球界トピックス

7月18日


東京ドーム:巨人12勝3敗
YB 021000011  5
G  10100330×  8
勝:ヒゲ入来4勝1敗
負:ハマのチンピラ4勝10敗
本:ニックン9、メカゴジラ2、破戒僧・清原10、阿部9、内川2、小川6
 
今夜の松井さん、驚愕の「消える打球」に場内騒然! ヒゲ入来、怒りの6回10三振!
前日、最後の最後で名手・川相が登場した事により、辛うじて逆転負けの危機を免れたとは言え、川相不在時の怒涛の拙攻ぶりに愕然とした春風亭半ケツが失意のKO劇を演じさせられるなど、相変わらず、陰惨としたムードの巨人。この危機的状況を打開する為にも、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域には手首の痛みが癒えないニックンが、サードにはこれまた手首を痛めている江藤が、ファーストには依然として全力疾走が出来ない破戒僧・清原が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・ヒゲ入来はいつぶっ壊れてもおかしくないポンコツ内野陣に不安感一杯で、初回、いきなり、先頭の石井タクローにライト線へ二塁打を浴びる不安な立ち上がり。川相不在の打線はアテにならないとあって、最早、ペース配分など気にしてはいられないと察知したヒゲ入来は怒りの全力投球モードを展開し、マイケルを12球粘られながらも空振り三振に斬ってとると、鈴木なおのり,ヤングも連続三振とねじ伏せて、このピンチを脱出。その裏、巨人は横浜先発・ハマのチンピラ・三浦に対して、一死からニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ9号ソロを叩き込み、1点を先制。更に、二死後、今夜の松井さんの二塁打、破戒僧・清原の四球で一、二塁としたものの、江藤はライトフライに倒れて二者残塁と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、直後の2回、依然として川相不在の不安感が拭えないヒゲ入来に対して、横浜は先頭のロドリゲスがライト前に弾き返すと、一死後、メカゴジラがライトスタンドへ2号2ランを叩き込み、あっと言う間に逆転に成功。その裏、巨人は一死から阿部がセンター前ヒットで出たものの、続くヒゲ入来がヘッポコバントをかまして、ピッチャーゴロゲッツーとなる最悪の展開で結局、3人で攻撃終了とまたも川相不在の弊害を露呈。これでガックリきたヒゲ入来に対して、横浜は直後の3回、先頭の石井タクローがライト線へ二塁打を浴びせると、マイケルの犠打で三進。ここで鈴木なおのりがきっちりレフトへ犠飛を打ち上げると言う川相不在の巨人とは大違いの効率的な攻撃で3点目を追加。その裏、巨人は先頭の清水がライト前ヒットで出塁。ここで2番が名手・川相ならば、劇的な通算500犠打が達成されたのは間違いないが、バントをさせてもゲッツーの可能性大のニックンとあっては、若大将・原監督も強攻策を余儀なくされ、結局、ニックンは簡単に打ち上げて、進塁打すら打てないと言う相変わらずの2番の適性の低さをまざまざと露呈。続くマッスル千代の富士もどん詰まりのピッチャーゴロに倒れ、嫌なムードとなったが、ここで今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線へのタイムリー二塁打となり、清水が返って1点差。なおも、二死二塁とワンヒットで同点の場面だったが、破戒僧・清原はセカンドフライに倒れて、松井さんは二塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。4回は三者凡退に終わると、5回には二死からニックンのヒット、マッスル千代の富士の死球で一、二塁としながら、今夜の松井さんが空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、6回、先頭の破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ10号ソロを叩き込み、ついに同点。更に、江藤のレフト前ヒット、阿部の四球で一死一、二塁のチャンスを作った所でヒゲ入来の打順を迎え、ここは名手・川相の登場か…と思いきや、出てきたのはヒットマン後藤。すると、カウント2−2となった所でハマのチンピラが右肘に違和感を訴えて、突如、降板となるアクシデントが発生。緊急登板で準備不足の2番手・森中に対して、ヒットマン後藤のどん詰まりのゴロは飛んだコースが良くショートへの内野安打となって、一死満塁。清水は浅いセンターフライに倒れたものの、続くニックンがレフト前に2点タイムリーを放ち、勝ち越しに成功。なおも一、三塁のチャンスだったが、マッスル千代の富士はセンターフライに倒れて二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。直後の7回、この回からマウンドに上がった巨人2番手・岡島は川相不在のバックなどアテには出来ないとばかりに渾身の投球で三者三振に斬ってとる快投を展開すると、その裏、先頭の今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。ライトへ向かって高々と上がったこの打球は天井に張られたラバーシートの隙間へスッポリと飛び込んで落ちてこないと言う「消える打球」と化し、東京ドームのローカルルールにより、二塁打に。続く破戒僧・清原のライトフライで松井さんは川相不在では強引にでも先の塁を狙うしかないとばかりに果敢に三塁を陥れた所で、川中に代わって、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木。このソーサ元木は浅めのライトフライに倒れ、犠飛とはならないと思われたが、今夜の松井さんは川相不在では強引にでも先の塁を狙うしかないとばかりに猛然と本塁へ突入。ライトからの返球がやや右へ逸れたのも奏功し、松井さんは間一髪セーフとなり、6点目をゲット。更に、ガッツな貴公子・仁志がヒットを放つと、続く阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ9号2ランを叩き込み、この回、3点。直後の8回、ようやく名手・川相がセカンドの守備に入った事で、逆転勝利の望みを完全に断ち切られた横浜はこの回、内川のレフトスタンドへ2号ソロ、9回には小川の6号ソロと単発アーチで2点を返すのが精一杯で、ゲームセット。最後の最後で名手・川相が投入された事で辛くも逆転負けの危機を脱した巨人だが、ハマのチンピラの突然のアクシデントと言うツキに恵まれたに過ぎず、怒涛の拙攻三昧に一発依存野球体質は相変わらずと、まだまだ課題は残されている状態。こんな戦い方をしていては、首位戦線を転がり落ちるのも時間の問題であり、この危機的状況を抜け出す為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

 関川、決勝犠飛で3タテ! 小山、好救援で今季初白星! 
神宮:ヤクルト9勝7敗
D  002010210  6
S  200000030  5
勝:小山1勝2敗 負:ホッジス11勝3敗 S:ギャラード0勝1敗19S
本:ペタジーニ21,22、谷繁13

 キュラソ星人、先制14号! 河内、今季初先発初白星!
甲子園:阪神8勝7敗
C  001002201  6
T  000000100  1
勝:河内1勝0敗 負:川尻0勝2敗
本:キュラソ星人14、アリアス19

 バルデス、2打席連発2ラン! ペドラザ、13セーブ目!
千葉マリン:ロッテ4勝12敗
H  100020200  5
M  100110000  3
勝:岡本2勝1敗 負:シコースキー2勝6敗 S:ペドラザ1勝1敗13S
本:堀9、バルデス13,14

 鷹野、決勝2点打! パウエル、リーグ10勝一番乗り!
大阪ドーム:近鉄11勝3敗1分
BW 010000001  2
Bu 00010201×  4
勝:パウエル10勝5敗 負:ヤーナル4勝9敗 S:大塚3S
本:シェルドン12,13、阿部4