球界トピックス

7月12日


オールスターゲーム/東京ドーム:全パ70勝60敗7分
全セ 000100120  4
全パ 001000000  1
全セ…井川(T)−ハマのチンピラ(YB)−○ムーア(T)−五十嵐亮(S)−河原(G)
全パ…ミッチー(L)−小林宏(M)−岡本(Bu)−吉田(H)−●山口(BW)−ペドラザ(H)−森(L)
本:アリアス(T)、片岡(T)
 全セ、川相不在で一発依存野球炸裂! アリアス、特大決勝弾でMVP!
茂雄の陰謀により、ノミネートされなかった為にファン投票に惜敗した名手・川相(巨人)。今、正に世界の頂点に立とうとしているこの偉大な男の推薦を目論んだ全セの若松監督(ヤクルト)だったが、これまた茂雄の圧力がかかった模様で渋々、宮本(ヤクルト)で穴を埋める事を余儀なくされ、「世界に君臨せんとするプレイヤーなくして、どこが『オールスター』だ!」とファンの怒号が鳴り響く中、始まった今年のオールスター第1戦。当初、若松監督は破戒僧・清原(巨人)の4番の可能性を匂わせる不吉なコメントを残していたが、これも恐らく茂雄の圧力がかかったのは想像に難くない。ここで破戒僧・清原を4番に据える様なヘッポコ監督同様の愚行を犯しては、昨年の日本一の栄光を汚してしまうと一念発起した若松監督は圧力を振り払って、今夜の松井さん(巨人)を4番に置くスタンダードなオーダーを編成。その全セは初回、前人未踏の4年連続敗戦投手となるのを恐れて出場辞退した霊感投手・松坂(西武)の代替選手として出場を果たした全パ先発のミッチー(西武)に対して、一死から井端(中日)がレフト線へ二塁打。しかし、続くマッスル千代の富士(巨人)がファーストゴロ,今夜の松井さん(巨人)がショートフライに倒れて、結局、無得点と早くも川相不在の弊害を露呈。続く2回には、二死から寿司職人ラミレス(ヤクルト)がセンター前に弾き返したものの、立浪(中日)はレフトフライに倒れて、寿司職人ラミレスは一塁に釘付けとまたも川相不在の弊害を露呈。3回には、あえなく三者凡退に打ち取られる体たらくでまたまた川相不在の弊害を露呈。一方、防御率1位の実績を引っさげての出場となった全セ先発・井川(阪神)は敵プレイヤーとして散々煮え湯を飲まされてきた名手・川相をバックに投げる事を心から楽しみにしていたにも拘わらず、ヘッポコ名誉監督の嫌がらせにより実現しなかった事で落胆の色を隠せず、呆然自失。それでも何とか2回までは踏ん張っていたが、立て続けに川相不在が故の拙攻三昧を見せつけられて愕然とした3回、井口(ダイエー),エセネオエセ松井(西武)にヒットを浴びて、二死一、二塁のピンチを迎えると、ガッツ(日本ハム)にセンター前へタイムリーを浴びて、ついに先制点を献上。1点を追う全セは直後の4回、この回からマウンドに上がった全パ2番手・小林宏(ロッテ)から、先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーの三塁打となると、続く今夜の松井さんも川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のセンターフライとなり、マッスル千代の富士が同点のホームイン。1−1の儘、迎えた7回、全セは二死から全パ5番手・山口(オリックス)に対して、アリアス(阪神)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ特大のソロアーチをぶち込んで、勝ち越しに成功。続く8回には全パ6番手・ペドラザ(ダイエー)から、谷繁(中日)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドに僅かに届かなかったものの、右中間フェンスを直撃する二塁打となると、続く片岡(阪神)が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーン右へ2ランを叩き込み、4点目を追加。土壇場9回には全パ7番手・森(西武)に対して、4試合連続アーチを狙った今夜の松井さんが対峙。残念ながら、一発とはいかず、記録は途絶えたものの、センター前へ弾き返すと、一死後、アリアスがレフト線へ二塁打を浴びせて、二、三塁のチヤンス。しかし、続く悠久の若虎・桧山(阪神)のショートゴロで川相不在では強引にでも本塁をつくしかないと焦った今夜の松井さんが三本間に挟まれて憤死。この間に走者はそれぞれ二、三塁へと進んだが、立浪(中日)は空振り三振に倒れて、二者残塁とまたまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、本番さながら川相不在のマウンドを強いられた河原(巨人)は逆ギレしたのが幸いし、先頭のカブレラ(西武)を空振り三振に斬ってとると、後続も何とか打ち取って、ゲームセット。まるで川相不在の巨人を彷彿させるかの様な完全無策一発依存の野放し野球で結果オーライの白星を拾ってしまった全セはあまりの恥ずかしさにとても勝ったとは思えないぶすくれた雰囲気となったが、MVPは決勝アーチを放ってアリアスが選ばれ、200万円をゲット。優秀選手にはダメ押し2ランの片岡勝利投手となったムーア(阪神)恐怖のプロ野球撲滅漫画「ドカペン パロ野球編」で横浜の実在選手が一人も選出されないなどと屈辱的な描写をされた事で激昂したハマのチンピラ(横浜)、敗れた全パからは霊感投手・松坂の4年連続敗戦投手の危機を救って代替出場したミッチーが選ばれた

 リナレス議員、メキシコで記者会見! 13日に来日予定!
キューバ初の海外プロ派遣選手として、電撃入団が決まったリナレス議員が、この日、日本に向かう途中のメキシコに到着し、会見を行った。「キューバの強いベースボール、質の高い野球を日本の皆さんにお見せしたい。我々(キューバ)の野球を見せる機会。日本に行ける事に満足している。今までやって来た事をその儘、見せるべく、出来るだけ良いプレーをしたい。一生懸命やれば、成績も上がると思う。(日本の野球から)全てを学びたい。そうしないと自分の勉強にならない」と抱負を語ったリナレス議員は13日に来日予定。当初、山田監督は競わせた上での起用を示唆していたが、詐欺師ゴメスが右膝の手術を受ける為に渡米し、今季中の復帰が難しくなった事で、攻撃力アップの為にも早い時期での一軍合流は濃厚と見られている。