球界トピックス

7月5日


東京ドーム:巨人8勝5敗
T  010000000  1
G  01001002×  4
勝:春風亭半ケツ7勝1敗
負:ムーア6勝6敗
S:河原3勝2敗15S
本:濱中11、今夜の松井さん17
 
春風亭半ケツ、粘りの7勝目! 今夜の松井さん、とどめのバックスクリーン弾!
前日、川相が悪夢のフル欠場に追い込まれながら、同じく元造反五人衆の一角・桑田の執念の力投により、辛くも勝ちを拾った巨人。完全無策一発依存の野放し野球と言う茂雄暗黒政権を彷彿させる不吉極まりない攻撃がまたしても展開された事で、この嫌な流れを断ち切る為にも、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、2番ショートの聖域にはリハビリモードを終えて一軍に上がったばかりのニックンが入り、更に、サードには手首を痛めている江藤,ファーストには依然として全力疾走が出来ない破戒僧・清原と、この上なく元気一杯の名手・川相を差し置いて揃いも揃っていつぶっ壊れてもおかしくない病み上がり内野陣が形成されると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発・春風亭半ケツは川相不在で不安感一杯で、初回、いきなり先頭のゼブラ今岡にライト線へ二塁打を浴びる不安な立ち上がり。このピンチは沖原のヘッポコバントに救われるなど、何とか切り抜けたものの、続く2回、一死から濱中にレフトスタンドへ11号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。1点を追う巨人はその裏、阪神先発・ムーアに対して、先頭の今夜の松井さんがライト前に弾き返すと、破戒僧・清原,江藤と連続四球で無死満塁。ここでガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、犠飛としては十二分のレフトフライとなり、松井さんが同点のホームイン。なおも、一死一、二塁と勝ち越しのチャンスだったが、村田,春風亭半ケツと倒れて二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。続く3回には二死からマッスル千代の富士が四球を選び、ムーアの暴投の間に二塁を陥れたものの、今夜の松井さんはサードフライに倒れて、マッスル千代の富士は二塁に釘付けとまたまた川相不在の弊害を露呈。4回には一死から江藤が歩いたものの、ガッツな貴公子・仁志はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く5回も村田,春風亭半ケツと連続三振を喫し、清水もサードゴロに倒れて三者凡退…と思いきや、これを片岡がエラー。この拾い物のチャンスに、ニックンがレフト前に弾き返して、一、二塁となった所でマッスル千代の富士がセンター前にポトリと落ちる幸運なタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。更に、今夜の松井さんが歩いて、満塁とチャンスを広げたものの、破戒僧・清原はサードゴロに倒れて三者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈頼りない打線に辟易と、不安なバックを背に、立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを続けて、阪神の追加点を阻んできた春風亭半ケツだったが、飛ばし過ぎの余波で、7回を終わった頃には既に、限界を通り越してグロッキー状態。その裏、その春風亭半ケツからの打順とあって、ここは名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木。しかし、ソーサ元木はどん詰まりのピッチャーゴロに倒れて、士気を削ぐと、続く清水もセカンドゴロに倒れて、二死。ここでムーアが左手人差し指のマメが潰れて降板するアクシデントが発生し、部坂が急遽マウンドへ。緊急登板で準備不足の部坂が相手だと言うのに、ニックンはあえなくライトフライに倒れて、終わってみれば三者凡退とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の8回、この回からマウンドに上がったM.T.チョンは川相不在とあって不安感一杯で先頭の矢野にセンター前へ弾き返されると、代打・田中シュータには簡単に犠打を許して、一死二塁のピンチ。ここでゼブラ今岡に対して、逆球を投じてしまうもこれが奏功して、ライトフライに打ち取るツキに恵まれると、続く代打・平下の痛烈なライナーもセンター真正面に飛ぶと言うこれまたラッキーに助けられ、ピンチを脱出。その裏、阪神3番手・遠山に対して、巨人は先頭のマッスル千代の富士がライト前に弾き返すと、続く今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ17号2ランを叩き込み、4点目。土壇場9回、万全を期す若大将・原監督は江藤を下げて、6番の打順に河原を、そして名手・川相を9番サードとして投入。毎度毎度、打順が終わったばかりの所へ入れられる不憫な扱いを受けていた川相だが、これで万一、追い付かれても、その裏、打席が回る川相が何とかしてくれるに違いないと気が楽になった河原は3人でピシャリと締め括り、皮肉にも川相の打席を与えない結果になってしまったものの、逃げ切りに成功。最後の最後で名手・川相が投入された事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人は4連勝となったが、相手のエラーで貰ったチャンスと、一発に頼る結果オーライな展開は相変わらずとあって、首位を固める為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう

 緒方、決勝11号ソロ! 粘投・高橋、5失点も7勝目!
広島:広島7勝3敗
S  022010000  5
C  20021010×  6
勝:高橋7勝6敗 負:河端1勝2敗 S:小山田1勝0敗19S
本:岩村9、ロペス5、緒方11

 カブレラ、先制&決勝2ラン! パウエル、10連勝ならず!
札幌ドーム:西武5勝6敗
Bu 030002000  5
L  20301000×  6
勝:オツ8勝4敗 負:パウエル9勝4敗 S:豊田4勝0敗13S
本:カブレラ21,22、川口4、阿部3

 小久保、2安打4打点! 山田、2ヶ月ぶりの5勝目!
福岡ドーム:ダイエー9勝2敗
M  000030000  3
H  20201111×  8
勝:山田5勝5敗 負:清水直5勝5敗
本:小久保18、井口9