球界トピックス

６月２９日

神宮：ヤクルト８勝８敗
Ｇ　　０２００４００００　　６
Ｓ　　０２０００４０３×　　９
勝：五十嵐亮６勝１敗１Ｓ
負：ジョーベ博士１勝２敗
Ｓ：高津０勝１敗19Ｓ
本：今夜の松井さん15
　あまりにも遅過ぎた川相投入！　４点差跳ね返される屈辱的逆転負け！
前日、真中の拙守に救われて先取点をゲットしただけで、あとは完璧に抑え込まれる体たらくを演じながら、最後の最後で名手・川相が守備固めとして登場した事により、辛うじて勝ちを拾った巨人。打線に粘りと繋がりを持たせる為にも、この日こそ、当然、名手・川相がスタメン起用されると思われたが、２番ショートの聖域にはリハビリモードを終えて一軍に上がったばかりのニックンが入り、更に、サードには手首を痛めている江藤，ファーストには前日、死球を食らって途中退場した破戒僧・清原と、この上なく元気一杯の名手・川相を差し置いて揃いも揃っていつぶっ壊れてもおかしくない病み上がり内野陣が形成されると言う悪夢の川相後回しオーダーがまたしても炸裂したのだ。これにより、試合前から重苦しいムードに包まれた巨人は初回、ヤクルト先発・ホッジスの前にあえなく三者凡退と早くも川相不在の弊害を露呈。続く２回、今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。痛烈な打球だったが、角度が上がらず、ライトフェンス直撃の二塁打となると、続く破戒僧・清原がナベツネ曰く当たり屋の本領を発揮し、２試合連続の死球を食らった所で、江藤が珍しく三塁線へ綺麗なバントを決めて、一死　二、三塁。ここでホッジスのフォークを中井美穂の旦那・古田がパスボールを犯し、松井さんが労せずして先制のホームイン。更に、ガッツな貴公子・仁志が今季ホッジスに対して、巨人の右打者で初安打となるセンター前タイムリーを放ち、２点目を追加。仁志はすかさず二盗を決めると、村田が三振に倒れた後、ヒゲ入来が川相不在とあってはこんなチャンスはもう来ないかもしれないとばかりにライト前へ弾き返す執念の一打で二死一、三塁とチャンスを広げたものの、清水はセカンドゴロに倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。自らの執念の一打も報われず、落胆の色を隠せないヒゲ入来に対して、ヤクルトはその裏、寿司職人ラミレス，岩村の連打の後、三木が送って一死二、三塁となった所でこちらも投手のホッジスが三遊間をしぶとく破る２点タイムリーを放ち、あっと言う間に同点。３回には三者凡退、４回には二死からガッツな貴公子・仁志が歩くも、村田が倒れて、一塁に釘付けと立て続けに川相不在の弊害を露呈しまくる巨人は５回、一死から清水が一、二塁間を破って出塁。ここでバントの下手さっぷりには定評のあるニックンがまたもフェアグラウンドに転がす事すら出来ないヘッポコバントを敢行。やむなく強攻策に切り換えると、これがライト前ヒットとなる得意の結果オーライ野球で一、二塁となった所で、マッスル千代の富士がレフト線へタイムリー二塁打を浴びせて、勝ち越しに成功。なおも二、三塁の場面で今夜の松井さんが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトポール際へ弾丸ライナーで飛び込む１５号３ランを放ち、６点目。４点差がついたとは言え、川相不在の巨人ならば、追い付けるとばかりに勝負を諦めないヤクルトは６回、立ち上がりからペース配分無視の全力投球モードを続けてきていた事で疲れの見え始めたヒゲ入来に対して、寿司職人ラミレス，岩村と連打を浴びせる２回のＶＴＲを見るかの様な攻撃を展開。ここでこれまた三木が送りバントを敢行すると、川相不在で守備のリズムを崩したヒゲ入来の一塁への送球が三木にぶち当たるタイムリーエラーとなり、寿司職人ラミレスが一気に生還。更に、代打・池山が歩いて、無死満塁となった所で、ヒゲ入来はＫＯ。更に、代わった河本組長から真中がセカンドゴロ、アルモンテから宮本がショートゴロに打ち取られるも、この間に一人ずつ返って、１点差とすると、佐藤がレフト前へタイムリーを放って、ついに同点。追い付かれた巨人だが、川相不在で全く粘りがなく、６，７，８回と三者凡退に倒れ、完全に打線が沈黙。その裏、この回から破戒僧・清原が下がり、江藤がファーストへ、サードにはついに名手・川相が投入されたものの、またしても打順が終わったばかりの所へ入れられて、打席に立たせて貰えないであろう事を不憫に思った巨人５番手・ジョーベ博士は一死から真中にレフト前に弾き返されると、牽制球を投げる度にいちいち見苦しいブーイングを長々とかまし続けるヤクルト応援団の狡猾な精神攻撃にダウン寸前。更に、昨年、全くバントの必要のない場面で名手・川相のシーズン犠打記録を無理矢理、更新した宮本に対して、２球バントを失敗させたにも拘わらず、フルカウントから三遊間を破られて、一死一、三塁のピンチ。続く佐藤を空振り三振にとった後、ペタジーニを敬遠して、満塁となった所で中井美穂の旦那・古田にセンター前へ２点タイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。更に、寿司職人ラミレスを歩かせた所で、マウンドに上がった岡島が岩村にレフト前へタイムリーを浴びて、３点差。土壇場９回、ヤクルト守護神・高津に対して、４人出さなければ名手・川相に回らないと言う絶望的な状況に追い込まれた巨人は先頭の代打・ヒットマン後藤が見逃しの三振、代打・斉藤が空振り三振に倒れて、あっと言う間に二死。最後の打者・清水もレフトフライに倒れて、ゲームセット。あまりにも遅過ぎた川相投入が大きく響き、敗れるべくして敗れた巨人はまるで首位から陥落したかの様に重苦しいムード。結果オーライの展開に満足する志の低い野球をやっていては、平気でミスを犯す様にもなり、首位戦線を抜け出す事は考えられないとナインからは川相のスタメン起用を要望する声が噴出しており、首脳陣への不信感は高まる一方。この危機的状況を脱するには一刻も早く川相のスタメン起用が待たれる所だろう。

