球界トピックス

7月17日


東京ドーム:巨人11勝3敗
YB 000004001  5
G  00001810× 10
勝:河本組長1勝0敗
負:竹下2勝2敗
本:今夜の松井さん19、鈴木なおのり5
 
6回、大量8点のビッグイニング! 今夜の松井さん、とどめの19号2ラン!
前日、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、好投の桑田をむざむざ見殺しにする形で屈辱の完封負けを喫し、陰惨としたムードの巨人Vロードを驀進してくれと言わんばかりにホルトが殺人投球でニックンを叩き潰した事で、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域には手首の痛みが癒えないニックンが、サードにはこれまた手首を痛めている江藤が、ファーストには依然として全力疾走が出来ない破戒僧・清原が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・春風亭半ケツはいつぶっ壊れてもおかしくないポンコツ内野陣に不安感一杯で、初回、いきなり一死一、二塁のピンチを迎えるなど、苦しい立ち上がり。一方、横浜先発・バワーズに対して、巨人はその裏、二死からマッスル千代の富士が歩いたものの、今夜の松井さんはどん詰まりのセンターフライに倒れて、マッスル千代の富士は一塁に釘付けと早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には一死から江藤が四球を選んだものの、ガッツな貴公子・仁志がライトフライと進塁打すら打てず。ここで江藤が川相不在では強引にでも先の塁を狙うしかないとばかりに無謀とも思える二盗を間一髪成功させると、一塁が空いた事で阿部が敬遠されて、一、二塁チャンスが拡大。しかし、ここで春風亭半ケツはセカンドフライに倒れて二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈川相不在で精彩を欠く巨人打線は3,4回と三者凡退に斬ってとられる体たらくだったが、0−0の儘、迎えた5回、先頭のガッツな貴公子・仁志がファースト・メカゴジラのエラーで出ると、中村の捕逸で二進。無死二塁と拾い物のチャンスを迎えた所で阿部が二遊間をしぶとく破るチーム初安打となるタイムリーを放ち、仁志が先制のホームイン。更に、春風亭半ケツが送った後、清水が歩いて、一、二塁となったものの、ニックン,マッスル千代の富士と立て続けにショートゴロに倒れて二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈まざまざと川相不在の重さを痛感させられて、落胆の色を隠せない春風亭半ケツは直後の6回、鈴木なおのりのヒット,ヤングの四球で一、二塁のピンチを迎えると、一死後、小川にライト線へポトリと落ちるタイムリー二塁打を浴びて、試合は振り出しに。更に、多村を歩かせて満塁とした所で、代打・内川にレフト前へ勝ち越しタイムリーを浴びて、失意のKO。ここで代わった2番手・ジョーベ博士は代打・相川をキャッチャーファールフライに打ち取ったものの、3番手・チョコが石井タクローにショートの頭を越える2点タイムリーを浴びて、この回、4失点。しかし、この回、勝ち越したにも拘わらず、追加点を欲張っ森監督がバワーズに代打を送ってしまった事が試合の流れを大きく変えてしまう。ここまで僅か1安打と巨人打線を翻弄してきたバワーズが退き、この回からマウンドには横浜2番手・河原が上がったが、その初球を今夜の松井さんが痛打し、一、二塁間を真っ二つ。更に、3番手・東から破戒僧・清原がセンター前に弾き返すと、江藤のショートゴロで一死二、三塁となった所でガッツな貴公子・仁志がセンター前へタイムリーを放ち、松井さんが生還。4番手・竹下の前に阿部は空振り三振に倒れるも、この間に仁志が二盗を決めて、二、三塁でチョコの打順を迎えた事でついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木川相を差し置いての登場に、ここで凡退してはチームの内部崩壊は免れず、V逸は確定してしまうと悲壮な覚悟で臨んだソーサ元木は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間フェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、二者が返って、一気に同点。更に、動揺冷めやらぬ竹下の大暴投でソーサ元木が三塁へ進んだ所で、清水のどん詰まりの打球がレフト前にポトリと落ちる幸運な勝ち越しタイムリーとなると、ニックンも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターフェンスを直撃するタイムリー二塁打となると、マッスル千代の富士のどん詰まりの打球もショート後方にポトリと落ちる幸運なタイムリーとなり、更に、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ19号2ランを叩き込んで、この回、大量8点をゲット。川相不在では何点あっても、いつ逆転されるか分からないと手を緩めない巨人は続く7回には、二死一、三塁のチャンスを作ると、川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振した清水の右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打で10点目をゲット。続く8回、二死をとられた所でようやく名手・川相が登場。幽閉される事で薄れていく一方の試合勘を取り戻そうとするかの様に執拗にファールで粘る川相だったが、よりにもよってこのタイミングで地上波の中継が終了川相の打席が見たければ、G+に入りやがれ!と言わんばかりの日テレの狡猾なやり口に愕然とした川相は無念の空振り三振。しかし、川相はその儘、9回にショートの守備に入った事で、逆転の望みを賭けていた横浜の反撃も鈴木なおのりの5号ソロによる1点のみに終わり、逃げ切りに成功。最後の最後で名手・川相が投入された事で辛くも逆転負けの危機を脱した巨人だが、川相不在時の拙攻三昧により、春風亭半ケツのモチベーションを大きく下げて、失意のKO劇を演じさせてしまうなど、まだまだ課題は残されている状態。こんな戦い方をしていては、首位戦線を転がり落ちるのも時間の問題であり、この危機的状況を抜け出す為にも一刻も早い名手・川相のスタメン復帰が待たれる所だ

 蔵本、値千金の決勝二塁打! 粘投・バンチ、7回零封!
神宮:ヤクルト9勝6敗
D  010000000  1
S  000000000  0
勝:バンチ7勝6敗 負:坂元1勝6敗 S:ギャラード0勝1敗18S

 代打・浅井、逆転タイムリー! 小山田、20セーブ目!
甲子園:阪神8勝6敗
C  000100002  3
T  000000020  2
勝:玉木3勝1敗1S 負:バルデス1勝2敗14S S:小山田1勝0敗20S

 永井、5回突如の大乱調! 小久保の2発も空砲!
千葉マリン:ロッテ4勝11敗
H  000000102  3
M  00005000×  5
勝:清水直7勝5敗 負:永井0勝2敗 S:小林雅1勝1敗16S
本:小久保20,21

 垣内、先制タイムリー! 万全のリレーで完封勝利!
西武吹き抜けドーム:西武11勝5敗
F  000000000  0
L  20000010×  3
勝:ミャオ3勝5敗 負:正田2勝5敗 S:豊田4勝1敗16S
本:エセネオエセ松井18

 代打・益田、乱戦制す決勝打! 大塚、通算100セーブ達成!
大阪ドーム:近鉄10勝3敗1分
BW 401010010  7
Bu 00034001×  8
勝:岡本4勝0敗17S 負:大久保1勝4敗10S S:大塚2S
本:シェルドン11、大島1、中村25、高見沢4