球界トピックス

7月19日


ナゴヤドーム:中日6勝9敗
G  100202232 12
D  010000000  1
勝:カリメロ5勝6敗
負:人斬り抜刀斎5勝2敗
本:ニックン10,11
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 怒涛の拙攻三昧で残塁地獄形成!
前日、最後の最後で名手・川相が投入された事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人。しかし、ハマのチンピラの突然のリタイアに助けられた要素が強く、川相不在時の結果オーライ野球は相変わらずで、この嫌な流れを断ち切る為にも、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域には手首の痛みが癒えないニックンが、サードにはこれまた手首を痛めている江藤が、ファーストには依然として全力疾走が出来ない破戒僧・清原が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、中日先発・人斬り抜刀斎に対して、先頭の清水がレフト前に弾き返すと、バントの下手さっぷりには定評のあるニックンが真下に落とすと言う普通ならゲッツー確実のヘッポコバントを炸裂させるも、これがホームベースに当たって、大きく跳ねたのが幸いし、結果として犠打に。続くマッスル千代の富士はセカンドへの凡フライに倒れたものの、今夜の松井さんのバットを叩き折られたどん詰まりの打球がショート後方にポトリと落ちる幸運なタイムリーとなり、清水が先制のホームイン。更に、破戒僧・清原がレフト前に弾き返して、一、二塁とチャンスを広げたものの、江藤はショートフライに倒れて、二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には二死からカリメロが歩いたものの、清水が倒れて、カリメロは一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈毎度毎度好投を展開しながら、川相不在の非効率打線に足を引っ張られて、黒星続きの巨人先発・カリメロはこの日も立て続けに川相不在の拙攻を見せつけられた事で愕然。ラッキーだろうが何だろうが、とりあえず1点入ったとあって、完封すれば負けないと意気込んだものの、いかんせん川相不在の逆境下で完封を狙うしかないと言うとてつもなく追い詰められた精神状態が正常と言える筈はなく、その裏、早くも来るべくして破綻を来してしまう事に…。先頭の山崎武に痛打されると、二死後、荒木にライト線へのタイムリー三塁打を浴びて、あっと言う間に同点とされる始末。追い付かれた巨人は直後の3回、2番からの打順となったが、所詮、川相が2番でなければ、好打順にはなりえず、あえなく三者凡退とまたまた川相不在の弊害を露呈。続く4回には先頭の破戒僧・清原がナベツネ曰く「当たり屋」の本領を発揮する死球で出塁。一死後、ガッツな貴公子・仁志のショートゴロがどん詰まり過ぎて内野安打となるツキに恵まると、続く阿部も死球を食らって、労せずして満塁のチャンスとなった所で、カリメロがあわやホームゲッツーとなるファーストゴロに倒れて、二死。しかし、ここで清水がセンター前にタイムリーを放って、2点を勝ち越し。なおも、一、二塁とチャンスが続いていたが、ニックンはあえなくセンターフライに倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く5回にはマッスル千代の富士,今夜の松井さん,破戒僧・清原のクリーンアップがいずれも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに気負い過ぎて、三者凡退とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。2点のビハインドとなっても川相不在の巨人ならば、逆転の余地は幾らでもあると食らい付く中日はその裏、先頭の荒木がレフト前ヒットで出塁。ここで人斬り抜刀斎はバントを決められず、走者が入れ替わったものの、続く井端がセンター前ヒット、更に、ボンジュール大西のセカンド右へのゴロを川相不在で守備のリズムを崩したガッツな貴公子・仁志がジャッグルし、一死満塁。しかし、これで川相不在のバックなど信用出来るか!とぶち切れたカリメロの渾身の投球の前に福留は空振り三振。続く4番・立浪もセカンドへの凡ゴロに倒れて、三者残塁。直後の6回、巨人は江藤,ガッツな貴公子・仁志と連打を浴びせると、仁志はすかさず二盗を決めて、無死二、三塁。ここで阿部がライト前に2点タイムリーを放ち、人斬り抜刀斎をKO。代わった山北に対して、カリメロがきっちり送ると、二死後、ニックンが歩いて、一、二塁としたものの、マッスル千代の富士はセカンドゴロに倒れて二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。しかし、続く7回、ソーサ元木,江藤のヒットで二死一、二塁とすると、阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間へのタイムリー二塁打となり、2点を追加。阿部は川相不在では一つでも先の塁を強引に狙うしかないとばかりに一気に三塁を狙ったものの、悠々、タッチアウトとなる大暴走となり、またまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く8回には先頭の代打・斉藤がセンター前に弾き返すと、一死後、インケツパワーの充電がようやく終わったニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2試合連続の10号2ランを叩き込み、9点目。更に、マッスル千代の富士のヒット,今夜の松井さんの四球で一、二塁とした所で、ソーサ元木のどん詰まりの打球がショート後方に落ちる幸運なタイムリーとなり、10点目。ここで江藤に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたヒットマン後藤はショートへのポップフライとあえなく凡退。続くガッツな貴公子・仁志がショートへの内野安打を放って、満塁としたものの、阿部はレフトフライに倒れて三者残塁とまたまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈川相不在では何点あっても逆転されかねないと攻撃の手を緩めない巨人は土壇場9回、先頭の斉藤が左中間突破の二塁打を浴びせると、清水のライトフライで三進。ここでニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ2打席連続の11号2ランを叩き込み、12点目。これで流石にガックリ来た中日はその裏、3人で攻撃を終了し、ゲームセット。名手・川相がフル欠場に追い込まれた事で怒涛の残塁地獄を形成し、相手のミスとラッキーヒット、そして、一発に頼りきる相変わらずの結果オーライな展開とあって、巨人ナインはとても11点差で勝ったとは思えない重苦しい足取りで球場を後にした。3連勝しても、一向に波に乗れないこの殺伐としたムードを打開する為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう

 ペタジーニ、先制3ラン! ヤクルト、一夜で2位浮上!
札幌ドーム:ヤクルト5勝8敗
C  010000000  1
S  30000001×  4
勝:石川6勝5敗 負:高橋7勝7敗 S:高津0勝1敗21S
本:ペタジーニ23

 矢野、先制二塁打! 好投・ムーア、7勝目!
横浜:横浜4勝12敗
T  040300200  9
YB 000001000  1
勝:ムーア7勝6敗 負:吉見5勝4敗

 オリックス、猛爆17点! 投げては金田が4安打完封!
福岡ドーム:ダイエー5勝7敗
BW 403520300 17
H  000000000  0
勝:金田4勝6敗 負:若田部6勝1敗
本:シェルドン14、日高5、青波の長瀬18

 立川、逆転2ラン! 小坂、4安打3得点の活躍!
東京ドーム:日本ハム4勝8敗
M  001120210  7
F  000300000  3
勝:加藤4勝9敗 負:関根3勝4敗
本:メイ8、田中幸9、林1、立川4