　キムタク、決勝２点打！　広島、打線爆発で借金完済！
ナゴヤドーム：中日６勝９敗
Ｃ　　００００６０４００　１０
Ｄ　　００１００１０２０　　４
勝：高橋６勝６敗　負：小笠原５勝３敗
本：谷繁11、キュラソ星人10

　平下、サヨナラヒット！　阪神、８連敗でストップ！
甲子園：阪神11勝４敗
ＹＢ　０２０００００１００　　３
Ｔ　　０００００１０２０１×　４
勝：バルデス１勝１敗13Ｓ　負：杉本１勝１敗
本：ロドリゲス12，13、濱中10

　吉岡、逆転２ラン！　パウエル、破竹の９連勝！
福岡ドーム：ダイエー７勝６敗１分
Ｂｕ　０２０２０００００　　４
Ｈ　　１０００００１１０　　３
勝：パウエル９勝３敗　負：山田４勝５敗　Ｓ：岡本３勝０敗17Ｓ
本：吉岡８、川口３、小久保17

　ベンちゃん、決勝９号！　日本ハム、再び借金生活！
東京ドーム：日本ハム５勝９敗
Ｌ　　０２０１０００１０　　４
Ｆ　　２０００１００００　　３
勝：ハンニバル３勝１敗　負：加藤０勝１敗　Ｓ：豊田４勝０敗12Ｓ
本：エバンス５、ＤＴクローマー13、ベンちゃん９

　立川、逆転グランドスラム！　ロッテ、最下位脱出！
千葉マリン：ロッテ５勝７敗
ＢＷ　０００２００００１　　３
Ｍ　　０１０００４２０×　　７
勝：清水直５勝４敗　負：具４勝４敗　Ｓ：高津１Ｓ
本：初芝８、高見沢３、立川２，３、フクーラ３、塩谷３