球界トピックス

7月20日


ナゴヤドーム:中日6勝10敗
G  000021100  4
D  000110000  2
勝:上原11勝3敗
負:小山1勝3敗
S:河原3勝2敗16S
本:ニックン12
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 怒涛の拙攻三昧炸裂でV奪回へ黄信号!
前日、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事で怒涛の拙攻三昧で残塁地獄を形成する無様な試合を展開した巨人。この殺伐としたムードを断ち切る為にも、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域には手首の痛みが癒えないニックンが、ファーストには前日、手首に受けた死球の影響でベンチへ下がった破戒僧・清原の代わりに、これまた手首を痛めている江藤が入った事でサードが空いたものの、そこにはソーサ元木が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、中日先発・山井の前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回、先頭の今夜の松井さんが詰まりながらもセカンドの頭を越すヒットで出塁。続く江藤のカウントが2−3となった所で、今夜の松井さんは川相不在では一つでも先の塁を強引に奪うしかないとばかりに二盗を仕掛けるも、三振ゲッツーとなる最悪の展開。二死走者なしとなった所でソーサ元木がライト前に弾き返したものの、ガッツな貴公子・仁志が簡単に打ち上げて、ソーサ元木は一塁に釘付けとチグハグな展開でまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回には先頭の阿部がライト前ヒットで出るも、ここでバントを仕掛けた上原がファール,空振り,空振りと3球連続失敗の醜態を晒して、まず一死。清水が倒れた後、山井の暴投で阿部は二塁へ進んだものの、ニックンは空振り三振に倒れる相変わらずのインケツぶりを発揮し、阿部は二塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には一死から今夜の松井さんがライト前に弾き返すも、江藤,ソーサ元木と倒れて松井さんは一塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈立て続けに拙攻を見せつけられて、落胆の色を隠せない巨人先発・上原に対して、中日はその裏、先頭のボンジュール大西がライト前ヒットで出ると、一死後、立浪が右中間を真っ二つに破るタイムリー三塁打を浴びせて、ついに均衡を破る先制点をゲット。1点を追う展開となった巨人は直後の5回、一死から阿部がレフト前に弾き返すと、上原が今度は辛うじてバントを決めた後、山井の暴投,清水の四球で二死一、三塁。ここでニックンは空振り三振でまたもインケツぶりを発揮…と思われたが、ファールチップしたこの打球を谷繁が痛恨の落球。辛くも生き長らえた事でインケツパワーが充電しきったのか、ニックンはライト前へタイムリーを放ち、阿部が同点のホームイン。更に、マッスル千代の富士がレフト前にタイムリーを放って、山井をKO。なおも一、二塁の場面で代わった小笠原の前に今夜の松井さんは空振り三振に倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、川相不在の巨人なら幾らでも逆転のチャンスはあるとばかりに士気が衰えない中日は荒木,谷繁の連打で無死一、二塁。しかし、代打・関川はバント失敗で追い込まれた挙げ句に三振に倒れると、続く井端はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、川相不在で守備のリズムを崩したソーサ元木が二塁へ大悪送球をかましてオールセーフ。満塁となった所で、ボンジュール大西のセカンドゴロ併殺崩れの間に荒木が生還し、試合は振り出しに。追い付かれた巨人は直後の6回、中日3番手・小山に対して、一死からソーサ元木が四球、ガッツな貴公子・仁志が死球、阿部が四球と、ノーヒットで労せずして満塁のチャンス。ここで川相不在の打線がアテにならないとあっては自分が打つしかないとばかりに上原がライトへ犠飛を打ち上げて、ソーサ元木が勝ち越しのホームイン。なおも一、二塁の場面で清水は三塁線へ痛打するも、サード・立浪のスーパープレイに阻まれて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く7回には先頭のニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3戦連続の12号ソロを叩き込み、4点目。更に、マッスル千代の富士が歩いたものの、今夜の松井さんの打席で川相不在では一つでも先の塁を強引に奪うしかないとばかりに二盗を仕掛けて、三振ゲッツーとなる最悪の展開。続く江藤も簡単に打ち上げて、結局、1点止まりとまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。8回には一死からガッツな貴公子・仁志が左中間突破の二塁打を放つと、二死後、上原に代わって名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはヒットマン後藤。しかし、ヒットマン後藤はあえなくセンターフライに倒れて、仁志は二塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回には先頭の清水が右中間真っ二つの二塁打を放つと、ニックンのライトフライで三進。しかし、マッスル千代の富士,今夜の松井さんと立て続けにどん詰まりのピッチャーゴロに倒れて、清水は三塁に釘付けとまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏からマウンドに上がった守護神・河原だったが、川相不在のマウンドに顔面蒼白この心許ないバックに任せては2点差などないも同然と恐れおののく河原は自分で決めるしかないとばかりにバッタバッタと三振を奪いに行く力任せの投球で中日の反撃を辛くも切り抜けて、ゲームセット。これで上原は野茂(当時近鉄)を抜く史上最速85試合目での通算50勝をマーク。バント失敗に始まる怒涛の拙攻三昧、失点に繋がるエラー等、相変わらず、川相不在を痛感させるミスを連発しているとあって、4連勝しても、全く喜びを表せない巨人ナインはまるで10連敗でもしたかの様な重苦しい足取りで球場を後にした。この最悪のムードを脱するためにも一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう

 0対0の均衡敗れず! 延長12回ドロー!
札幌ドーム:ヤクルト5勝8敗1分
C  000000000000  0
S  000000000000  0

 阪神、継投策失敗! 4点守れず、痛恨の逆転負け!
横浜:横浜5勝12敗
T  003102000  6
YB 11000601×  9
勝:横山1勝0敗 負:金沢4勝1敗1S S:斎藤タカシ1勝1敗14S

 柴原、先制3号! 田之上、3ヶ月半ぶりの2勝目!
福岡ドーム:ダイエー6勝7敗
BW 000000100  1
H  00101310×  6
勝:田之上2勝6敗 負:川越3勝8敗
本:柴原3、バルデス15

 一発攻勢で大逆転! 小林雅、12試合連続セーブ!
東京ドーム:日本ハム4勝9敗
M  101004140 11
F  400400000  8
勝:小林宏6勝3敗 負:芝草うちゅー2勝2敗6S S:小林雅1勝1敗17S
本:金子4、堀10、メイ9、サブロー3

 ローズ,中村、連続タイムリー! 粘投・前川、4勝目!
大阪ドーム:近鉄8勝6敗
L  021000000  3
Bu 22000001×  5
勝:前川4勝6敗 負:ハンニバル4勝2敗 S:大塚4S
本:エバンス7