球界トピックス

7月10日 YB−S(横浜),T−D(甲子園):雨天中止


広島:広島7勝9敗
G  041000004  9
C  000000200  2
勝:上原10勝3敗
負:佐々岡4勝5敗
本:キュラソ星人13、マッスル千代の富士12,江藤9
 
名手・川相、悪夢のフル欠場! 上原、怒りの熱投で10勝目!
前日、名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれた事で屈辱的な逆転負けを喫した巨人。この最悪な危機的状況を打破する為にも、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域にはインケツモードのニックンが、サードには江藤が外されたにも拘わらず、満身創痍のソーサ元木が、ファーストには依然として全力疾走が出来ない破戒僧・清原が入ると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、先頭の清水がセンター前ヒットで出たものの、2番の適性はガッツな貴公子・仁志以下ではないかと目されるニックンはファーストフライと進塁打すら打てず、続くマッスル千代の富士はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で早くも川相不在の弊害を大露呈。続く2回には、今夜の松井さん,破戒僧・清原の連打で無死一、三塁となるも、名手・川相,江藤を差し置いてスタメンのソーサ元木はあえなく空振り三振。続くガッツな貴公子・仁志もどん詰まりのフライに打ち取られるが、詰まったのが幸いして、センター前にポトリと落ちるタイムリーとなり、今夜の松井さんが先制のホームイン。続く村田が三遊間をしぶとく破って、満塁となった所で、上原はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開…と思いきや、二塁転送を焦ったディアスがジャッグルするタイムリーエラーを犯してオールセーフとなり、破戒僧・清原が生還。更に、二死後、ニックンが左中間へ2点タイムリーを放ち、なおも一、二塁のチャンスだったが、マッスル千代の富士はセカンドゴロに倒れて二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く3回にも今夜の松井さん,破戒僧・清原が連打を浴びせると、ソーサ元木が今度はきっちり送って、一死二、三塁。ここでガッツな貴公子・仁志は川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のライトフライとなり、松井さんが返って、5点目。なおも二死二塁のチャンスに村田は空振り三振に倒れて、破戒僧・清原は二塁に釘付けとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く4回には広島2番手・広池に対して、一死から清水がセンター前ヒットで出ると、広池の2つの暴投で三塁へ。しかし、ニックンは空振り三振,マッスル千代の富士はキャッチャーフライに倒れて、清水は三塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回には先頭の今夜の松井さんが歩くと、一死後、ソーサ元木がレフト前に弾き返して、一、二塁。しかし、ガッツな貴公子・仁志はあわやゲッツーのシヨートゴロに倒れて、二死となった所で、村田が歩かされて満塁となったものの、上原はライトフライに倒れて三者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。6回には二死からマッスル千代の富士のヒットの後、今夜の松井さんのショートゴロを東出がエラーして、一、二塁。ここで5回から破戒僧・清原に代わってファーストの守備に入っていた江藤がセンターフライに倒れて二者残塁とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。巨人先発・上原は川相不在とあっては何点リードがあっても危ないとばかりに立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを展開し、5回までパーフェクトの好投。相次ぐ味方打線の拙攻による精神的ダメージと、飛ばし過ぎによる身体的ダメージが溜まりに溜まった6回、二死から代打・ロペスにライト前に落とされて、パーフェクトは消滅。これで緊張感の糸が途切れた上原に対して、川相不在の巨人相手なら幾らでも逆転の余地はあるとばかりに勝負を諦めない広島は続く7回、先頭の東出がセンター前に弾き返すと、一死後、キュラソ星人がライトスタンドへ2試合連続の13号2ランを叩き込み、3点差。7,8回と3人ずつで打ち取られる体たらくで川相不在の弊害を露呈しまくっていた巨人だが、土壇場9回、先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ12号ソロを叩き込むと、今夜の松井さんのライト線二塁打の後、続く江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ9号2ランを叩き込み、8点目。更に、ソーサ元木がヒットを放ったものの、ガッツな貴公子・仁志はファーストフライに倒れて、一死。ここで村田に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは恐怖の1割打者・クレスポ川相のバント失敗よりもヒットの確率が低いクレスポだったが、ここで凡退しては人外魔境の0割台に落ち込むとあって、悲壮な覚悟で打席に入ったのが奏功し、一、二塁間を破るヒット。ここで上原に代わり、名手・川相が登場か…と思いきや、出てきた斉藤はどん詰まりのピッチャーゴロに倒れるも、この間に代走・川中が返って、9点目。なおも二死二塁の場面だったが、清水はレフトフライに倒れて、クレスポは二塁に釘付けとまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。その裏、7点差がありながら、マウンドに上がった河原は川相不在による不安感に耐えながら、先頭の代打・野村をセカンドゴロに打ち取るも、これを川相不在で守備のリズムを崩したガッツな貴公子・仁志が雑なプレイで後逸(記録は何故かヒット)。二死後、キュラソ星人を歩かせて、一、二塁とピンチを迎えたものの、ここでディアスをレフトフライに打ち取り、辛くも逃げ切りに成功。名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれながら、上原の怒りの力投で辛くも勝ちを拾った巨人だが、相手のエラーと一発に頼るしかない結果オーライな攻撃は相変わらずと課題を残した儘の嫌な形で前半戦を終了させてしまった。5日間の球宴休みで何とか体勢を整えたい所だが、後半戦ダッシュをかける為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう

 シバタオー、先制三塁打! 伊東コーチ、6号満塁弾!
福岡ドーム:ダイエー6勝9敗
L  600001000  7
H  101000000  2
勝:青木4勝1敗 負:山田5勝6敗
本:伊東コーチ6、バルデス12

 パウエル、力投虚し! オバンドー、サヨナラ17号!
東京ドーム:日本ハム9勝6敗
Bu 100000000  1
F  000010001× 2
勝:芝草うちゅー2勝1敗6S 負:パウエル9勝5敗
本:大村10、ジャイアン5、オバンドー17

 辻、先制タイムリー! 清水直、2失点の好投で6勝目!
GS神戸:オリックス8勝6敗
M  023000000  5
BW 000002000  2
勝:清水直6勝5敗 負:金田3勝6敗 S:小林雅1勝1敗15S
本:シェルドン9