公子・仁志が間に合いもしない一塁へ悪送球して、ボールが転々とする間にボンジュール大西は一気に二塁へ。前回同様、川相不在のバックに足を引っ張られる最悪の立ち上がりに落胆の色を隠せない真田に対して、中日は二死後、立浪がライト線へタイムリー二塁打を放ち、あっさり同点とすると、続く渡辺もセンター前へタイムリーを浴びせて、一気に勝ち越しに成功。1点のビハインドとなった巨人だが、川相不在が故に全く粘りがなく、2,3回と三者凡退に倒れる体たらく。その裏、中日は先頭の井端がガッツな貴公子・仁志のグラブを弾くヒットで出ると、ボンジュール大西の犠打で二進。ここで福留が一、二塁間を真っ二つに破るタイムリーを放ち、3点目を追加。直後の4回、巨人は二死から江藤がセンター前に弾き返すも、続くガッツな貴公子・仁志は空振り三振に倒れて、江藤は一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。立て続けに川相不在の弊害を見せつけられて、ガックリきた真田に対して、その裏、中日はピンキー井上の四球、荒木のヒットで無死一、二塁のチャンス。しかし、続く谷繁がフルカウントとなった所で、次が投手の朝倉だと言うのに何を血迷ったかダブルスチールを敢行して、三振ゲッツーとなる最悪の展開。それでも二死二塁とチャンスは続いていたが、朝倉はあえなく空振り三振に倒れて無得点とまるで川相不在の巨人を彷彿させるド拙攻を展開5,6回と三者凡退に終わり、7回も先頭の破戒僧・清原があっさり凡退と川相不在を痛感させる淡泊な攻撃を続けてきた巨人だが、ここから江藤,ガッツな貴公子・仁志,阿部と3連打で満塁とすると、ここで真田に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはヒットマン後藤若大将・原監督に仲人を務めて貰うなど、原派旗頭であるが故の優先起用が続きながら、結果を出せない事で立場が悪くなっていたヒットマン後藤だが、ここで川相を差し置いて凡退しては自分ばかりかチームが崩壊すると言う危機感から必死に食らい付いて、レフト前へ2点タイムリーを放ち、同点。更に、清水のファーストゴロで二死二、三塁となった所で怒涛のインケツぶりを発揮しても、美味しい所だけはかっさらう狡猾男・ニックンがレフト前に2点タイムリーを浴びせて、勝ち越しに成功。続く8回には中日2番手・岩瀬に対して、二死から江藤が立浪の悪送球で出ると、続くガッツな貴公子・仁志も三遊間を破って、一、二塁のチャンス。ここで阿部はファーストゴロに倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈…と思いきや、これが阿部の足に当たってファールとのジャッジ。山田監督は脱兎のごとく飛び出して猛抗議をかましたものの、当然、受け入れられる事はなく、結局、阿部は歩いて、二死満塁。この所、恒例となっている拾い物のチャンスを迎えた所で、M.T.チョンに代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたソーサ元木がしぶとく一、二塁間を破るタイムリーを放ち、江藤が生還。なおも二死満塁の場面で清水はピッチャーライナーに倒れて、三者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。しかし、川相不在の巨人なら幾らでも逆転の余地はあると闘志が衰えない中日はその裏、この回から代わったジョーベ博士から井端がヒットを放つと、一死後、3番手・岡島の暴投で二進。ここで福留が粘りに粘った末の9球目に三遊間へライナーを放つも、これがニックンの守備範囲で、飛び出した井端は戻れずにゲッツーとなるハードラック。土壇場9回、巨人は二死から今夜の松井さんが死球を食らって出たものの、破戒僧・清原は見逃し三振に倒れて、松井さんは一塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、ようやく名手・川相がサードの守備で登場。この回からマウンドに上がった守護神・河原は和製オジーと謳われる程の絶大な安心感を誇る川相がバックについた事により伸び伸びとした投球を展開し、あっさり三人で打ち取ってゲームセット。これで真田にプロ初白星がついたものの、記念すべき初白星の試合で信奉する名手・川相をバックに置いて貰えなかった事に真田は怒り心頭で、前回に続いて選手生命を縮めかねない深い心の傷を残してしまう事に…。この真田のやり切れない心情を感じ取った巨人ナインはまるで10連敗でもしたかの様な重苦しい足取りで球場を後にした。この最悪のムードを脱するためにも一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう

 藤井、7回零封の好投! 岩村、ダメ押し弾含む3安打!
札幌ドーム:ヤクルト6勝8敗1分
C  000000001  1
S  01301001×  6
勝:藤井6勝4敗 負:長谷川7勝4敗
本:岩村11

 土壇場9回、関本、起死回生の同点アーチ!
横浜:横浜5勝12敗1分
T  000000021000  3
YB 000210000000  3
本:関本3

 シェルドン、決勝15号! 萩原、プロ初白星!
福岡ドーム:ダイエー6勝8敗
BW 000020010  3
H  000200000  2
勝:萩原1勝1敗 負:吉田5勝2敗 S:山口2勝2敗2S
本:松中13、シェルドン15

 メイ、逆転2点打! 小林雅、リーグ新の13連続S!
東京ドーム:日本ハム4勝10敗
M  000020200  4
F  000300000  3
勝:薮田1勝1敗 負:隼人5勝4敗 S:小林雅1勝1敗14S
本:DTクローマー14

 エセネオエセ松井、先頭打者弾! 張、7回13Kの快投!
大阪ドーム:近鉄8勝7敗
L  100000110  3
Bu 000000020  2
勝:張4勝1敗1S 負:高村5勝4敗 S:豊田4勝1敗17S
本:エセネオエセ松井19、吉岡13