球界トピックス

７月４日

東京ドーム：巨人８勝６敗
Ｄ　　２００００００２０　　４
Ｇ　　０１３０００１０×　　５
勝：桑田４勝５敗
負：朝倉５勝６敗
Ｓ：河原３勝２敗14Ｓ
本：江藤８、ニックン７、渡辺２
　名手・川相、悪夢のフル欠場！　桑田、執念の力投で東京ドーム初白星！
前日、最後の最後で名手・川相が投入された事により、辛くも逆転負けの危機を免れた巨人だが、川相不在時に完全無策一発依存の野放し野球と言う茂雄暗黒政権を彷彿させる不吉極まりない展開となったのは、相変わらず。この嫌な流れを断ち切る為にも、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、自らが指揮していた頃を思わせる無策な内容にご満悦の茂雄が調子ぶっこいて圧力をかけたのか、２番ショートの聖域にはリハビリモードを終えて一軍に上がったばかりのニックンが入り、更に、サードには手首を痛めている江藤，ファーストには依然として全力疾走が出来ない破戒僧・清原と、この上なく元気一杯の名手・川相を差し置いて揃いも揃っていつぶっ壊れてもおかしくない病み上がり内野陣が形成されると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人の先発は桑田。逆境に強いからと言う理不尽な要素で、川相不在でも好投を期待されてしまう桑田だが、茂雄の圧力によるものとあっては、流石に落胆の色を隠せず、初回、先頭の井端を歩かせると、森野にはライト線へ二塁打、福留にはレフト前へタイムリーを浴びて、あっと言う間に先制点を献上。更に、一死後、立浪にセンターへ犠飛を許して、この回、２失点と苦しい立ち上がり。その裏、巨人は先頭の清水がレフトフライに倒れると、ニックン，マッスル千代の富士と連続三振を喫して、三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。続く２回も、今夜の松井さん，破戒僧・清原と倒れて、あっと言う間に二死。ここで江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトポール際へ８号ソロを叩き込み、１点差。更に、ガッツな貴公子・仁志もショートへの内野安打で続いたものの、村田はサードゴロに倒れて、仁志は一塁に釘付けと川相不在が故のツメの甘さを露呈。２回以降、気力のこもった粘り強い投球を取り戻した桑田を何とか援護したい巨人は続く３回、一死から清水がセンター前ヒットで出塁。しかし、インケツパワーが充電しきらないとチャンスブレイクモードから解放されないニックンはあえなく空振り三振に倒れると、マッスル千代の富士もファーストゴロに倒れてチェンジ…と思いきや、膝を痛めて登録抹消となった詐欺師ゴメスに代わり、ファーストに入っていた渡辺が痛恨のエラー。拾い物のチャンスに、今夜の松井さんはライト線へ２点タイムリー三塁打を浴びせて、逆転に成功すると、続く破戒僧・清原もレフト前にポトリと落ちる幸運なタイムリーで、一気に２点のリード。なおも、チャンスの場面で江藤はショートゴロに倒れて、破戒僧・清原は一塁に釘付けとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。続く４回には二死から川相不在で打線がアテにならないとあっては自分が打つしかないとばかりに桑田が右中間を深々と破る執念の二塁打を浴びせたものの、続く清水はセカンドゴロに倒れて、桑田は二塁に釘付けとまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く５回にはマッスル千代の富士，破戒僧・清原が四球を選んで、二死一、二塁としたものの、江藤がセンターフライに倒れて二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。更に、６回には先頭のガッツな貴公子・仁志が三遊間を破るヒットで出塁。村田の犠飛と桑田のセンターフライで三塁まで進んだものの、清水はショートフライに倒れて、結局、無得点とまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。しかし、７回、ようやくインケツパワーが充電されたのか、ニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ７号ソロを叩き込み、５点目。更に、マッスル千代の富士，破戒僧・清原がヒットを放ち、一、二塁としたものの、それぞれに送られた代走が川中，福井と走塁センス溢れる名手・川相がまたも後回しにされた事に愕然としたのか、江藤，ガッツな貴公子・仁志とあえなく凡退し、二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。川相不在にもめげずに気力の投球を続けていた桑田だったが、直後の８回、江藤がファーストに回り、サードには名手・川相…ではなく、福井が入った事でガックリ来たのか、先頭の井端を歩かせて、ついに無念の降板。ここで代わった岡島は川相不在の不安感から、二死後、渡辺にレフトスタンドへ２号２ランを叩き込まれて、１点差。その裏、巨人は一死で岡島の打順となり、ついに名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのは斉藤。その斉藤はセンター前に弾き返して、何とか面目を保ったが、続く清水はあわやゲッツーのサードゴロ。続くニックンが歩いて、一、二塁となった所で川中の打順を迎え、今度こそ名手・川相が登場か…と思いきや、出てきたのはソーサ元木。しかし、ソーサ元木はサードゴロに倒れて二者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。そして迎えた土壇場９回、この回からマウンドに上がった悩める守護神・河原は最後の最後まで川相不在のマウンドを強いられながら、力投を続けた桑田の白星を潰す訳にはいかないと３人でピシャリと締め括り、ゲームセット。川相と並び称される藤田政権の遺産・桑田の活躍でチームの士気はやや上向き気配となったが、名手・川相がフル欠場に追い込まれた事で怒涛の拙攻三昧を展開し、相手のエラーで貰ったチャンスと、一発による得点だけと言う結果オーライな攻撃は相変わらず。波に乗り切れない古巣を不憫に思ったのか、クロマティが試合終了後にわざわざ出張ってきて、懐かしのバンザイパフォーマンスで盛り上げたものの、気休めになった程度。やはり、首位を固める為にも、一刻も早い名手・川相のスタメン起用が待たれる所だろう。

　ペタジーニ、決勝２ラン！　ホッジス、10勝一番乗り！
神宮：ヤクルト９勝７敗
Ｔ　　０００００００００　　０
Ｓ　　０００００２００×　　２
勝：ホッジス10勝２敗　負：川尻０勝１敗　Ｓ：高津０勝１敗20Ｓ
本：ペタジーニ18

　メカゴジラ、決勝タイムリー！　広島、６連勝ならず！
横浜：横浜７勝６敗１分
Ｃ　　０２０００２１００　　５
ＹＢ　０２０１２００１×　　６
勝：斎藤タカシ１勝１敗12Ｓ　負：小林３勝３敗
本：新井15、ディアス14